「体験版」や「サブスクリプションの有効期限切れ」と表示され利用できない
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この文書では、エンタープライズ版のライセンスにて製品起動すると、「体験版」や「サブスクリプションの有効期限切れ」と表示され有償版としての利用ができない場合についてご紹介します。
■目次
[A] ログイン時のプロファイル選択について
[B] 自動プロファイル選択オフ
[C] 証明書、資格情報削除
[D] Creative Cloud デスクトップの関連ファイル削除、再インストール
[E] 共有デバイスライセンスをご利用の場合
[A] ログイン時のプロファイル選択について
ご法人様でのご契約の場合、ユーザーはログイン時に法人用プロファイルを選択していただく必要がございます。
体験版や有効期限切れと表示されている場合、個人用プロファイルでログインしていることにより、製品の認証が正常に行えていない可能性がございます。
Creative Cloud デスクトップ上で以下の操作により、法人用プロファイルでログインすることにより事象が解消するかご確認いただきますようお願いいたします。
なお、ログイン時の画面遷移はご利用いただいているID種別により、異なる場合がございます。
■Adobe IDの場合
- Creative Cloud デスクトップを起動
- 右上のアカウントアイコンをクリックしログアウト
※既にログアウトされている場合はログイン画面が表示されます。
- メールアドレスを入力
- 「個人のアカウント」を選択
- 表示されている組織名を選択しログイン
■Enterprise IDの場合
- Creative Cloud デスクトップを起動
- 右上のアカウントアイコンをクリックしログアウト
※既にログアウトされている場合はログイン画面が表示されます。
- 表示されたログイン画面に ご利用されるユーザーIDを入力
- アカウント選択画面で「会社または学校のアカウント」を選択
- ログインパスワードを入力
- プロファイル選択画面で「会社または学校のプロファイル」を選択
※この画面は表示されない場合がございます
- 表示されている組織名を選択しログイン
■Federated IDの場合
- Creative Cloud デスクトップを起動
- 右上のアカウントアイコンをクリックしログアウト
※既にログアウトされている場合はログイン画面が表示されます。
- 表示されたログイン画面に ご利用されるユーザーIDを入力
- アカウント選択画面で「会社または学校のアカウント」を選択
- シングルサインオンの認証画面に沿ってログイン
- プロファイル選択画面で「会社または学校のプロファイル」を選択
※この画面は表示されない場合がございます
- 表示されている組織名を選択しログイン
[B] 自動プロファイル選択オフ
Creative Cloud デスクトップでの再ログイン時に法人用プロファイル選択画面が表示されない場合、アカウント設定にて自動プロファイル選択が有効になっている可能性がございます。
以下の設定をご確認いただき、自動プロファイル設定が有効になっている場合は無効に変更し、項番1の再ログインをお試しください。
<手順>
- Adobeホームページにアクセス
2. 右上のアカウントアイコンをクリックし、「アカウント表示」をクリック
※右上に「ログイン」と表示されている場合は、ログインのご実施ください。
3. 上部[アカウントとセキュリティ]>ログインとセキュリティの順でクリック
- 「プロファイルの自動選択」をオフに変更
[C] 証明書、資格情報削除
正しいプロファイルでログインしているにもかかわらず、製品の認証に問題がある場合は、端末内に保持されている認証情報に問題がある可能性がございます。
以下の手順で証明書と資格情報を削除していただき、再ログインのご実施ください。
■認証情報の削除
ご参考となるヘルプページはこちらにご用意しております。
ページ内の以下の項目をご参照ください。
・項目:Adobe Intermediate CA 証明書と Adobe Content 証明書を削除する
・項目:アドビユーザー証明書とアドビアプリケーション証明書を削除する
なお、Windows をご利用の場合は、"アドビユーザー証明書とアドビアプリケーション証明書を削除する"の項目はコマンドで一括削除が可能です。
コマンドでの削除手順は以下をご参照ください。
【コマンドでの削除手順】
- Windows の検索ボックスから「コマンドプロンプト」と入力し、管理者として実行
- 以下2つのコマンドを実行
for /F "tokens=1,* delims= " %G in ('cmdkey /list ^| findstr /c:"Adobe App "') do cmdkey /delete %H
for /F "tokens=1,* delims= " %G in ('cmdkey /list ^| findstr /c:"Adobe User "') do cmdkey /delete %H
- Creative Cloudデスクトップで再ログインを行う
[D] Creative Cloud デスクトップの関連ファイル削除、再インストール
いずれの手順でも改善がない場合は、認証を管理しているCreative Cloud デスクトップが正しく動作していない可能性が考えられます。
以下の手順をご参考いただき、認証関連ファイルの削除ならびにCreative Cloud デスクトップの再インストールをご実施ください。
※既にインストール済みのCreative Cloud製品(PhotoshopやIllustratorなど)やAcrobatはアンインストールする必要はございません。
手順につきましてはこちらのページで画像付きで紹介しております。
※手順1~5を実施します。
[E] 共有デバイスライセンスをご利用の場合
共有デバイスライセンスは専用のインストールパッケージをAdmin Consoleで作成し、そのパッケージからインストールすることにより認証が可能となる製品でございます。
そのため、ユーザー指定ライセンスのCreative Cloud デスクトップをインストールした場合、体験版や有効期限れの表示となります。
共有デバイスライセンスのご契約において、体験版や有効期限切れと表示される場合につきましては、以下の手順で作成したパッケージを使用しCreative Cloud デスクトップを上書きインストールしてください。
また、インストールにご利用いただいたパッケージに多数の製品を含んでいる場合、問題の切り分けとしてCreative Cloud デスクトップのみのパッケージを作成し、インストールが完了するかご確認ください。
以下にパッケージ作成手順を記載いたします。
■Creative Cloud デスクトップのみのパッケージ作成手順
ご参考となるヘルプページはこちらにご用意しております。
【パッケージ作成時の注意事項】
・ヘルプページ内 手順5では、 mac OSをご利用の場合「OS 言語を使用」が有効であると、パッケージ作成時に選択した言語よりもPCの構成に関連するシステム言語を優先され、指定した言語でのインストールされない場合があります。
mac OSでシステム言語と異なる言語でインストールする場合は、「OS言語を使用」を無効に設定することを推奨します。
・ヘルプページ内 手順6で、アプリの選択画面で パッケージに含める操作がご紹介されておりますが、何も追加せずに「次へ」のボタンを押していただくとCreative Cloud デスクトップのみのパッケージが作成できます。
・ヘルプページ内 手順9では、パッケージの件名を半角英数のみで入力してください。
・インストール済みのCreative Cloud製品(Photoshop等)はアンインストールする必要はございません。
