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AE初心者の質問です。
使用環境は
iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
4 GHz Intel Core i7
メモリ 32 GB
AEのバージョン 15.1.2
ロトブラシを使って、クリップの人物だけを抜こうと作業をしているのですが、最初はプレビューから次のフレームに順調に進めるのですが、途中から表示にすごく時間がかかるようになります。
何か設定とかで改善するのでしょうか?
クリップは27秒ほどのものです。プレミアプロからコンポジションにおきかえました。
また、ロトブラシを使用するときに、フレームを59.94に変更してくださいと、メッセージが出たのでコンポジション設定で変更しました。
変更しなくてもよかったのでしょうか?元の素材は、29フレームのAVCHDです。
とりあえず、トロブラシの作業を終えて、レンダーキューに追加をして、ロスレス圧縮(アルファ付き)でレンダリングを始めたのですが
3時間を経過して、21秒を過ぎたところまでしか進んでいません。
私の使用している環境では、いたしかたないことなのでしょうか?
それとも、私の使い方が悪いというか、何か事前に設定や使用方法なので回避出来ることなのでしょうか?
元々、ロトブラシを使用して27秒のクリップが長すぎるのでしょうか?
このあとも同様の作業を進めないといけないので、アドバイスなどがあれば
よろしくご教授をお願いします。
AE初心者です。
>8分で、レンダリングが終わりました!
メモリーは32GB搭載ですので問題ないと思いますが、グラフィックカードに搭載のビデオメモリーが少ない可能性があります。その関係で、ロトブラシエフェクトをかける時間が長いとメモリー不足になり処理時間が長くなったと推定されます。参考のため私のグラフィックカードのビデオメモリーは8GBです。
>また、アドバイスなどあればよろしくお願いします。
①ロトブラシをかける映像を30pにして試してみたらいかがでしょうか。
Premiere Pro CC2018で、ロトブラシをかける部分をワークエリアバーで指定し、「形式;H.264」、「プリセット;High Quarity 1,080p HD」にして.mp4ファイルで書き出し、このファイルをAfter Effectsに読み込み、コンポジションを「プリセット;HDTV 1080 29.97」に設定し、ロトブラシエフェクトをかけます。
この場合、解像度はそのままです。フレームレートは「29.97」でOKだと思いますので、処理するフレーム数が半分になり早く処理が終わると推定されます。
下図はコンポジション設定内容です。
デュレーショ
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お早うございます、xliberoさん
>変更しなくてもよかったのでしょうか?元の素材は、29フレームのAVCHDです。
そのメッセージが表示された場合は、59.94に変更してください。
私、以前CS5使用し、AVCHD 1920×1080 インターレース 29.97fps映像で初めてロトブラシ使用時、同メッセージが表示され、アドビサポートから59.94に変更との指示を受けた記憶があります。。
フレームレートは、新しくコンポジションを作成し直さなくても、メニューの「コンポジション」→「コンポジション設定」を選択し、開いた「コンポジション設定」ウィンドウの「フレームレート」項で変更できます。
>3時間を経過して、21秒を過ぎたところまでしか進んでいません
私の経験では、ロトブラシは高性能GPUが必須だと思っています。
GPUパワーが十分でない場合、ご提示のような症状が出る可能性があります。
CS5使用時のGPUはNVIDIA GeForce GTX265?でしたが、5秒のレンダリングに約30分要したと記憶しています。
先程、Windows 10(v1803)+After Effects CC2018(v15.1.2)+NVIDIA GeForce GTX1080で、AVCHD 1920×1080 インターレース 29.97fps 5秒の映像でレンダリングを試してみましたが、30秒くらいかかりました。
>何か設定とかで改善するのでしょうか?
解像度を落として試してみたらいかがでしょうか。多少画質が劣化すると思いますが。
Premiere Pro CC2018で、ロトブラシをかける部分をワークエリアバーを指定して、「形式;H.264」、「プリセット;High Quarity 720p HD」で書き出し、このファイルをAfter Effectsに読み込み、コンポジションを「プリセット;HDV/HDTV 720 29.97」に設定しロトブラシをかけます。
この場合は、フレームレートは29.97でOKかも知れません。
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150kwさん
いつもご丁寧な回答、アドバイスありがとうございます。
結果的に、27秒のクリップはレンダリングに12時間かかりました。
もちろん、タイムマシンはオフにして、省エネルギー設定もHDをスリープしないに設定して、他ソフトも終了しての状況です。
>そのメッセージが表示された場合は、59.94に変更してください。
そうですよね。それは設定を変更して、今回作業してレンダリングしました。
>GPUパワーが十分でない場合、ご提示のような症状が出る可能性があります。
ちなみにiMacに搭載している、GPUは、AMD Radeon R9 M390 2048 MB になります。
確か、アドビ製品には非対応というか、推奨ではなかったとは思いますが・・・
この影響が根本的な原因ですかね?
>解像度を落として試してみたらいかがでしょうか。多少画質が劣化すると思いますが。
そうですね。ただやはり劣化するのが怖いです。大型のスクリーンに映し出しての使用となるので
可能な限りよい状態でとは考えております。
まだ、同じ作業をしないといけないのですが、クリップを短くカットして、レンダリングして書き出したロスレス圧縮のものをつないでいくしか作業効率あげる方法はないでしょうかね?
プレミアプロからリンクコンポにしても、プレミアプロでの反映に時間がかかるので、ロスレス圧縮(アルファ付き)で書き出してプレミアプロに持って行った方が、プレミアでもスムーズに反映するので、その方法を選択しました。
AEでの設定で、レンダリングをGPUとかソフトウェアとかの設定ってプレミアプロみたいにした方が良いのでしょうか?少し前のAEのバージョンだと立ち上げるたびに、レンダリングに関してアラートというか、何かメッセージが出ていたのですが、今回は立ち上げても何も出ずにそのまま作業が出来ているので、特に気にしていなかったのですが、そのあたりも何か、手を加えた方が良いのでしょうか?
それにしても、27秒のクリップに12時間はかかりすぎでは?ないでしょうか?
それとも、それくらいはかかることもあるのでしょうか?
それが普通にあることならば、覚悟を決めて作業に取り組みますが・・・
いづれにしても、ロトブラシを使用して、人物を切り抜き、背景合成をしたいのですが、作業ができる限りスムーズに行く方法は、他にはないでしょうか?
私が、アフターエフェクトを理解をしていないというのが、一番の問題とは認識をしておりますが
引き続き、ご教授を願えればと思います。
よろしくお願いします。
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14秒のクリップを同じように、プレミアプロからコンポジションに置き換えでアフターエフェクトに送り
ロトブラシを使用して、作業をしたのですが
前の27秒のクリップの時とは違い
最後まで、次のフレームをクリックして進めて行くと、動画も追従されてかわっていきました。
29.97を59.94に変更しているので、だいたい2フレーム進めると動画も動いてくます。
レンダーキューに追加をして、レンダリングをしたのですが
なんと!!
8分で、レンダリングが終わりました!
14秒のクリップで8分もどうかと思いますが、12時間比べれば、全然許容範囲となります。
特に前との作業の環境や設定の変更はありません。
単に14秒と27秒という違いしか無いのですが、20秒の壁みたいなものが存在するのでしょうか?(笑)
27秒のクリップの時は、あまりにも長くかかっていたので、レンダリングを中止して、レンダーキューに追加したものも削除して
何回かレンダーキューに追加にして試しても、AEを再起動して試しても、改善はなかったです。
考えられる原因は何か知りたいです。
同様の作業はまだまだありますので
取り急ぎ現状のご報告と
また、アドバイスなどあればよろしくお願いします。
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ロトブラシ以外の方法としては、
人物を切り抜く専門の職種があって、特に3D映画のエンドタイトルでは、ロトスコープという職種のスタッフ名が多数掲載されています。
ロトスコープの代表的なソフトの一つである Mocha(機能制限版)が、After Effectsにバンドルされているので、これを使うのが一つの方法です。
*Mochaの製品版はGPUアクセラレーションで処理が速くなります。
始め方:
Newly Updated: mocha AE CC for Adobe After Effects Creative Cloud 2014 - YouTube
人物の切り抜きの基本:
Mocha Tips: Create Roto Masks With Less Keyframes - YouTube
また、Premiereでも搭載されて使い慣れたマスクトラックでも、After Effectsにはペンツールをを切り抜きに適したロトペジェに変更できますし、複数のマスクを同時にトラックできたり、処理速度もPremiereより速いです。
Mochaには劣りますが、利用できます。
<追記>
Premiereからコンポジションに置き換えたとありますが、After Effectsに直接 動画を読み込んで作業された方がトラブルは減ると思います。
ロトブラシの場合、最初と最後のフレームが正常にマスクが作成されていても、途中のフレームで余分な箇所が選択されていたり、選択範囲が不十分だったりする事があるので、プレビューで確認が必要です。
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Mukaidaさん
アドバイスならびご教授ありがとうございます。
Mochaというのは初めて知りました。
ご丁寧にリンクの掲載ありがとうございます。
YouTubeもみさせていただきました。
勉強になります。試させていただきたいと思います。
アフターエフェクトは初心者なので頑張ってみます。
そうなんですよね。
プレミアプロのマスクトラックだと追従がそんなにうまくいかないのです。
切り抜きの基本の動画のように動きが激しいわけではありませんが、少し顔が左右上下に動く程度なのですが・・・
アフターエフェクトのロトペジェも調べてみます。
>After Effectsに直接 動画を読み込んで作業された方がトラブルは減ると思います。
なるほど。
そうなんですね!トラブルが減るのは有り難いです。
ただ、先にも書きましたが、初心者なので新規コンポジションの作成をしたことないという変わり者です(笑)
いつも、プレミアプロからコンポジションに置き換えか、テンプレートを購入して利用している程度でしたので
これを機会にアフターエフェクトも頑張ってみます。
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マスクトラックは、顔を認識してトラッキングする機能も利用できます。
ただし、顔だけです。
新規コンポジションの作成については、プロジェクトパネルに読み込んだ動画をマウスでドラッグして、プロジェクトパネルの下部にある「新規コンポジションを作成」アイコンの上でドロップすれば、読み込んだ動画の設定でコンポジションが作成されます。
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Mukaidaさん
ご丁寧にご返信ありがとうございます。
また、私の疑問にも、ご親切にお答えいただき感謝です。
ありがとうございます。
やはりいろいろとアフターエフェクトは出来ることが多くて、クオリティが高いですね。
ちょっといろいろと試させていただきたいと思います。
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>8分で、レンダリングが終わりました!
メモリーは32GB搭載ですので問題ないと思いますが、グラフィックカードに搭載のビデオメモリーが少ない可能性があります。その関係で、ロトブラシエフェクトをかける時間が長いとメモリー不足になり処理時間が長くなったと推定されます。参考のため私のグラフィックカードのビデオメモリーは8GBです。
>また、アドバイスなどあればよろしくお願いします。
①ロトブラシをかける映像を30pにして試してみたらいかがでしょうか。
Premiere Pro CC2018で、ロトブラシをかける部分をワークエリアバーで指定し、「形式;H.264」、「プリセット;High Quarity 1,080p HD」にして.mp4ファイルで書き出し、このファイルをAfter Effectsに読み込み、コンポジションを「プリセット;HDTV 1080 29.97」に設定し、ロトブラシエフェクトをかけます。
この場合、解像度はそのままです。フレームレートは「29.97」でOKだと思いますので、処理するフレーム数が半分になり早く処理が終わると推定されます。
下図はコンポジション設定内容です。
デュレーションは、「1500」と連続タイプすれば「0;00;15;00」とセミコロンが自動的に入力されます。これは他のAdobeソフトで共通の方法です。Premiere Pro CC2018でも同じです。
尚、私の場合ですが、映像素材を直接After Effects CC2018に読み込み、ロトブラシエフェクトをかけて.aepファイルで書き出します。それをPremiere Pro CC2018に読み込み、ビデオトラックに配置後、レンダリングをかけています。
②デスクトップPCの場合、高性能GPUに換装する方法もあります。
しかし、高性能GPUは一般的に消費電力が大きくなりますので、PCの電源能力を十分に検討する必要があります。
今回は無理だとしても、次回PCを購入される場合は、GPUの性能も十分検討されると良いです。
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150kwさん
ご丁寧に解説していただき、設定のスクショも分かりやすく、ありがとうございます。
ほんと、毎回親切な回答、アドバイスありがとうございます。
私のビデオメモリーは2GBでした。
アドバイスいただいた、H264 High Quarity 1,080p HDの書き出して、AEでロトブラシの作業ということですが
この場合は、やはり画質は劣化はかなりするものなのでしょうか?
それとも、ある程度の許容範囲でしょうか?
やはり、150kwさんが、されているように映像素材をAEに読み込み、ロトブラシの作業をして、.aepのファイルをプレミアに読み込んだ方がベストの選択でしょうか?
素敵なアドバイスをいただいているのに、私の知識不足と情報量&勉強不足のため、質問ばかりで申し訳ありません。
そうですね!
iMacproを狙ってはいるのですが、カスタマイズするとかなりの価格になるので(笑)
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>この場合は、やはり画質は劣化はかなりするものなのでしょうか?
フレームサイズは1920×1080で同じですが、インターレースからプログレッシブ映像になるため厳密にはパラパラ感が出るかと思いますが、気にするほどではないと思います。
画質は他にビットレートが関係しますが、ビデオカメラで撮影時のビットレートが約17Mbpsの場合は初期設定値のままで良いと思います。約24Mbpsの場合は「ビデオ」タブ内で、ターゲットビットレート25~30Mbps、最大ビットレート30~35Mbpsくらいにすると良いと思います。
画質、時間のどちらを優先するか、まずは試してみたらいかがでしょうか。
>.aepのファイルをプレミアに読み込んだ方がベストの選択でしょうか?
ベストの選択かどうかは分かりませんが、私はその方法が良いと思ってやっています。
Mukaidaさんは、<追記>の書き込みでその件について触れていますのでご覧ください。
>カスタマイズするとかなりの価格になるので(笑)
そうですよね。After EffectsやPremiere Proは大変金食い虫ですよね(笑)。
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150kwさん
何度も何度も、ご回答にアドバイスありがとうございます。
貴重なお時間をたくさんいただき感謝です。
そうですね!とにかくいろいろと時間の許す限り試してみたいと思います。
やはり、金食い虫だったのですね(笑)
でも、使いやすくて便利なので、頑張るしかないですね(笑)
ファイナルカットスタジオ(FCP7)から移行して、かなり慣れてきたのですが
これからもよろしくお願いします。
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横から失礼します。
動画のフォーマットについてですが、Macをお使いになっているので、ProRes またはファイルの容量が気にならなければ、QuickTImeの「アニメーション」が最適です。
連番静止画でも構いません。
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Mukaidaさん
ありがとうございます。
ホントに感謝しかないですね、ここまで気にしていただいてありがとうございます。
ProResは、確かによく使います。
QuickTimeのアニメーションというのは書き出したことがないです。
アニメーションという名前で全く関係ないと思っていました(笑)
ProResより容量が大きくなるけど、最適なんですね?アフターエフェクトで使う場合は?
とても勉強になります。
これも試して見たいと思います。
ありがとうございます。
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アニメーションは、圧縮しないのでファイルサイズは大きくなりますが画質は最高になります。
ProResでも高画質の方式を選べば、問題ないと思います。
プレイヤーで再生する高圧縮方式の中には、複数のフレームをまとめて圧縮している場合があるので、1フレームごとにエフェクトを適用するAfter Effectsでは不向きになります。
また、インターレース解除を行う場合は、プロジェクトパネルにある動画を右クリックして、「フッテージの変換」「メイン」を選択して、フィールド分割を「オフ」にすれば変換できます。
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Mukaidaさん
ありがとうございます。
素晴らしいTipsまでありがとうございます。
なるほど!納得です。
いや〜ホントに何度も書きますが
勉強になります。そして感謝です。
ありがとうございます。
とにかくチャレンジしていきます。
初歩的な質問ばかりをすると思いますが、今後ともよろしくお願いします。