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現在ai形式で運用できない環境につき、代わりにPDF保存したデータで運用できないかと考えています。
修正が必要になった際には、PDF保存しておいたデータを開き、修正し、保存する（拡張子は.pdfのまま）という運用方法です。
一度PDF保存してしまったデータを、このように何度も開いては保存して…を繰り返した場合、どのようなエラーが起こると考えられるでしょうか？ みなさまのお知恵をお借りできれば幸いです。
データとしては、グラフ機能やドロップシャドウ、スウォッチのパターンなどの機能をよく使います。
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レポート
>現在ai形式で運用できない環境
>PDF保存したデータで運用できないかと
現場のルールによるものでしょうか？
最終出力データ（inddへの配置なども）にaiが使えないだけでなく、ローカルへの保存もai形式のファイルは存在すら許されない感じですか？
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すぐにご投稿いただきありがとうございました。ご連絡が遅くなり大変失礼しました。
管理するファイルが２つになるのはできれば避けたかったのですが、こちらで頂戴したDTPに精通した方々からのご意見を現場へ伝え、また現場でもPDFのみでの運用を検証した結果、おそらく元イラレファイルと出力用PDFの２つのデータを同時に管理する方向で話が進む運びとなりそうです。
とはいえ特殊な環境につき、２つを同時に運用すること自体、また新たな問題となるのですが……。
すぐに思いつくのは
・テキストが文字詰めなどした箇所で全部バラバラになる、行が行ごとに分割される、一部にアウトラインがかかってテキストでなくなるなどが起こり、テキストとして再編集ができなくなる（もしくは非常に編集しづらくなる）
・出力できなくなる
・ドロップシャドウのシャドウ部分が分割され、画像になってしまうので全部やり直しになる
・パターンがパターンとして保存されず、全て分割されたオブジェクトにマスクがかかった状態になる
とかでしょうか。
再編集には適さない状態になりますし、編集してしまったら出力できるかどうかも保証されませんが、本当にそれでいいのでしょうか？
ご返信ありがとうございました。また、お返事が遅くなり大変申し訳ありません。
試運転の結果、おっしゃる通りの不具合が実際に起きております。
今後は、PDFに変換したデータと元イラレデータの２つを同時に運用する方法を探っていきたいと思います。
具体的なご意見、大変参考になりました。ありがとうございました。
PDFをIllustratorで編集してみればわかりますが、みなさんご指摘の通り現実的な運用とは言えません。Illustratorが持つ機能で作られたオブジェクト、グラフや各アピアランスに関連するものは分割されたりラスタライズされた状態で保存されますので再編集なんて出来ません。スウォッチやシンボル・ブラシといったものはIllustrator形式ドキュメントに付随するものですからPDF保存時には含まれません。こういった複合的な問題の影響で強制的にアウトライン化されたり画像に落とされるものも多いです。こういった挙動の細かい部分を把握し、品質の劣化を飲み込んだ上であえて行うのがPDFの直接編集です。
ご意見ありがとうございます。詳しくご説明いただいた内容は現場での理解の後押しとなりました。
PDFへ変換するということは不可逆的な行為だということですね。
データの運用環境が特殊で、データが出力用PDFと編集用イラレファイルの２つに別れてしまうことを避けたいがための苦肉の案だったんですが……。
今後はどう２つのファイルを管理するかの方にシフトする方向で話が進みそうです。
ajabonさんの確認事項に加えて、Illustrator編集機能付きのPDFは可のとき、Illustrator以外のアプリケーションで編集することはあり得たりするでしょうか。
ご返信ありがとうございます。
Illustrator以外のアプリケーションでの編集の可能性はありません。
特殊な環境でして、ここでは説明しきれない部分が多々あり申し訳ありません。
それでもみなさまがお知恵を分けてくださり、大変助かりました。
どうかこちら読んでみてください。aiファイルの構造や、バージョン違いでの挙動、ai部とpdf部それぞれ別々に編集できてしまい、もう片方には反映されない、などなど……
https://tama-san.com/ai-pdf-file/
おそらくWEB上でプレビューできないものを排除する方向なのかなと思いますが……
非常に危険で、絶対に止めるべきだと思います。もし関係者なら「思う」でなく言います。砕けて言うと「ちょうヤバい」です。
ご意見ありがとうございました。またリンク先も拝読いたしました。
実はこれまでずっとepsで運用してまいりましたが、後工程のシステム変更でこれまでの運用方法を変更せざるを得なくなり、このような質問をさせていただいた次第です。
ちょうヤバいとのご意見は他の方の投稿からもひしひしと感じ取りましたので、今後はPDFを再編集しないで済む運用方法を探っていきます。
技術論は皆さんの仰る通りなんですが、重要な（というかできない）のは関係者との合意形成だと思います。
問題が起きた時に誰もが何も咎めないし問題視しない、というならいいんですが、たいていはそうはならないと思いますし、それを回避するためのヒューマンチェックがむしろ増えます（そしてそのチェックはすり抜けることがあります）。
あとは不特定の人に公開したときにおかしなものがあったとして、それで問題にならないかどうかなどもあります。
error自体が本来の意味としては「失敗／失策」ってこともあるわけですし、これらも失策のうちとして抑えておくべきではないかと思います。
「ai形式で運用できない環境」（編集データを持たせられない）という状況自体がわからないのですが、そのあたりも含めてもう少し状況出しをしたほうがいいかもしれません。
ご意見ありがとうございました。
データのローカル管理や専用サーバ内での管理はせず、専用システムに登録する形での運用方法をとっております。また、専用システムに登録できるファイル形式はepsかPDFのみで、なるべくデータは１つで運用したいとの思いもあり苦慮しております。
このたびはみなさまからのご意見により、PDF１つでの運用の危険性を痛感しました。今後はPDFを編集しない方向で探っていきたいと思います。
その状況ですと、「編集情報付きのPDF」での運用で大丈夫ではないでしょうか。
その保存（書き出し）の際には「Illustrator 初期設定」で行うのが無難になります。
（PDF互換ONのaiファイルと同等だと考えてください。Adobeアプリケーションでの利用でもそのときにはPDF部分が利用されます）
運用面としては、その状態のPDFは表立って、編集情報があるかどうかが拡張子からはわからない、という条件が出ます。
出来ればファイル名のほうでわかるように情報付与するなどのルール付けが望ましいです。
なおIllustratorで保存したEPSについても、同様に、編集情報が入ったものとなっています（Illustratorで開くとその編集部分を開くようにできてます）。
これも本来、拡張子だけではIllustratorで保存したものかどうかはわからない状態、というのが実際です。
ですのでIllustrator以外で作成されたEPSをIllustratorで開く場合でも、正常に開ける保証がないのが実際になります。
> 専用システムに登録できるファイル形式はepsかPDFのみで
それなら、aiファイルの拡張子をpdfに書き換えるだけで良いような気がします。
なんでしたら「○○○○.ai.pdf」として、「本当はaiだけどpdf」としておくのも良いかもしれません。
aiファイルは、PDFファイルの中にネイティブデータを含んだものです。ですから拡張子をpdfにしても間違いではなく、支障もありません。
そしてIllustratorで開けば、そもそもaiファイルとして保存されているので、（バージョンが合えば）ネイティブデータがちゃんと読み込まれます。
@La-Men-Daisuki-Man いろいろご意見いただいていますが、どうでしょう？
返信にお時間をいただき大変失礼いたしました。
こんなにたくさんの方々からのご意見を賜われるとは思っておらず、大変ありがたい気持ちです。
この度はこちらには大変お世話になりました。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました！
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