「このドキュメント内のリンクされたオブジェクトの一部が更新されました」と表示される件について

[mamoumn]

以前から、2023で制作していたファイルを2024で開くと「このドキュメント内のリンクされたオブジェクトの一部が更新されました」と表示されます。開く時に一時的に半透明のマットで表示されすぐ消えるため見落とすレベルの極めて弱いアラートです。

完成データをサブマシンで入稿前に確認用に開くだけだったので、リンク画像も揃っていてリンク外れもなく、データ自体には問題がありません。
2024上で上書き保存すれば2度と出ないので、バージョンを跨ぐ上での何かの引っ掛かりという感じだと思いますが、2023作成→2024開く流れの中で毎回見るので気になっていました。

検索してもこの件に触れているトピックが無いようでしたので、もしご存じの方いらっしゃいましたらご教授くださいませ。実害は特に無く（？）、下位バージョン制作ファイルを開く時だけなので、実務上はスルーの一択でいいのかなとは思っています。

[Omachi]

心当たりはあるんですが、該当する記述がIllustratorのユーザーガイドに見つかりませんので、これとは違うかもしれません。あくまでも「私の推測」ということで理解していただけたらと思います。

InDesignユーザーガイドの次の箇所を見てください。

データ結合

の「データソースファイルへの画像フィールドの追加」のところです。

このブロックの下の方に「HFS パス」「POSIX パス」と書かれた表があり、その上の［注意］のところに理由があります。InDesignではバージョン19.5（2024）からファイルパスの内部情報の保持方法が変更されています。

おそらくIllustratorでも、同様に内部でのパス情報の保持方法を変更したため、そのようなアラートが出ているのでは？　という推測です。変更時期が近そう、また、ユーザーにとっては気にしなくてよい変更内容であることがその理由です。

間違っているかもしれないのでうのみにしないでください。