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フォトショで色味を調整した画像(psd)をイラレに配置、
画像として書き出すと色がくすんでしまいます。
イラレとフォトショ、カラー設定は同じものを設定しており、
どうしてこうなってしまうのか、原因がわからず困っています。
なお、イラレで作業している段階では色味は正しく表示されています。
一応「web用に保存」で書き出せば正しい色味で書き出せるのですが、
普段「スクリーン用に書き出し」で複数書き出すことが多いので、
この機能を使って書き出せるようにしたいです。
解決方法ご存知の方がいれば、ご教授くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします!
▶︎書き出し結果
・「スクリーン用に書き出し」:×くすむ
・「書き出し」:×くすむ
・「web用に保存」:◎くすまない
▶︎作業環境
[設定]
・カラー設定:どちらも「プリプレス用 - 日本2」
・カラーモード:どちらも「RGB」
フォトショ
イラレ
[ソフト]
・photoshop:ver. 24.0.0(2022.11.14時点最新)
・illustrator:ver 27.0(2022.11.14時点最新)
[デバイス]
・MacBook Pro
・OS:Ventura ver13.0.1
「スクリーン用に書き出し」はたんにカラープロファイルが破棄されるためですね。
とりあえず、Web用の仕事をするときはカラー設定を、
「一般用 - 日本2」
「WEB・インターネット用 - 日本」
にしておけば、一度sRGBで処理されますので、「スクリーン用に書き出し」は改善するかと思います。
状況に合わせて使い分けましょう。
>カラーモード:どちらも「RGB」
RGBには実は「カラープロファイル」の違いで、たくさんの色味の種類があります。
同じRGB256階調数値でも表示される色味はカラープロファイルで決まるわけです。
使われているカラー設定「プリプレス用 - 日本2」はAdobe RGBですので、一旦全てがAdobe RGBに変換されたのち、「スクリーン用に書き出し」によってカラープロファイルが破棄され、色味がデスクトップやWebブラウザー等のデフォルトのsRGB相当で表示されているためです。
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ICCプロファイル埋め込みの有無の差ではないでしょうか。
Jpegで確認したところ、それぞれ埋め込みのオンオフは可能ですが、
デフォルトでは「Web用に保存」のみオフ、他はオンになっているようです。
それをAdobeRGBに対応していないモニタ上で開く場合は、
プロファイルの変換をしないとそれなりになってしまいます。
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回答ありがとうございます!
説明不足、失礼致しました!
作業も確認も同じモニタで行っており、
ICCプロファイルは以下のような設定になっていました。
・[フォトショ] 埋め込み:あり(Adobe RGB)
・[イラレ] 埋め込み:なし
※イラレでドキュメントを開く際に
「現在の作業用スペースを割り当て:Adobe RGB (1998)」を選択
開くときに同じものを選んでいるので
問題ないのかなと思っていたのですが
書き出すときにAdobe RGBからsRGBに
変換されてしまっていたんですね…
いろいろとアドバイスをいただき、どうもありがとうございました!
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「スクリーン用に書き出し」はたんにカラープロファイルが破棄されるためですね。
とりあえず、Web用の仕事をするときはカラー設定を、
「一般用 - 日本2」
「WEB・インターネット用 - 日本」
にしておけば、一度sRGBで処理されますので、「スクリーン用に書き出し」は改善するかと思います。
状況に合わせて使い分けましょう。
>カラーモード:どちらも「RGB」
RGBには実は「カラープロファイル」の違いで、たくさんの色味の種類があります。
同じRGB256階調数値でも表示される色味はカラープロファイルで決まるわけです。
使われているカラー設定「プリプレス用 - 日本2」はAdobe RGBですので、一旦全てがAdobe RGBに変換されたのち、「スクリーン用に書き出し」によってカラープロファイルが破棄され、色味がデスクトップやWebブラウザー等のデフォルトのsRGB相当で表示されているためです。
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>「スクリーン用に書き出し」はたんにカラープロファイルが破棄されるためですね
補足といいますか、念押しですが
>Jpegで確認したところ
と書いたように、
スクリーン用に書き出しもJPEGのみ「フォーマット:」脇の歯車からプロファイルの埋め込みオンオフが制御可能なのです。そしてデフォルトはオンなのです。
あとはもう、色空間は広ければ広いほどきれいに見える(雑な言い方)わけではなく、環境がないとどうにもならないので、AdobeRGBの使いどきは把握しましょうということですね。
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丁寧で詳しいご説明、どうもありがとうございます!
いろんなサイトで「とりあえず「プリプレス用 - 日本2」でOK」とあるのを鵜呑みにしてなんとなくで使ってしまっており、Adobe RGBとsRGBの違いをあまり深く考えておりませんでした…。説明を踏まえて再度設定を比較しまして、今後は「一般用 - 日本2」を使っていくことにしました!
また別のコメントで補足説明していただいた「Display P3」の件も、実はずっと気になっていたものだったので非常に助かりました…!漠然と「Display P3は色が鮮やかになりすぎる」という認識だったので思いがけず教えていただき幸運でした。
初心者質問に対してわかりやすくご説明いただき、どうもありがとうございました!
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> 画像として書き出すと色がくすんでしまいます。
以上も教えてください。
> イラレとフォトショ、カラー設定は同じものを設定しており、
色にまつわる設定は、
・アプリケーション側のデフォルトを指定するもの(特に何も指定していないときに、指定が無いと困るので自動的にドキュメントに使われるカラープロファイル)としての「カラー設定」と、
・ドキュメントそれぞれで持つカラープロファイル
のふたつがあります。書き出し元のIllustratorファイルはたぶんAdobe RGB指定のドキュメントになっていると思いますが、利用目的はなんでしょうか?
WEB向けのデータ作成でしょうか?それなら、作成したIllustratorファイルのプロファイルをAdobe RGBからsRGBヘ、編集>プロファイルの指定で切り替え(色が変わります)、今後もsRGBでよいならカラー設定のほうも変えてください。
上記のように利用目的、環境(データを開いて確認するアプリは何か、とか)の情報がないと、yyy-さんに合った回答ができませんので、情報を追加でお願いします。
※モニタ表示がAdobe RGB/Display P3/sRGB相当…というのは今回あまり関係ありません。
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説明が足らず、失礼致しました!
・書き出し形式 :PNG
・確認アプリケーション:Finder
・利用目的 :web
でした!
psdにはプロファイル(Adobe RGB)が埋め込まれており、aiを開くときに「現在の作業用スペースを割り当て:Adobe RGB (1998)」を選択していました。
教えていただいた「編集>プロファイルの指定」ですが、皆さんからいただいたアドバイスから考えると「作業用RGB(sRGB)」を設定しておいた方が良さそうです。
これまであまりsRGBとAdobe RGBの違いを気にしておらず…開くときに同じものを選んでおけばいいのだろうと軽く考えてしまっていました。今回、とても勉強になりました。教えていただきどうもありがとうございました!
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今回のyyy_さんの説明でわかることは、
PhotoshopとIllustrator共に、「プリプレス用 - 日本2」に指定してあり、
カラーモード:どちらも「RGB」
と書かれているため、sRGB、AdobeRGBの違いがあることはあまり気にされていないので、
おそらく印刷関連、グラフィックデザイン用に使われている環境でしょうか。
Web用にはそれ用の環境に設定しておくか、切り替えて使うと良いです。
ajabon grinsmithさんの指摘されているjpegにAdobeRGBプロファイルを埋め込むこともできます。
これはとても正しいことですが、
Web利用でデータの受渡を進めていく過程でプロファイル情報が消える、効かない、壊れる、軽量化で意図的に消されてしまう等がよくありますので、消えても良いようにひとまずのデフォルト値、sRGBで運用していくのが今のところ間違いがないと思います。
Yamonovさんの話に出てきたDisplay P3はAppleがDCI-P3ベースに作った新しいものでAdobeRGBに匹敵する色域がありますのでWeb用だからどうしとけという世界もそのうち通用しなくなるかなと感じてます。
RGBの話は毎回ややこしく、うまく説明できなくて、申し訳ないです。