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ひとつのファイルに、例えば3つの画像レイヤーA,B,Cがあるときに、それぞれの画像レイヤーに1つずつ調整レイヤー(レベル補正)を作成・クリッピングした場合についてです。
下層からレイヤーA,B,Cと配置されていた場合、レイヤーAにクリッピングした調整レイヤーのヒストグラムは通常の山形を示します。
しかし、その上層にあるレイヤーB,Cの調整レイヤーでは、クリッピングしているにもかかわらず、調整レイヤーのヒストグラムが階層が上がるごとに増感&ノイジーになります。下層のレイヤーの影響を受けているような状態です。
下層レイヤーにレベル補正を行うと、そのヒストグラムは補正後のトーンジャンプしたヒストグラムが重なって表示されます。そして、上層レイヤーのヒストグラムは、下層レイヤーの干渉を受けているのか、調整レイヤーではヒストグラムの本来の形状が、ひどい櫛状で全く確認できない状態です。
バグでしょうか、それとも仕様の変更でしょうか。CC, Ver 21.2.2
追記:Ver21.2.1に戻してみましたが、変化ありませんでした。
下層レイヤー、レベル補正は行なっていません
上層レイヤー、全て同じ画像レイヤーなのにヒストグラムが増感しています
下層レイヤーのレベル補正は行うことができますが、このヒストグラムの表示は変わってしまいます
他のレイヤーを選択し、下層レイヤーに戻ると補正後のヒストグラム表示がおかしくなります
上層レイヤーの調整レイヤーにも、未補正にもかかわらず影響が出ているようです。
Photoshop 2020(Ver. 21)が抱える合成エンジンに関連する不具合が影響しているように思われます。
従来の合成エンジンがオフ(デフォルト)、以下のようにクリッピングされた調整レイヤーが再現条件となります。
レベル補正のスライダを以下のように動かします。ヒストグラムは変化しません。
しかし、この調整レイヤーをクリック、あるいは他のレイヤーから戻って選択した際には、以下のようにヒストグラムが変化します。
従来の合成エンジンをオンにするとこの不具合は起きません。従来の合成エンジンがオフでしたら、オンにして試してみてください。
しかし、21.2では従来の合成エンジンをオフにすると起きる不具合(Photoshop 21.2で起きる「従来の合成エンジン」不具合 )があり、この不具合が改善されているのか注意が必要です。Photoshop CC 2019(Ver. 20)では今回のような不具合は起きません。
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同VerのMac版ですが、その現象が確認できません。下のようなレイヤー構造で合っていますでしょうか。
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ご確認頂きありがとうございます。
レイヤー構造はそのとおりです。
個人的な環境の問題かもしれません。
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分かりました。各レイヤーは透過しているんですね。
同じ状態にすると仰っている症状が再現しました。また、CC2019ではこの現象が起きないことを確認しました。
Photoshopはこのところレイヤー合成表示等の描画周りを大きくいじっているので、バグであろうと思います。
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ご検証いただきありがとうございました。
具体的にいつから生じた不具合かはっきりしないのですが、
バグが起こった状態で作成してしまったファイルがないか探してみようと思います。
ありがとうございました。
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バグ報告しておきました。
iPad版Psが出たあたりからPhotoshopは描画周りの基本プログラムを相当いじってきており、まだ不安定な部分が散見されます。今回のヒストグラムや、レイヤーパネル内画像(マスク含む)などは統合画像から生成したキャッシュデータを使用しています。これの取得や生成周りに問題があるのだろうと思います。
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そうだったのですね…。
解説ならびにバグ報告と至らぬところをフォロー頂きありがとうございました。
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Photoshop 2020(Ver. 21)が抱える合成エンジンに関連する不具合が影響しているように思われます。
従来の合成エンジンがオフ(デフォルト)、以下のようにクリッピングされた調整レイヤーが再現条件となります。
レベル補正のスライダを以下のように動かします。ヒストグラムは変化しません。
しかし、この調整レイヤーをクリック、あるいは他のレイヤーから戻って選択した際には、以下のようにヒストグラムが変化します。
従来の合成エンジンをオンにするとこの不具合は起きません。従来の合成エンジンがオフでしたら、オンにして試してみてください。
しかし、21.2では従来の合成エンジンをオフにすると起きる不具合(Photoshop 21.2で起きる「従来の合成エンジン」不具合 )があり、この不具合が改善されているのか注意が必要です。Photoshop CC 2019(Ver. 20)では今回のような不具合は起きません。
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ご確認、ご検証ありがとうございました。
従来の合成エンジンをONにしましたところ、
・新たに画像をとりこみ、一から作ったファイルではヒストグラム不具合なし(直りました)
・バグが出た時に作成したファイルは、ヒストグラムがおかしいまま
であることがわかりました。
今の所カラー分解での補正はしない予定ではありますが、
ご指摘頂いた”ONにすることで生じるバグ”にも注意して参ります。
ありがとうございました。