【12/17解消】Lightroom Classic 14.1 にて同期画像の撮影日がずれる問題について
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12/17配信のLightroom Classic 14.1.1バージョンにて修正を確認いたしました。
クラウド同期している画像の「原画像データの生成日時」がお手元で変化している場合には、以下の操作をご実施ください。
【修正方法】
1.Lightroom Classic を14.1.1にアップデートします。
2.ライブラリモジュールにて日付が変化した画像をShiftキーやCtrl、Commandキーなどを利用して複数選択を行います。
3.画面上部メニューより「メタデータ>撮影日時をもとに戻す」を選択します。
※アップデート後の操作として環境設定やカタログのバックアップは不要です。
以上、お手数おかけし恐縮ではございますがご確認何卒よろしくお願いいたします。
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2024年12月14日に配信されたLightroom Classic (バージョン14.1)アップデート後から、クラウド上に同期した画像の「原画像データの生成日時」が数時間ずれる問題が報告されております。
この問題により、撮影日などでフィルターをかけた場合にフィルタリングされる日付にずれが生じてしまいます。
【問題再現例】
1.Lightroom Classic に画像を読み込みコレクションに追加します。
2.追加したコレクションをモバイルなどで見えるようにクラウドへ同期します。
3.同期が完了した後やその後現像などを行った際に、原画像データの生成日時に8時間などのずれが生じます。
※環境によっては、何度も同期完了を繰り返し数回にわたり日付けが変化した例もございます。
【回避策】
本件につきましては、現在開発部門へ報告し、調査を進めております。
ご不便おかけし恐縮ではございますが、日付が変化した方は以下に記載いたします「カタログのバックアップ」と「環境設定のバックアップ(必要な方のみ)」を実施いただいてから、Lightroom Classic 「14.0.1」バージョンの利用をお願いいたします。
また注意点もございます為、最後までお読みいただいてから回避策の実施をお願いいたします。
■カタログのバックアップ方法
1.Lightroom Classic を起動します。
2.画面上部のメニューより「編集>カタログ設定」を選択します。
(Macの場合は Lightroom Classic >カタログ設定)
3.カタログのバックアップ頻度を「Lightroom が終了するたび」にして右下の「OK」を選択します。
4.Lightroom Classic を終了します。
5.表示されたウィンドウでカタログのバックアップ先などを確認し「バックアップ」を選択します。
カタログのバックアップについては以下記事も参考にご覧ください。
https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-classic/help/back-catalog.html?trackingid=NYTLQSBW&mv=in-produc...
※カタログバックアップ作成後は任意のバックアップ頻度に設定をお戻しください。
■環境設定のバックアップ方法
バージョンを下げる操作によりLightroom Classic の環境設定が初期化される場合がございます。
Lightroom Classic を終了し、以下のフォルダ階層から「Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs 」か「com.adobe.LightroomClassicCC7.plist」をご自身の分かりやすいフォルダへコピーしてバックアップを実施ください。
そして回避策実行後にLightroom Classic を終了し、バックアップした設定ファイルを元の階層に戻してください。
この操作は回避策実行後に設定が今まで通りで問題がない場合や、初期化しても問題がない場合には必要ございません。
Windows |
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom\Preferences\Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs |
Mac |
/Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/com.adobe.LightroomClassicCC7.plist |
※ご利用OSに対応したファイルをコピーしてください。
【変更された日付の修復と回避方法について】
1.Lightroom Classic を起動し、画面右上の雲マークを選択して「同期を一時提示」を選択します。
2.Lightroom Classic を終了します。
3.以下文書を参考にLightroom Classic を「他のバージョン」から「Lightroom Classic(14.0.1)」を選択してインストールします。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
4.インストールが完了したLightroom Classic を起動します。
5.日付を修正したい画像をライブラリモジュールで選択します。
6.画面上部メニューから「メタデータ>撮影日時を元に戻す」を選択します。
7.メタデータで現画像データの生成日時が元に戻ったことを確認したら、画面右上の雲マークを選択して「同期を開始」を選択します。
お手数ではございますが、以上の操作を行うことで今回の問題の回避と日付の修正を実施ください。
※注意
バージョンを下げた場合、新機能であるレンズぼかしの「楕円ボケ」は現像情報として認識できません。
もし新機能を使った状態を保持したい場合には、最新のLightroom Classic 14.1にて同期しないカタログをご用意いただき回避策とすることをご検討ください。
報告は以上でございます。
本件について解消など動きがある場合には、本記事のタイトルに「更新日」をつけて追記などしてまいります。
ご不便をおかけしており大変申し訳ございません。
ご確認よろしくお願いいたします。
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