顔へガウスを書けるとフチが黒っぽくなる対策

[sebon77]

余りに大雑把かもしれませんが質問してみます。

プライバシー観点から顔にぼかしをかけたいと思うと、いわゆるボカシというか「ガウス」だったり「モザイク」だったりがあります。

今までは「モザイク」や「ガウス」でざっくりと対応していました。

今回お客さんから顔の輪郭は分かるようにぼかして欲しい（モザイクはダメ）と言う要望があり、顔の内側（目・鼻・口を少し輪郭側・外側に広げた感じ）でガウスをかけて一度見てもらいました。

（手順としてはブラシ＋クイックマスクで目鼻口の少し外側まで選択　＋　選択範囲を反転させてからフィルダー（ガウス））

そうすると「目鼻口はOKだけど、ボカシの一番端（外側）が黒っぽくなってるのが嫌だからなんとかしてくれ」との返答

（下記の左下から右上の線見たいのが顔の輪郭で、顔の輪郭少し内側でガウスをかけるとおそらく髪の毛の黒色につられる？？）

いちいちコピースタンプで縁の辺りを処理するのは手間的に割に合わないし結局最後にまたぼかす必要が出ると思います。

何かうまいやり方は無いでしょうか？

[12kiri]

手順が少々分かりづらいですが、想像で答えてみます。

確かにガウスで強いぼかしをかけると、選択範囲の周辺部分に髪の毛や顔の輪郭の影など濃い色の影響が出ますね。

一番簡単だと思うのは、ヒストリーブラシを使う方法でしょうか。

ぼかしをかける前の状態をヒストリーブラシのソースにして、黒っぽくなってしまった周辺部分をヒストリーブラシでぼかし前に戻してしまう方法です。

（ヒストリーブラシの不透明度を下げると一気に戻らずに調整しやすいかも）

他には、私がよくやる手として、ぼかしたレイヤーをマスクで重ねるという方法もあります。

1. 対象となるレイヤーを複製して上に重ねます。
2. そのレイヤー全体にガウスでぼかしをかけます。
3. ぼかしたレイヤーにレイヤーマスクを追加し、マスクの階調を反転させ真っ黒にします。
4. この段階で、ぼかしたレイヤーは完全に見えなくなり下のオリジナルの顔が見えています。
5. 描画色を白にし、レイヤーマスクを選択した状態でブラシツールでマスクを塗っていくと、塗った部分だけぼかした顔が見えるようになります。
6. 見えすぎてしまった場合にはマスクを黒で塗れば隠れるので、うまく調整します。（これもブラシツールの不透明度を調整すると微調整しやすいです）

オリジナルに一切手を加えず、スタンプツールではなくマスクの調整だけで対応できるので、慣れると作業が楽になると思います。

[tatsphoto]

ぼかしフィルターやモザイクフィルターは顔の周囲まで広範囲にぼかします。

だから顔の周囲に黒いもの、例えば髪の毛や背景などがあると、そこもふくめてぼかされてしまうので、周囲が黒っぽくなるという現象です。

それを防止するには、ぼかしたい部分を選択してそれをレイヤーで複製、そのレイヤーにぼかすフィルターを掛けると言うことで、たぶん行けるのではないかと思います。

ご期待に添えれば良いのですが。

[Yamonov]

コピーしたレイヤーに明るさの最大値を、顔のパーツが崩れない程度にかけておいてからぼかすのはどうでしょう。

必要な部分だけレイヤーマスクで出します。明るさの最大値（フィルタ＞その他内。保持「真円」）かけているので、顔の暗い部分が追い出されます。それほど手間なくできるかと。

※下のは、どのフィルタを適用したか分かるようにスマートオブジェクトにしていますが、直接かけてもいいと思います。