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Rawデータの読み込み時、明るさが変わる【Lightroom】

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Apr 25, 2014 Apr 25, 2014

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Lightroom 5に撮ったRawデータを読み込んだところ、

勝手に(読み込んだ直後に)、明るめの写真は0.4段ほど明るく、暗めの写真は-0.4段ほど暗く変更されてしまいます。

Nikonの「View NX 2」というソフトで同じデータをみると、問題なく撮影したままの露出で表示されます。

両ソフトで書き出しも行ってみたのですが、やはりLightroomの方は露出が変更された状態で書き出されてしまいます。

読み込み時の設定などをいじった覚えはないのですが。。

どなたか原因のわかる方いらしましたら、ご教授頂きたく思います。

よろしくお願いしますm(_ _)m

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Apr 27, 2014 Apr 27, 2014

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RAW現像ソフトは、カメラメーカーが出している純正のものと、サードパーティーが出している汎用性のあるものとがあります。
カメラメーカーが出しているものは、カメラでの設定を読み込み、カメラでJPEGが作成されるのと同じアルゴリズムで現像されます。
ですので、メーカー純正ソフトで現像した場合は、カメラのJPEGと(ほぼ)同じ色調になります。

それに対し、Lightroomはじめ汎用ソフトの場合は、カメラでの設定は反映されません。
またRAW現像アルゴリズム(RAWデータにはRGBフィルターを通過した明るさだけが記録されています。それを実際の色に変換するのが現像です。)は、各社によって異なっており、データを開いた時の状態は、「最適化」された状態ではありません。

サードパーティーソフトを使って現像する場合は、ユーザーが最適化する必要があります。

RAWデータにも、カメラで生成されたプレビューが埋め込まれています。
Lightroomでは、読み込みダイアログ、読み込んだ直後のプレビュー画像では、それらのプレビューを使用して画像を表示します。
そのほうが高速に表示が出来るからです。
ですが、前述したように、Lightroomはカメラメーカーとは違うカラーエンジンで色作りをしますので、読み込んだ後Lightroom独自のプレビュー画像を生成します。
その生成が終わると、カメラで生成された埋め込みプレビューから、Lightroomのプレビューに置き換わっていきます。
これが読み込んだ後に、色や明るさが変化する理由です。

このLightroom用のプレビューは、Lightroomだけで使われるもので、RAWデータ内の埋め込みプレビューは上書きされて消えることはありません。
ですので、カメラメーカー純正ソフトで表示した場合は、またそのプレビューが使われます。

Lightroomに読み込むと色が変わるのは、Lightroomの仕様なので致し方ありません。
どれぐらい変わるかは、RAW+JPEGで撮影したものを読み込んでみると、JPEGのほうは変化しないので、違いがよく分かります。
カメラ内では、色作りだけでなく、ノイズ補正やレンズ補正、そしてニコンならアクティブDライティングのような階調補正も行われ、それが埋め込みプレビューに反映されますから、それらのことが何も行われないLightroomのプレビューとは、かなり差が出ることがあります。

写真の明暗によって、Lightroomでの表示が埋め込みプレビューと差が出るのは、たぶんアクティブDライティングが効いているからでしょう。

この差は、カメラメーカーや、カメラの設定によって変わってきます。

Lightroomの操作に慣れてくると、自分なりの色の追い込みが出来て楽しみも増えますが、いちいち0の状態から始めるのでは手間がかかります。
そこで毎回同じような調整をするのが分かっているなら、設定をプリセットに保存し、読み込み時に適用することも出来ます。
それによって、最初に生成されるプレビューをある程度ニコンのカラーに近づけることも出来ますが、アクティブDライティングのように画像によって階調補正が異なるようにすることはLightroomでは出来ません。
読み込んだ後に、ハイライトやシャドウスライダーを使って、ユーザーが調整する必要があります。

ご参考までに、Lightroomヘルプから、読み込みダイアログで行う「読み込みオプション」の「読み込み時における最初のプレビューの指定」部分をコピペしておきます。

読み込み時における最初のプレビューの指定
Lightroom への写真の読み込み時には、写真に埋め込まれているプレビューを即時に表示するか、Lightroom で生成した高画質プレビューが完成した時点で表示することができます。埋め込みプレビューはカメラによって生成され、カラーマネジメントが適用されていないため、該当する Camera Raw ファイルを Lightroom に読み込んだ結果の画像とは一致しません。Lightroom によりレンダリングされるプレビューは、時間がかか りますが、カラーマネジメントが適用されています。

  読み込みウィンドウの右側のファイル管理パネルで、プレビューを生成メニューからオプションを選択します。

最小 写真に埋め込まれている最小のプレビューを使用して画像がすぐに表示されます。必要に応じて、標準サイズのプレビューが生成され ます。

埋め込みとサイドカー カメラから取得可能な最大のプレビューが表示されます。このオプションを選択すると、最小のプレビューより表示 に時間が掛かりますが、標準サイズのプレビューをレンダリングするより時間を短縮できます。

標準 Lightroom でレンダリングしたプレビューが表示されます。標準サイズのプレビューは Adobe RGB カラースペースを使用し、ルーペ表 示でズームレベルを「全体」にした場合と同じ表示になります。カタログ設定ダイアログボックスで、標準プレビューサイズを指定します。 プレビューキャッシュの設定を参照してください。

1:1 実際のピクセルの 100% のサイズのプレビューを表示します。


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Apr 28, 2014 Apr 28, 2014

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返信遅くなってしまい申し訳ありません。。

とてもわかりやすい説明で納得出来ました。

カメラごとの読み込み設定で良い具合に対応したいと思います。

返答ありがとうございました^^

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