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Photoshop 2022(23.x)のリリースに関わり、現在いくつかの問題が確認されています。取り急ぎ、こちらで確認できた現時点で可能な回避策をご紹介させていただきます。
せっかくアップデートいただいたところに、ご不便をおかけしており大変申し訳ございません。現在エンジニアチームを中心に問題の修復に努めておりますので、アップデートがあり次第、本ページの内容も更新してまいります。
症状その①
アップデート後に普段できた操作ができない
【対処】
今回のように年号が変わるアップデートでは、以前のバージョンと比べるとより高いスペック、PC環境を必要とする傾向があります。以下2パターンの対処法をお試しいただき、それでも改善しない場合は、以下のページを参考に2021バージョン(22.5.2)をご利用ください。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
●対処法A:ネイティブカンバスを無効にする
1.画面上部のメニューより環境設定を開く
Windows:編集>環境設定>テクノロジープレビュー
Mac:Photoshop>環境設定>テクノロジープレビュー
2.「ネイティブカンバスを無効にする」にチェックを入れ、右上の「OK」をクリックする
3.Photoshopを再起動し、動作を確認する
●対処法B:グラフィックプロセッサーを無効にする
1.画面上部のメニューより環境設定を開く
Windows:編集>環境設定>パフォーマンス
Mac:Photoshop>環境設定>パフォーマンス
2.画面右上にある「グラフィックプロセッサーを使用」からチェックを外す
3.右上の「OK」をクリックし、Photoshopを再起動して動作確認をする
グラフィックプロセッサーを無効とした場合の影響度については以下文書をご確認ください。
Photoshop GPU の FAQ
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症状その②
別アプリで作成したTiffファイルを開けない。「ドキュメントの種類が適切ではありません」というエラーになる。
【対処】
→こちらの問題は23.0.1アップデートで修正されました。この症状は、22.5.2セキュリティアップデートが影響しています。Camera Raw を経由することで問題を回避することが可能です。
1.画面上部のメニューよりCamera Raw環境設定を開く
Windows:編集>環境設定>CameraRaw(W) Mac:Photoshop>環境設定>CameraRaw(W)
2.ウィンドウ左側より「ファイル管理」を選択
3.JPEGおよびTIFFの処理にて「すべてのサポートされているTIFFファイルを自動的に開く」を選択
4.右上にある「OK」をクリックし、Tiffファイルを開く
5.Camera Rawウィンドウが表示されますので、右下の「開く」より画像を開く
CameraRawの設定に関しては以下文書を参考にご覧ください。
Camera Raw 設定の管理
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症状その③【Windowsのみ】
マウスホイールでのズームショートカットが遅延する
【対処】
→こちらの問題は23.0.1アップデートで修正されました。この問題に関しては2022バージョンで有効な手立てがないため、以下ページを参考に2021バージョンで問題を回避してください。以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
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症状その④【Windowsのみ】
タッチスクリーンを利用するとクラッシュする
【対処】
回避策として以下の場所にある「Spaces」を「-Spaces」に名称変更し、Photoshopを起動して動作を確認ください。
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop 2022\Required\Plug-ins\Spaces
それでもクラッシュしてしまう場合には、以下ページを参考に2021バージョンで問題を回避してください。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール