外付けHDへのバックアップ時の画像のリンク切れ

[ucogogo]

はじめまして。

最近ふと気づいたのですが、バックアップ用HDの中にある

リンク画像付きのイラストレーターのデータを開けると、

元のパス（例えばMAC HDデスクトップなど）のからリンク画像を読み込んでいます。

昔はこのような事はなく、フォルダ内にリンク画像など全てある状態だと、

バックアップHDに保存した時には、外付けHD内にあるデータを読みに行っていたと思うのですが。。。

昔、外付けHDにとったバックアップ（数年前）は、リンク切れはしていないので。。。

イラレかMACも仕様かはわかりませんが、

昔は相対パスだったのに、最近絶対パスになった？などの経緯があるのでしょうか？

現状で外付けHDにバックアップをした際にも、リンクが切れないようにする方法などあるのでしょうか？

環境：MAC OS 10.12.6

イラストレーター CC 2017

よろしくお願いいたします。

[Yamonov]

Illustratorはずっと絶対パスです。リンク切れと判断したときの挙動が分かりにくいだけかな、と思います。

参考に：　

知ってるつもりのIllustrator（リンク編） | 3倍早くなるためのDTP講座

[ucogogo]

やはりそうですか。。。

それではやはり、バックアップのイラストレーター上のリンクは全てはずれて、

毎回画像を探しだす以外方法はないという事でしょうか？

それか、現状はパッケージをした時と同じようなフォルダの階層

（イラレデータとLinkフォルダの中に画像データ）

でデータを作成しておくのが一番賢明な方法なのでしょうか？

[monokano]

Illustratorファイルの同階層にLinksフォルダがあっても、かならず自動的にその中とリンクされるわけではありません。このあたり混乱しやすいので要注意。

リンク画像ファイルが、似た名称のファイルに勝手に差し変わることはありえますか？

「どのファイルとリンクしているのか」の情報はフルパス（絶対パス）で保存されています。これが大前提。そしてIllustratorファイルを開いたときに、イラレさんは次の順番でリンクファイルを探しにいきます。

1. そのフルパスにファイルが存在すれば、そことリンクする。
2. そのフルパスにファイルが存在しなければ、同階層の同名ファイルとリンクする。
3. 同階層に同名ファイルがなければ、Linksフォルダ内の同名ファイルとリンクする。

要は、Linksフォルダは3番目に探しにいく場所ってことです。

最も確実なのは、Yamo74さんの回答「パッケージ機能を使って直接バックアップ先にパッケージ」でしょうね。

[Yamonov]

フォルダ階層は関係ないです。バックアップ先はともかく、絶対パスでリンク先を記録していますから、元のパス先に同じ画像があれば拾ってしまうので。

その場所に置きっぱなしにしない、など「リンクをきちんと切る」作業が必要になります。

パッケージ機能を使って直接バックアップ先にパッケージすればリンクが更新されて元ファイルは見に行きません。

なんにせよリンクパネルでの確認は必要かと思います。

[Yamonov]

昔、外付けHDにとったバックアップ（数年前）は、リンク切れはしていないので。。。

これは、元の場所に元のファイルが無くなったためですね。

• AからBへ手動でコピーしてバックアップ
• 「昔」なので、Aの場所にあったものは既に無いため、リンクが切れている。
• IllustratorはBのドキュメントを開いたフォルダ内を探す
• Bにあるのでそれを使う

[monokano]

CC 2019ではリンク画像のルールに変更があったようで、「Links」フォルダ以外のサブフォルダ内も探しに行くようになり、便利になりました。

これ知らなかったです。Adobe公式から何のアナウンスもなかったですよね？

こんな超重要な仕様変更をこっそりされると（便利ですけど）困りますねぇ。

[user6709844]

正確にはCC 2018からでした。

確認したら、「機能の概要 | Illustrator | 2018 リリース」の一番最後に、ポツリと書いてありました。

多分これかと思います。

https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/whats-new/2018.html

>Illustrator ドキュメントを含むフォルダーとリンクファイルが移動された場合、Illustrator では、

>Illustrator ドキュメントの現在のパスを使用してリンクファイルが自動的に検索および更新されるようになりました。

[monokano]

user6709844 さん

そこは見逃していました！ 実際に確認したので整理してみると、

1. 保存時のフルパスにリンクファイルが存在すれば、そのファイルとリンクする。
2. そのフルパスにリンクファイルが存在しなければ、同階層の同名ファイルとリンクする。
3. 同階層に同名ファイルがなければ、Linksフォルダ内の同名ファイルとリンクする。
4. CC 2018 NEW：Linksフォルダ内に同名ファイルがなければ、同階層内のフォルダの最下層まで探して同名ファイルとリンクする。

CC 2018で、4 番目に探しに行く場所が追加されていました。

ここで注意しないといけないのは、保存時のフルパスのフォルダ構成はまったく考慮されず、とにかく上記の順番で探しに行くことです。極端な例ですが、下図のように同じ名称の異なるファイルを一緒にリンクしていた場合、1 で見つからなければ 2 で見つけたファイルにすべてリンクされるので、同階層のファイルのみにリンクが差し替わってしまいます（この注意点は従来と同じ）。

改善であるのは確かです。一方で、4 番目の条件が加わったことで、知らないと何がどうなっているのかますます混乱したり誤解したりするでしょうね。

[user6709844]

詳細ありがとうございます。

少し軽く考えてましたが、第一階層とサブフォルダ内の同名ファイル、危険ですね。

他人の作成したデータの危険度上がってたりしますね、。

[ucogogo]

CC 2019ではリンク画像のルールに変更があったようで、「Links」フォルダ以外のサブフォルダ内も探しに行くようになり、便利になりました。

今回の場合はCC 2019で解決するかもしれません。

が、上位ディレクトリを変更してリンクをあえて外していた人は、逆に注意も必要かもしれません。

なるほど〜！まだCC2019は試していないので、そちらで検証してみたいと思います。

みなさま色々とありがとうございました！