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最初、H.264で書き出そうと思ったのですがレベルをmainにする項目がなく、断念しました。
MPEG2でやると、レベルをmainにすることが可能になったのですがサイズが720×480になってしまい、1280×720で書き出すことができなくなってしまいました。あと、縦横比をフルスクリーンしなければいけないのですが、今の状態だと、縦横比の項目を変えてもフルスクリーン状態にできない状況です。どうすればよろしいでしょうか?
わかりやすいように、サイネージの規格を載せておきます。
シーケンスはARRI 1080p 29.97を使用しています。
デジタルサイネージ規格
映像
フォーマット MPEG1/MPEG2/MP4
データ拡張子 .mpg/.mp4
サイズ 1280×720 ピクセル(16:9 の映像の場合、レターボックスなしスクイーズ)
フレームレート 29.97fps
ビデオタイプ プログレッシブ
ビデオフォーマット NTSC
プロファイル main
レベル main
映像ビットレート 推奨 8,000kbps (最大 10,000kbps)
音声
音声フォーマット MPEG Audio
プロファイル Layer1/Layer2
サンプリングレート 48kHz
音声ビットレート 128kbps
端的に申しますと、引用していただいている規格が不十分で誤っているので、その通りに書き出すことは不可能ということかと思います。
例えば、MPEG2のレベル「Main」はSD解像度相当(NTSCだと720x480)なので、1280x720では書き出せません。
そもそも、フォーマットにMPEG1とMPEG2に並んで「MP4」があること自体が規格としておかしいですね。
仮に「MP4」が「MPEG4」ではなく「H.264/AVC」のことだと仮定した場合、レベルは数字での指定なので、レベル「Main」という指定はありません。
突っ込みどころ満載なのですが、私もデジタルサイネージに関してはあいまいな仕様で依頼を受けることが多々ありますので、ある程度仕方がないことだとは思っております。
「規格に不備があるので納品できません!」とはなかなか言えないと思いますので、仮に私が同じ立場でしたら「頂いた規格通りの組み合わせでの書き出しは不可能なので、可能な範囲で規格に沿って書き出しました」というような申し送りをして、H.264の1280x720 8Mbpsで納品すると思います。
(放映スケジュー
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端的に申しますと、引用していただいている規格が不十分で誤っているので、その通りに書き出すことは不可能ということかと思います。
例えば、MPEG2のレベル「Main」はSD解像度相当(NTSCだと720x480)なので、1280x720では書き出せません。
そもそも、フォーマットにMPEG1とMPEG2に並んで「MP4」があること自体が規格としておかしいですね。
仮に「MP4」が「MPEG4」ではなく「H.264/AVC」のことだと仮定した場合、レベルは数字での指定なので、レベル「Main」という指定はありません。
突っ込みどころ満載なのですが、私もデジタルサイネージに関してはあいまいな仕様で依頼を受けることが多々ありますので、ある程度仕方がないことだとは思っております。
「規格に不備があるので納品できません!」とはなかなか言えないと思いますので、仮に私が同じ立場でしたら「頂いた規格通りの組み合わせでの書き出しは不可能なので、可能な範囲で規格に沿って書き出しました」というような申し送りをして、H.264の1280x720 8Mbpsで納品すると思います。
(放映スケジュール上、万が一の際の再納品の余裕が無い場合は、電話などで担当所に直接確認した方が良いと思います。)
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ご返信いただき、ありがとうございます。
CHunさんのご丁寧なご説明のおかげで、心がスッと軽くなりました。
サイネージの会社に問い合わせたところ、解像度は1280×720ではなくていいとのことでしたので
720×480の書き出してやろうと思います。仕様書に最大1280×720と書いてあれば、済んだ話だったのですが、、、。笑
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無事正しい情報がサイネージ会社から得られたようで何よりです。
仕様の雰囲気的に、SD解像度時代の機材を用いた表示装置なのかもしれないですね。
1920×1080などの正方形ピクセルの16:9素材を非正方形ピクセルの720x480ワイドスクリーンで書き出すと、初期設定の「出力サイズに合わせてスケール」では左右に各8ピクセルの黒味が入るのでご注意ください(この黒味が入る方が厳密には規格的に正しいです)。「出力サイズ全体にストレッチ」を選ぶとわずかに左右が伸びて黒味が入らなくなります。
もっとも、表示機器によっては(特に古いものでは)「セーフエリア」の関係で黒味が入っていても表示されないものもありますので、問題にならないかもしれません。
最近のサイネージ機器の場合は「セーフエリア」という概念が無いものも多くなってきまして、表示装置の仕様によっては厳密な規格に則らず左右の黒味部分も表示するものもあるかと思います。
(あまり気にならないとは思いますが……。)