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印刷用のPDFデータの確認をした際、Acrobat XI ProとAcrobat 9 Proでは、
出力プレビューで確認できる濃度が違います。
微妙な違いではなく、10%以上の違いです。
どうしてでしょうか。
どちらを信じたらいいのでしょうか。
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同じPDFを見た際に、色分解の数値で10%以上の濃度違いが出ているということでしょうか。
それとも、単に画面表示で10%以上の濃度差のように見えるという話でしょうか。
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色分解で濃度差があります。
CMYKそれぞれの差や、すべてのパーツごとには比べていませんが、特定のパーツ部分の
「領域全体をカバー」の数値差が10%以上あることを確認しています。
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比較バージョンが違う点が恐縮ですが、
Acrobat Pro 9.5.5とAcrobat DC Pro 2015.017.20053で、同じPDFで比較しましたが、
特に数値上の差異を見出すことはできませんでした。
下記はDCで確認した際のダイアログです。

シミュレーションプロファイルその他の設定は、Acrobat 9/DCともに同一です。
これらの設定が異なっている場合は結果は勿論変わってきますので、
まずは統一された状態かどうかの確認が必要になりそうです。
また、影響を受けている部分の属性も気になるところです。
オブジェクトインスペクターに切り替えて、該当部分をクリックして、
カラースペースや属性情報等の確認を行ってみてください。
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ほぼ同じ個所の数値です。
360%以上で緑になっている方がAcrobat 9 Pro、もう一方がAcrobat XIです。
画面キャプチャですので、見た目の色は違います。


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自然画のビットマップ画像の場合、ピクセル単位で濃度は異なることが一般的ですから、
正確に同一座標を示しておく必要があります。
画面上の表示では同一色に見えても、少し座標がずれただけで数値が大きく異なるのは
普通にある話なので、厳密に確認されているかどうか気になるところです。
場合によっては該当画像をTouch UpにてPhotoshopで開き、
そちらで完全に同一ピクセルを選択して確認のほうがいいかもしれません。
ところで別観点なのですが、それはオフセット印刷用のデータなのでしょうか。
そうだとしたら、どちらの数値においても濃度が高すぎると思いますので、
データとしては再処理されるのが望ましいように思いますが。
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assauseさん> TAC値については、XIの数値が正しければ仕様範囲内で問題ありません。
36077711さん> 原因は不明ですが、JP2001CoatedでPhotoshop,Illustrator,InDesign一貫して作成されているなら、XIの数値が正しいと思います。Japan Color 2001 Coatedでは、自然画像を分解して数値がCMY<Kになることは色域の全域でありえません。Acro9の数値はその点でおかしくて、何か別のシミュレーションプロファイルが当たってしまっているものと考えます。
シミュレーションプロファイルから何か別の2001が見つかれば、それを当ててみてはいかがでしょうか。あるいは(近似ですらありませんが、傾向が似ている日本製プロファイルとしての)2011を
からDLして、9/XI両方で当ててみて数値が一致するか確認してみてください。
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