セキュリティ保護されたPDFの埋め込みフォントが解除される？

[niku miso]

初めて質問します。

とある大学の在学証明PDFを提示されたのですが、その在学証明のフォントが大学独自のものではなく、一般的なTimes書体に置換されていました。このことについて当人に確認すると

「（SNS上にアップするため）セキュリティ保護されたPDFに墨消し処理をするためにChromeでPDFを開いて編集可能なPDFに書き出しをした際、埋め込みフォントが解除されてフォントが変わった」と主張しています。

実際自分でもやってみたのですが、Chromeから書き出した後は

「ラスタライズされて画像になる」「埋め込みフォントはそのまま」の二択でした。

実際に、セキュリティ保護されたPDFの埋め込みフォントが解除されてフォントを置換するような状態になる現象は発生しうるのでしょうか？

Illustratorで開けば置換されることもあるでしょうが、Acrobatで作業したと主張しています。

[Uske_S]

整理させていただくと、起きた現象としては

• PDFの一部のフォントが「Times」に変わった

疑われる原因（とそのタイミング）として

• Google ChromeによるPDF出力時

という理解でいいでしょうか？

そのPDFを利用してAcrobatで作業されたということですよね。

いくつかお聞きしたいのですが、

• 編集を加えた箇所とフォントが変わった箇所は同一ですか？
• Google Chromeでは何か作業をされましたか？
• Actobatでは具体的にどんな作業をされましたか？
• niku misoさんが検証されたマシンでも、Acrobatで同様の作業をされて再現されますか？
• 使われたOS（MacかWindowsか）はわかりますか？

あくまで僕の想像ですが、Googole Chromeから編集可能なPDFを書き出すタイミングよりも、Actobatで何か編集を加えたタイミングでフォントが変わってしまった、というほうが可能性としては高い気がします。

[niku miso]

返信ありがとうございます。

・埋めこまれていた学校独自のフォントが全てTimesに変わっていました。

・Chromeでは変換のみ

・Acrobatでは、墨消し機能を使用しています

・自分はWindoowsで、他の方の学籍証明PDFを使わせてもらって現象を再現しようとしましたが記載の通り

・相手はMacです

原本では基本的にヘッダーやフッターもテキストで入力されていたのですが

提出された学籍証明書のヘッダーやフッターの部分は画像になっていました。

そしてフォントも全てTimesフォント。

明確に証明書の効果を成していないのですが、「これ偽物だろ」と言うには

勝手に書体が変わったという部分を詰めるしか無い状態でして…。

（証明書にも仕様がいくつかあるようで、ヘッダーやフッターでの追求は確実ではない）

[Uske_S]

実際にその方のマシンで再現性があるかどうか、みたいな話になりそうですね。

>実際に、セキュリティ保護されたPDFの埋め込みフォントが解除されてフォントを置換するような状態になる現象は発生しうるのでしょうか？

というのがもともとのご質問ですが、「発生しない」とも言い切れない（言い切れるだけの判断材料がない）という印象です。

そもそも、セキュリティ保護されたPDFを、無理やり保護を解除してPDFを複製する、といった行為に経験がないもので…

お役に立てずすみません。

[assause]

Chrome系ブラウザーで印刷機能を使って「PDFを保存」を使うと確かにセキュリティ解除されてしまうことがあるうえで、それはもう、ある意味別物のPDFといえます。

Chromeが持つ、Adobeとは全く無関係の互換PDFエンジン（手元で確認したら「PDFium」）で再生成されるうえで、PDFとしての構造も変わります。

こうなると元の情報とは異なる結果になってしまうのはやむなしでしょう。

またこのような互換エンジンで生成されたPDF自体、Acrobatで正常に開ける保証もありません。

なのでリスクありきでこの利用を行うということが必須です。

（本当はセキュリティ突破をこの逃げ道で行うこと自体がどうなのか、というのもあります）

[niku miso]

証明書の効果を発しないのは当然なのですが、

「墨消し作業でフォントが置換された」という主張に違和感を感じ、

そんなことある？と有識者に聞いてみたかったという状態です。

Illustratorで開けばフォントの置換が発生しますが、Acrobatでフォントが置換されるというのは聞いたことがないので…。

[Quick Timer]

横から失礼します
MacOSでのChromeの印刷制御には２種類あって
ファイル＞＞印刷
から
A:システムのダイアログを使って印刷
と
B:そのままChromeから印刷
があります
A:システムのダイアログを使って印刷の場合は
通常の印刷と同じで
PDFをCUPSプリンターのバックエンドに渡します
が

B:そのままChromeから印刷（PDFファイルへ印刷も同義）
の場合
私の記憶が確からなら
/Chrome.app/Contents/MacOS/Google Chrome\" --headless --print-to-pdf=PDFファイル
で
いわゆる『ヘッドレス』機能でChrome内部でPDFファイルに印刷している『はず』ですから

今回の対象のケースは
Chrome.appでPDFに正しくフォントが埋め込めなかった
になるのではないか？と
なら
ちょっと検索してもらえれば
--headless環境でのfontの埋め込みがアレな記事が色々出てくると思います

なので
フォントの埋め込み解除の問題は
Chromeの問題でPDFの問題じゃない『可能性が高いかな？』と
（Chromeが正しくフォントを埋め込みできていない可能性な意味です）
（ここ…ちょっと自信ないですのであくまで参考で）
参考まで

[assause]

元のファイルの状態にも影響しますし、PDFの構造が正常ではない場合、その後の処理次第では置き換わる可能性はあり得ます。