このページでは、Admin Consoleにユーザーを一括登録・一括編集を行う際に発生するエラーと、その対処法を説明します。
また、正しい手順で実行できているかの確認する際にもご活用ください。
■よくあるエラー1.
「ファイルのアップロード中に問題が発生しました。」
このエラーが発生する場合、以下の要因が考えられます。
1.異なるテンプレートを使用している
Admin Consoleには、CSVファイルをアップロードする処理が複数あります。
行いたい操作によって使用するテンプレートは異なります。
「CSVテンプレートをダウンロード」からダウンロードし、使用可能なテンプレートをご確認ください。
使用可能なテンプレートの種類は こちら をご参照ください。
2.入力した値が無効である
各フィールドと、必要な内容に相違がある可能性があります。
こちらのページを参考に、フィールドと必要な情報をご確認ください。
■よくあるエラー2.
「ヘッダー (CSV の最初の行) が存在しないか無効です」
このエラーが発生する場合、以下のいずれかもしくは複数の要因が考えられます。
・1行目に有効なヘッダーが存在しない。
・1行目のヘッダーが無効である。
・入力した値が無効である。
それぞれの対処方法につきまして、以下にご紹介します。
【1行目に有効なヘッダーが存在しない】
処理を行う内容によって、CSV ファイルのヘッダーが異なります。
操作内容とヘッダーの記述に間違い無いかご確認ください。
例1. ユーザー追加
ID のタイプ, ユーザー名, ドメイン, 電子メール, 名前 (名), 名前 (姓), 国名コード, ID, 製品構成, 管理ロール, 管理製品構成, ユーザーグループ, 管理ユーザーグループ, 管理製品, 開発者アクセス権
例2. ユーザー情報一括編集
ID のタイプ, ユーザー名, ドメイン, 電子メール, 名前 (名), 名前 (姓), 国名コード, ID, 製品構成, 管理ロール, 管理製品構成, ユーザーグループ, 管理ユーザーグループ, 管理製品, 開発者アクセス権
例3. ユーザーグループの一括追加
User Group Name, Description, User Group Admins, Assigned Product Profiles
例4. 製品プロファイルへのユーザー追加
ID のタイプ, ユーザー名, ドメイン, 電子メール, 名前 (名), 名前 (姓)
また、一括処理の種類によって、CSV をアップロードする場所が異なります。
例えばユーザー情報を一括編集する場合には、以下手順にて行います。
【一括編集の場合】
- 1. Admin Console の画面上部「ユーザー」に移動します。
- 右側の「・・・」マークをクリックして「ユーザーの詳細を一括編集」を開きます。
- 「CSV テンプレートをダウンロード」をクリックして、「現在のユーザーリスト」を選択してダウンロードします。
- ダウンロードした CSV ファイルを Excel などで開き、該当ユーザーの必要項目を入力します。
- 入力後 CSV ファイルを保存して、手順 2 の「ユーザーの詳細を一括編集」画面にてアップロードします。
※ 変更の無い行は無視して処理されます。
【1行目のヘッダーが無効である】
ヘッダーが無効になることは、以下 (a),(b) の要因が考えられます。
(a). ヘッダーが英語表記になっている。
Admin Console の設定によっては、ヘッダーが英語で書かれており、アップロード時にエラーが発生する事例がございます。
そのため、ダウンロードした CSV ファイルのヘッダーが英語表記の場合には、Admin Console を日本語表示に切り替えると、日本語のヘッダーがダウンロード可能になります。
【Admin Console を日本語に設定する手順】
- Admin Console 画面左下の言語名（English など）をクリックします。
- 言語の一覧より「日本語」を選択すると、Admin Console が日本語版になります。
- CSV テンプレートをダウンロードすると、ヘッダー部分が日本語表記のものがダウンロードされます。
(b). CSV ファイルが「UTF-8 BOM 付き」で保存している。
編集した CSV ファイルを文字コード「UTF-8 BOM 付き」で保存した場合、アップロード時に CSV ファイルが Adobe 側で正常に認識されない場合がございます。
CSV ファイル保存時の文字コードを「UTF-8N（UTF-8 BOM なし）」にすることで改善する事例がございます。
Excel やメモ帳などの一部アプリケーションでは、UTF-8 は必ず BOM 付きで保存されます。
以下の手順にしたがって、「Terapad」を使用して、「UTF-8N」で保存を行ってください。
なお、こちらのページでも操作方法をご説明しております。必要に応じてご確認ください。
＜Windows 用＞
- UTF-8N 形式の保存に対応しているテキストエディター TeraPad を入手します。
※TeraPad はこちらのサイトから入手可能です。
- TeraPad で CSV ファイルを開き、「ファイル」メニューから「文字/改行コード指定保存」を選択します。
- 「文字/改行コード指定保存」ダイアログボックスが表示されたら、「文字コード」メニューから「UTF-8N」、「改行コード」メニューから「CR+LF」を選択し、「OK」をクリックします。
- 「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示された場合は、ファイル名と保存場所を任意に指定し、「保存」をクリックします。
＜macOS用＞
フォーマットは標準テキストとして保存します。
保存時のダイアログボックスで、「標準テキストのエンコーディング」が「Unicode (UTF-8)」と表示されていることを確認してください。
【入力した値が無効である】
CSV に入力する項目につきましては、以下リンク先の公開文書に記載しております。
" 説明 " に各項目の意味と入力内容、" 必須/オプション " に入力必須かどうかを明記しているのでご確認ください。
※ 「エンタープライズ版ユーザーの場合」をクリックすると入力項目の詳細が展開されます。
該当する入力項目は以下となります。
-------- 入力項目 --------
□ 「名前（名）」： ユーザーの名、任意の文字列
□ 「名前（姓）」： ユーザーの姓、任意の文字列
□ 「国名コード」： 日本を意味する「JP」と入力します
-------- ここまで --------
＜一括による手順＞
- 上部にある「ユーザー」タブをクリック
- 「CSVでユーザーを追加」をクリック
- 「CSV テンプレートをダウンロード」をクリックし、現在のユーザーリストまたは CSV 標準テンプレートのどちらかをダウンロード
4.ダウンロードしたCSV ファイルを開き、CSV ファイルを編集
ご入力いただく部分は以下となります。
＜必須項目＞
・ID のタイプ ※Adobe ID、Enterprise IDなど
・ユーザー名 ※ユーザーの電子メールアドレス
・ドメイン ※「Enterprise ID」や「Federated ID」の場合は入力必須、Adobe IDの場合は不要です。
・電子メール ※ユーザーの電子メールアドレス
・名前 (名) ※任意のお名前 (名)
・名前 (姓) ※任意のお名前 (性)
・国名コード ※ 日本の場合 JP となります。
＜任意の入力項目＞
・製品構成 ※製品割り当ても併せて実施したい場合は、製品プロファイル名の入力をお願いいたします。
5. CSV編集が完了後ファイルをドラッグ＆ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックし、コンピューター上のファイルを選択
6. 「アップロード」をクリック
■参考ページ
項目：ユーザーの追加
項目：ユーザーの詳細編集
項目： CSV ファイル形式
ユーザーの CSV 一括アップロードに関するトラブルシューティング
CSV ファイルで一括登録するとエラーが発生する | Admin Console
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