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PhotoshopやIllustratorなどに搭載されている色の校正、校正設定についてです。
紙色のシミュレート、黒インキのシミュレートのチェックの有無がわかりません。
インクジェット印刷、オンデマンド印刷の場合は、シミュレートするデバイスにそれらのiccプロファイルないし作業用CMYKを選択します。
その上で紙色のシミュレート、黒インキのシミュレートのチェックとありますが、黒インキのみはどういった効果を得られるのでしょうか?
また、銀塩プリントで校正を行う場合、紙色のシミュレート、黒インキのシミュレートは不要となるのでしょうか?
紙色のシミュレートにチェックを入れると実際のプリントとモニタ上の色味が異なっているように見えます。
紙色はインクジェット等の印刷の際に必要となるのでしょうか?
環境
mac OS high sierra 10.13(画面のキャリブレーションは済ませてあります)
Photoshop CC2018
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ICCプロファイルにあるメディア・ホワイトポイントとブラックポイントがそれぞれ紙色、墨インキにあたります。プロファイル作成時に計測した最高の白と、最高の黒です。
ですので、プリントメディアに合っていないプロファイルを使うとそもそもシミュレーションになりません。
(またモニタキャリブレーションと同時に、紙媒体を見る環境としてモニタのホワイトポイントに合った(また演色性の非常に高い)光源がなければ紙との合わせ込みはできません。ご存じと思いますが、書かれていないので一応念のため)
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一般的に銀塩プリントやインクジェットで「紙色のシミュレートや黒インキのシミュレート」することはありません。
その機能はそのダイアログにも書かれているように「画面上」で印刷時の色をシミュレートするものです。例えばシミュレートするデバイスを「Japan Color 2002 Newspaper」にして「紙色のシミュレートや黒インキのシミュレート」すると白が新聞紙のようなグレーに、黒が締まりのない黒になるのがわかると思います。
改めて...校正とは「画面上」で印刷時の色をシミュレートするものです。
補足です。上記「校正とは」は一般的にという意味でなく、「Photoshopの表示 / 校正」ではということです。
-- silk-m
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お二方、ご回答くださりありがとうございます。
校正は色評価蛍光灯の下で行っているので大丈夫だと思われます。
紙色・黒インキのシミュレートは、デフォルトで組み込まれているNewspaper等のデバイスに限り画面上での校正が可能である、
また、ペーパーのメーカー、プリンターのメーカー等が提供しているiccプロファイルには必要でないということでよろしいでしょうか?
もう少しご教授くだされば幸いです。
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Photoshopの「表示 / 校正」は印刷仕上がりのイメージを画面上で確認するためのものです。その確認が必要なければ必要無いということです。そこの設定は印刷仕上がりには影響しません。(そもそも校正設定はファイルに保存されません。)
Newspaperはわかりやすい例としてあげただけで、正しく作成されたICCプロファイルがあるのならデフォルトに限りません。
ペーパーのメーカー、プリンターのメーカー等が提供しているiccプロファイルがあるのなら確認しても構いませんよ、ということです。
-- silk-m