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お世話になります。
業務でillustratorを使い始めました。最新版へのアップロードはまだです。
基礎的な質問で申し訳ありませんが、以下の状況になって困っています。
A3サイズのアートボードにjpg画像9枚をドラッグアンドドロップし、
画像縦横サイズを調整し、配置して.ai形式にて保存しました。
保存・印刷に大変時間がかかり、サイズを確認すると「1GB」になっていました。
・jpg画像は、1枚20MBほどあります。ベクター形式です。
これは別のソフト(建築用3DBIMソフト)から出力した画像データで、
「可能な限り高画質で」との指示があったため、
最高画質で保存したものです。
これをイラレにてワンペーパーで配置し、全画像を比較するのが目的です。
画像挿入には「リンク」と「埋め込み」があるかと思います。
埋め込むとサイズがあがるため、基本リンクにしていますが、
1・2枚は埋め込んで保存してしまいました。(画像切り取りを適用したかったため)
PDF出力もしてみましたが、やはり1GBほどになりました。
その他行った作業として、
タイトルを文字で入れたくらいです。しかし、このデータサイズになってしまいました。
アートボード1枚、画像9枚、テキストくらいです。
20MBx9枚=180MBと考えても、なぜここまで上がってしまうのでしょうか。
保存時の設定等でしょうか?(特にデフォルトからの変更はしていません)
情報が不足していてすみません。
自宅でも操作できればillustratorを操作できれば良いのですが…
今後も、上記の書類を作る必要があり、ご意見いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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まず、JPGはビットマップで構成された画像でありベクター形式のデータではありません。また、離散コサイン関数を利用した不可逆圧縮を行う為にファイルサイズが元のビットマップ画像の1/10程度のサイズになります。
という事で、配置された画像の元来の容量としては最大で200MB程度と推測されますが、Illustratorに配置すると元来持っていたピクセルが再現され非圧縮で扱われます。PDF互換ファイルとして保存するとその程度の容量になって当然です。
また、PDFとして保存した時でも画像をダウンサンプルや圧縮をかけなければ同様になります。
プリンターにもよりますが、プリント時の品質を考えると、配置した画像の実行解像度が300ppi程度あれば十分ではないかと思います。そのあたりを再度確認して画像サイズを適切なものに調整すると容量的な事はある程度解消できるでしょう。
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お礼が遅く申し訳ございません。
大変勉強になりました。現状、データがまとめられつつあります。(1,2MB程度になりました)
Jan 27, 2021に投稿させて頂いた追記もご覧いただければ幸いです。
>プリンターにもよりますが、プリント時の品質を考える
⇒試したことを踏まえ、勝手な解釈をさせて頂くと、以下のような意味と捉えております。
画像解像度を【600】にし、.aiファイルからの印刷をし、その時
プリンター設定の【印刷解像度】を【300】と【600】の2種類で印刷してみました。
結果、違いは確認できませんでした。
今回はたまたま画像解像度は【600】が合っていた?ようなのですが
最終的な成果物が「A3紙に印刷したもの」となった時、画像解像度をあげすぎても
肉眼ではもう確認できないレベルなので意味がない、違いがない…
そのため、「プリント時の品質」も考えて、画像画素数も考える必要があった、のかと思います。
今まで「プリント時の品質」を考えたことも調整したこともありませんでした。
適切な画像サイズが何か、大変勉強になりました。
感謝いたします。ありがとうございました。
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>これをイラレにてワンペーパーで配置し、全画像を比較するのが目的です。
最終形態はなんでしょうか?
プリントならTenAさんの言うように300ppiあれば「非常に高解像度」と言えるものができますし、商業オフセット印刷でも少し足りないくらいの画素密度になります。
そうではなく、最終がPDFでかつ超拡大して表示したい、ということでしょうか。
PDFでも、拡大せず単に比較用としてなら300ppiも要らず144程度でも十分かと思います。
IllustratorよりもInDesignで作成すべき案件ですね。
Illustratorで続ける場合は、保存時のオプションで「PDF互換ファイルを作成」をオフにすると保存は速くなります。ただ、Illustrator以外のソフトウェアで内容をプレビューできなくなります。
配置サイズが常に決まっているようでしたら、Illustratorに配置したサイズで最適な解像度(画素密度)になるように元の書き出しサイズを調整すると以降のワークフローがスムーズになるかと思いました。
例えば、Illustrator上に10cm角で配置し、最終形態が一般的なプリンタ出力でしたら、
※ 300÷2.54=1cmあたりの画素密度118として
10cm*118=1,180ピクセル
を満たしていれば問題なく配置できます。
なので
>これは別のソフト(建築用3DBIMソフト)から出力した画像データで、「可能な限り高画質で」との指示があったため、最高画質で保存したものです。
このとき画素数を指定できるようでしたら、適当なサイズで書き出ししてみてはいかがでしょうか。
ちなみにJPEGの圧縮率指定とは全く別の話ですので、ご注意ください。
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容量増大となる可能性、利用目的等についてはすでに触れられているとおりなので割愛しますが、今回、何を問題とされているのかがわからない、というのがあります。
1GBほどになるのが問題となる場合、何をして問題とされているか、という点です。
目的次第ではその容量でもやむを得ませんし、容量が大きいことそのものが悪いこととも言えませんので、容量が多いことを問題とする理由が明確になっていない点を考えなければならないところです。
いずれにしても指示者がおられるということであれば、どちらかというとその方に確認されたほうがいいのではないでしょうか。
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assause 様
お礼が遅く、情報が不足していたこと、申し訳ありません。
おっしゃるとおり、データ大でもやむを得ない場合もあると思います。
大元のBIMデータは900MBありますが、まさに「やむをえない」状態です。
今回の.aiデータについての問題は
・あまりにも印刷・出力に時間がかかった
・Illustratorの動作に支障がでていた(応答がない、コマンドがきかない)
といった状況で、編集作業が続けられず、「おかしい」と思い質問させていただきました。
これはPCスペック等も関係していると思うので、
人によっては問題にならないかもしれません。
現状、データサイズが大幅に減り、まとめられつつあります。
ご意見いただけて大変勉強になりました。感謝いたします、ありがとうございました。
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回答者様
ご意見ありがとうございます。
理解が根本的に間違っていました。
ご指摘の通り「ラスター」形式でした。
下部添付画像のようなイメージです。
ここまでデータが大きくなった原因として
・不必要に解像度をあげていた
→PPI「10000」などとなっていました
・実際の配置サイズ(mm)を大きく上回っていた
→A3に1画像130mm角程度で配置します。
画像出力時、建物の尺度設定が反映されるため
1/1000=130mm とすべきところを
→1/1=130000mm となっていた。
最終形態として必要な形は
・A3紙媒体での提出 +そのデータ(提出先がこれを編集することはなく、
ただただ印刷するためだけのデータ。Illustratorは無いと思うので、画像形式orPDFとして)
現状も作成中で、
1枚の紙の中に画像が6個X5枚 、これを「A3X5枚」データとして提出するのが最終目的です。
頂いたご意見をふまえて
・PNG形式/600ppi
・可能な限り配置サイズ(130㎜程度)に近づけて
画像出力→Illustratorでリンク配置しています。
PNGにしたのは、
JPGよりも.aiデータが軽くなったからのと、「可逆圧縮」形式のメリットがあると思ったからです。
(データサイズの問題と、画像の入れ替えが頻繁にあることから、
出来る限り画像は埋め込みたくないのでリンクにしています。
画像サイズの微調整は白いふちなし長方形をかぶせて、マスクしています。
A31枚ごとにデータは分けず、アートボードを5枚並べて、ひとつのaiファイルで作業中です)
「ppi144あるいは300」で十分とのことで、不必要に数値をあげても意味はないはずですが
ためしに「600」で出力・配置、印刷したところ
画像が詳細?まで見えきれいでした。ぱっと見は気づかれないかもしれませんが…
(添付画像でいうと、左下画像の黒くつぶれた屋根が、つぶれずに線分の集合が確認できる。
線分が細くなったようなイメージ)
→これは「画素数をあげたからきれになった」のでなく
今回、たまたま「このソフトの3Dビュー時のイメージ」が「600」のほうが
合っていた…程度の差かもしれません。
長々と申し訳ありません。
お恥ずかしい質問でした。皆様のご意見のおかげで、作業が進められています。
のちほど個別で返信させていただきます。本当にありがとうございました。
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画像をIllustratorに配置しPDF保存するとファイルサイズが膨れ上がる理由は画像フォーマットと容量の話、PostscriptやPDFの話になってきますので、サクッと軽くする方法を書きます。
IllustratorでPDF保存したものを一度Acrobat Proで開き、ファイルメニューから「その他の形式で保存」の「最適化されたPDF...」を選びます。
PDFの最適化ウインドウで「画像」を次の様にJpeg圧縮、高、600ppiに指定します。
これで保存し直すと、PDF内の画像が全てJpeg圧縮され、600ppi以上の物は600ppiに下げられます。
これだけで大幅に10分の1くらいにはファイルサイズを小さくできます。
ここで300ppi〜400ppi等の話は一般商業印刷前提の話と思います。
各業種ごとにデファクトスタンダードは変わってくると思います。
144ppi〜200ppiは確認用のカンプやサイン等の大判フォト出力など。
CAD図面出力などを請負っているコピー屋さんなどでは何でもかんでも600ppiでスキャンし専用のラスター画像編集システムなどあったりします。
今回の様な図面はコピー屋さんや建築設計事務所などで出力するのでしょうか、「可能な限り高画質で」との指示ですし拡大することも考えられます。600ppiが無難と思います。
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user2840291 様
ご意見ありがとうございます。お礼が遅れ申し訳ありません。
>最適化されたPDF
→試してみたところ、120MB→40MBほどになりました。
作成後のPDFをこのようにサイズダウンさせる方法もあるのですね。
ちなみに、
IllustratorからPDF作成時のオプションにも
「次の解像度を超える場合:」などと設定ができるのですね(添付画像あり)
ご提案いただいた方法は、「PDF出力時」に行うIllustrator上でやる操作を
「PDF出力後」にもできる、ということですね。
>デファクトスタンダード
→300、350PPIを超える必要はない、と思っていおりましたが
今回のことで勉強になりました。仰る通りCADを扱うこともあり、参考になりました。
このデータを他で拡大出力(あくまでA3内で)することもあるかと思います。
頂いた回答をふまえ、進めたいと思います。本当にありがとうございました。
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>今回、たまたま「このソフトの3Dビュー時のイメージ」が「600」のほうが合っていた…程度の差かもしれません。
添付のように濃い主線がある画像でしたら、プリンタの出力解像度に合わせ600ppi程度の配置後画素密度を選択されたのは適切かと思います。
※画像そのものに設定されている解像度ではなくて、Illustratorに配置して、画像の大きさを変更したあとの画素密度です。これはIllustratorリンクパネルなどで確認できます。
>画像サイズの微調整は白いふちなし長方形をかぶせて、マスクしています。
こちらは、Illustratorでしたら「クリッピングマスク」という機能を使うと作業しやすいかと。
クリッピングマスクについては、
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/clipping-masks.html
で機能について確認していただき、実際の作業はこちらのYoutube動画
https://www.youtube.com/watch?v=j4PW5i9wgAU
で行うと良いかと思います。
※先に「InDesign向き」と書いたのは、このレイアウト作業はInDesignの方がはるかに簡単に行えるからです。
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追記です。
PNGで書き出して、JPEGより軽くなっている…ということですが、PNG8形式で書き出していないでしょうか?PNG8は減色を行いますので、実は品質はJPEGよりもかなり落ちます。また透過を含むPNGをIllustratorに貼ってPDF書き出しでどんな不具合が起きるか、あまりやらないことなのでちょっと予想ができません。
個人的にはJPEG形式での運用をお勧めしたいです。JPEGでも、開いて保存を繰り返さなければ品質に問題はありませんし、600ppi程度になるなら画面上でも問題は見られないかと。プリンタ出しならなおさらです。
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ご意見ありがとうございます。
ご報告+お礼をかねて、追記失礼します。
>画像の大きさを変更したあとの画素密度
→リンクパネルにて確認できました。
「配置画像解像度」と「画像そのものの解像度」が、できる限り等しいのが
理想ということですね。
今回の場合、大元の3Dソフトから解像度【600ppi】、画像サイズ(mm)を
できるだけ紙面上の配置サイズ(130mm角程度)に合わせてjpg出力、
その後Illustrator上で微調整しました。その微調整の結果、
【600PPI】がリンクパネルで確認すると【590PPI】になっていたりします。
この差がないほど良い、ということですね。
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以下、私が感じたことについて書かせていただきます。
この【微調整】、拡大縮小について、ネットでは
「70〜130%ほどにとどめ、画像サイズはPhotoshopなどを使いできる限り
元の画像ファイルで調整してください」とあるかと思います。
できる限り大元で画像サイズをfix、それをそのまま配置するのが最適かと思いますが、
使用している3Dソフトで適正な画像サイズ枠をつけるのが一苦労でした。
(建物が収まる適正な尺度を見つけない→スケール1/1000など綺麗な数値でなく、
1/1057 など…あまり画像出力に特化していないソフトではあります)
全画像、建物が収まる縦横の比率は異なり、
かつ、全12枚のうち3枚ずつ(3枚x4セット)は高さを合わせたりレイアウトの問題もあり
配置後の微調整は必須でした。
(無関係なソフトの話で申し訳ありません)
そのため、かならずIllustrator上で微調整が必要で、
リンク画像を長方形のマスク(教えて頂いてからはクリッピングマスク。適用してからの編集もできたのですね)を使用してきましたが、
正直「Illustratorのトリミングはここまで手間がかかるものなのか」と
感じておりました。(知識不足も大きいですが)
(拡縮の繰り返しによる劣化が気になり、3Dソフトに戻り再保存・再配置もしましたが、
肉眼では結局あまり差がないように思え、最後の方は妥協してしまいました…)
・InDesignの導入は、立場上、厳しそうですが
個人的に調べてみます。上記のようなレイアウトに特化しているのですね。
・P NGについて、種類の確認にフリーソフト等が必要そうで
確認できておりませんでが、今後はjpgにて出力します。勉強になりました。
長々と申し訳ありません。
大変参考になりました。ありがとうございました。
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>【600PPI】がリンクパネルで確認すると【590PPI】になっていたりします。この差がないほど良い、ということですね。
「基本的、教科書的」、つまり「すごく美しい理想のワークフロー」としてはそうですが、配置してプリンタ出力しきれいに見えていれば全く問題ありません。最終的には見た目だからです。70〜130%「ほど」とあるのも、配置後の画素密度もありますが、印刷向けの工程であるシャープネス効果を正しく効かせるためのものであり、今回の案件では関係無いと思います。
ですのでこのあたりは、配置後画素密度がそこそこあるなら気にすることはありません。
>(拡縮の繰り返しによる劣化が気になり、3Dソフトに戻り再保存・再配置もしましたが、
肉眼では結局あまり差がないように思え、最後の方は妥協してしまいました…)
というわけで↑こういった工程も、必要ありません。3Dソフトから必要十分な画素量で書き出せていれば、Illustrator上での拡縮は問題ありません。am0500さんの作っているものは、世の指南ページが想定している商業印刷の作法とは異なるものですから、
・Illustratorに配置した状態で、濃い主線が滑らかになる程度の画素密度があり
・プリンタ出力解像度を超える無駄な画素密度ではない
を満たすものであれば良いので、あまり難しく考えなくても良いかと思います。