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①お使いのOSとそのバージョン 10.12.6
②製品とそのバージョン CC2018
③トラブルの内容
・カラー設定を印刷向けの「プリプレス用 – 日本2」「Adobe RGB」「Japan color 2001 Coated」にすると上限の300%を超えてしまう
(bridgeで同期設定)
1.総インキ量を規定内に抑える方法として下記の設定
2.データを保存して閉じる
すると配置しているIllustratorではJapan color 2001 Coatedなのに画像はSWOP〜になり、
Illustratorを開けると下記の警告が表示されます。
3.処理方法は作業用スペースの代わりに埋め込み〜を選択
この方法で問題ないのでしょうか。
1.カスタムCMYKは「カラー設定」ではなく、編集>プロファイル変換から行った方がいいでしょう。カラー設定を触るのはお勧めできません。
OK・キャンセルボタンの下にある「詳細」ボタンを押して「高度なプロファイル変換」ダイアログにし、CMYKプルダウンから「カスタムCMYK」を選んで変換します。
2.カスタムCMYKでCMYK変換すると、画面で見た目以上に色が変わります。
保存時にプロファイルの埋め込みを解除するか、
編集>プロファイルの指定でJapan Color 2001 Coated(Illustratorの設定と同じ)を選んでください。
※ここで「なし」を選んでもいいんですが、カラー設定を触ってしまっているので…
3.「作業用スペースの代わりに埋め込み〜」ではなく、「埋め込まれたプロファイルを破棄」を選ばないと、カスタムCMYKで300%以下にしたものが再度Japan Color 2001 CoatedでCMYK分解されるため、300%を越えてしまいます。
つまり今やってる方法では300%以下にはできていません。
なおIllustratorに配置する際、ドラッグ&ドロップでカスタムCMYKを埋め
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1.カスタムCMYKは「カラー設定」ではなく、編集>プロファイル変換から行った方がいいでしょう。カラー設定を触るのはお勧めできません。
OK・キャンセルボタンの下にある「詳細」ボタンを押して「高度なプロファイル変換」ダイアログにし、CMYKプルダウンから「カスタムCMYK」を選んで変換します。
2.カスタムCMYKでCMYK変換すると、画面で見た目以上に色が変わります。
保存時にプロファイルの埋め込みを解除するか、
編集>プロファイルの指定でJapan Color 2001 Coated(Illustratorの設定と同じ)を選んでください。
※ここで「なし」を選んでもいいんですが、カラー設定を触ってしまっているので…
3.「作業用スペースの代わりに埋め込み〜」ではなく、「埋め込まれたプロファイルを破棄」を選ばないと、カスタムCMYKで300%以下にしたものが再度Japan Color 2001 CoatedでCMYK分解されるため、300%を越えてしまいます。
つまり今やってる方法では300%以下にはできていません。
なおIllustratorに配置する際、ドラッグ&ドロップでカスタムCMYKを埋め込みで保存したものを配置すると、3の再分解が行われてしまうようです(JP2001等であれば問題ない)。(2019/06/18 バグ?らしき挙動があります)
他にも落とし穴があるかもしれませんから、ファイル>配置でリンクにするのをお勧めします。
まとめると
・Photoshopで保存するときはプロファイルの埋め込みは解除する
・配置時には「カラーマネジメントをしない」を選ぶ
です。
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Photoshopで再度開くときも「そのままにする(カラーマネジメントなし)」を選択ですね。
簡潔で分かりやすい解説をありがとうございます。