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MacBook Pro16inch(2019年モデル)を使っています。
【問題点】
MacBookで録音したボイスメモの録音データをpremiere Proにインポートすると、音量がマックスになったところで必ず音割れします。
ボイスメモで再生した限りでは、音割れは発生しないのに。です。
【現在は応急処置的に解決】
現在は、ボイスメモ→iMovieで音声の音量を60%くらいに下げる→premiere proにインポートすることで、音割れの解決はできました。
【premiere proのみの設定で解決できませんか?】
iMovieで音量を下げる作業は面倒なので、ボイスメモ→premiere proにインポートの過程だけで、音割れしない方法・設定はありますでしょうか?
premiere proでのこの音割れしてしまう問題は仕様なのでしょうか?
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こんにちは、sanagi37さん
>【premiere proのみの設定で解決できませんか?】
ボイスメモの録音データは音量が高いのかもしれません。最大を0dB以下くらいにする設定はありませんか。
それでは、Premiere Proで、オーディオエフェクトの「リミッター」をかけてみたらいかがでしょうか。
①「オーディオエフェクト」→「振幅と圧縮」→「ダイナミックス」エフェクトを音声クリップに適用します。
②「エフェクトコントロール」パネルで「ダイナミックス入力・・・・」の「カスタムセットアップ」の「編集」をクリックすると「クリップFxエディター・・・・」ウィンドウが開きます。
③このウィンドウで、「リミッター」にチェックを入れ、「しきい値;0dB」、「リリース;初期設定のまま」にして試します。
④まだ割れるようでしたら、しきい値を「-2dB」等と少しずつ下げてみて試してください。
※リミッターは、しきい値以上に飛び出した音量を抑え、それ以下の音量は原音のままとなります。
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>premiere proでのこの音割れしてしまう問題は仕様なのでしょうか?
仕様ということはあり得ないと思います(仕様だったら使い物になりません)。設定上の問題か、何かしらのバグの可能性は否定できないと思います。
順を追って検証してみますと、まず
>ボイスメモで再生した限りでは、音割れは発生しないのに。です。
という点から、ボイスメモで収録したm4aファイルには、録音時に0dBFSを超えたことによる歪みなどの問題は無いと思います。
次に、Premiere Proの「デフォルトオーディオトラック」の設定(環境設定-タイムライン)でステレオメディアをモノラルで読み込むような設定になっていないかご確認いただくといかがでしょうか。
ステレオ素材をモノラル×2で読み込んでタイムライン2本に並べると両チャンネルが加算されますので、音量の大きな部分はレベルオーバーになり歪みます。
そのような設定になっていなければ、次に進みます。
>MacBookで録音したボイスメモの録音データをpremiere Proにインポートすると、音量がマックスになったところで必ず音割れします。
という部分の検証ですが、音割れしているとき、Premiere Proのオーディオメーターはどのくらいのレベルまで振れてますでしょうか。もし0dBFSまで到達していないのに音割れしている場合は、オーディオデバイス絡みで問題が起きているか、何らかのバグの可能性が出てきます。
また、タイムライン上でオーディオクリップを右クリックして「オーディオゲイン」の設定画面を開き、ゲインを指定で-12dBくらいにしていただくといかがでしょうか。
以上の内容をお試しいただくと、ある程度原因が絞られてくるのではないかと思います。
ちなみに、ボイスメモ以外の音素材は問題ないのでしょうか?
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Ckun様
ご返答ありがとうございます。
デフォルトオーディオトラックの設定は、モノラルメディア→ファイルを使用。ステレオメディア→ファイルを使用となっております。
その後、いくつか試してみました。
当方ピアノの生演奏を録音しています。
先程QuickTimePlyerでも録音を試し、Premiere Proにインポートしてみました。
以下、検証結果です。
【ボイスメモで録音】
1.ピアノのすぐ近くで録音したもの→ボイスメモ上では音割れしないが、Premiere Proにインポートした場合、音量の大きい所で音割れが起きる。
2.ピアノから少し離れて録音→音量レベル自体が下がるので、音割れは発生しませんでした。
【QuickTime Playerで録音】
1.ピアノのすぐ近くで録音→Premiere Proにインポートしても、音量の大きい所での音割れは起きませんでした。
2.ピアノから少し離れて録音→もちろん問題なし。
まとめますと、ボイスメモで録音した場合に、元の音量が大きすぎる場合は、Premiere Proにインポートした時に音割れが起き、QuickTimePlyerでは問題ないという結果になりました。
なお、ボイスメモからの音源をオーディオゲインで-12dbにしても、やはり音は小さくなりますが音割れは改善しませんでした。
とりあえずは、ボイスメモは使わずQuickTimePlyerの方が良いということかと思いました。
参考までに動画も載せて起きます。
動画は、Premiere Proの環境設定→ボイスメモ上でファイルを再生→Premiere Proでインポートして再生(ここで音割れ)→QuickTimePlayerで録音したものをQuickTime上で再生→Premiere Proでインポートして再生(問題なし)
という内容です。
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なるほど、状況が非常によくわかりました。
あいにく私の手元に最新のMacが無いので(未だMid 2012モデルのユーザーです)、同じ環境で検証することができないのですが、AAC圧縮音声を展開する過程でなにか問題が起きているようですね(Premiere側の軽微なバグかもしれませんし、Appleの圧縮側のパラメーターの問題である可能性もありえます)。
MP3音声やAC3音声では時々トラブルが起きるのですが、AAC音声でこういった現象が起きることを初めて知りましたので、私も勉強になりました。
QuickTimeで録音することで解決なさっているようですので、Mac本体の内蔵マイクで録音なさる場合にはその方法が良いと思います。
以下余談ですが、ボイスメモのm4aファイルはあくまで会話のメモ録音程度の品質(私のMacで録音すると2chで128kbpsというとても低いレートでした)のAAC圧縮音声なので、あまり音質はよくありません。ピアノのようないろいろな音の要素が詰まった美しい音の楽器には不向きですね。
QuickTime Playerの品質「高」で録音すると2chで320kbpsのAAC圧縮音声になり、普通の人には圧縮の弊害がほとんどわからないくらいの音質になりますが、お試しになられていた「最高」設定で録音されるaifcファイルは2chで2304kbpsの非圧縮48kHz24bit音声なので、無劣化の音声が得られます。JEITAによる定義では「ハイレゾ」と名乗ってよいくらいの品質です。
そういった音質的な意味でも、ボイスメモではなくQuickTime Playerで最高品質で録音なさった方がよいと思います。
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Ckun様
ボイスメモで録ることより、QuickTimePlyerで録音する方が良いということを知ることができ良かったです。
QuickTimePlyerはハイレゾに匹敵するほどの音質なのですね。
詳しく、誠にありがとうございました。
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150kw様
ご返答ありがとうございます。
早速音声にダイナミックスを適用し、リミッターにチェック、しきい値を下げてみました。
ですが、音量は小さくなりますが、音割れした時のノイズは改善はされませんでした。