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シーケンス設定は「60NDF」となっています。
シーケンスタイム00:00:05:00を「00:00:00:00」NDFとしたいのですが、どこをどのように設定するのでしょうか?
開始タイムコードを「0」に設定しているのにも関わらず、「1Hスタート」になるのも納得が行きませんし、なぜ「30NDF」や「60NDF」に単位を変えると開始タイムがこんなにバラバラになるのでしょうか?
「30DF」が一番狙いに近いのですが、そもそもシーケンスはNDFだし、なぜそういう動きになるのか気持ち悪いです。
すいませんが、教えてください。
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いろいろお困りのようですが、バグや不具合といった類のものではなく理屈通りの挙動ですので、一つ一つの理由を分けて返信いたしますね。
まず、
>開始タイムコードを「0」に設定しているのにも関わらず、「1Hスタート」になるのも納得が行きませんし、
この件については、「調整レイヤー」にタイムコードエフェクトを適用していることが原因です。調整レイヤー自身のタイムコードをご確認いただくとお分かりいただけると思うのですが、デフォルトの状態で調整レイヤーをタイムラインに乗せると、調整レイヤーのイン点のTCが01;00;00;00になります。
開始タイムコードを0に設定しても、調整レイヤーの開始点が1時間ですので、1Hスタートのように見えます。
これは、調整レイヤーをマイナス方向の時間に伸ばすことができる点からもご理解いただけるかと思います。「調整レイヤー」の性格上、少し特殊な挙動をするのだと思います。
>なぜ「30NDF」や「60NDF」に単位を変えると開始タイムがこんなにバラバラになるのでしょうか?
これについては、厳密には「開始タイム」ではなく途中のタイムコード(上記で説明したとおりです)である点と、フレームの枚数表示と時間表示の関係でお考えいただくとわかりやすいのではないかと思います。
例えば、60ドロップフレーム(59.94fps)での01;00;00;00は、フレームの枚数では215784枚目です。ここでタイムコードの形式を30ドロップフレーム(29.97fps)にすると、215784枚目のフレームは02;00;00;00になります。これは単にフレームレートが半分になると時間が倍になるのでわかりやすいと思います。
60ドロップフレームから60ノンドロップフレームにタイムコード形式を変える場合、215784フレーム/60=3596秒24フレーム=59分56秒24フレームになります。
(計算式の書き方は適切ではありませんが、説明のためとご理解ください。)
>シーケンスタイム00:00:05:00を「00:00:00:00」NDFとしたいのですが、どこをどのように設定するのでしょうか?
シーケンスタイム00:00:05:00からのタイムコード表示を入れたい一連のクリップをネストして、ネストシーケンスにタイムコードエフェクトを適用すると可能だと思います。
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Ckunさん、解説ありがとうございます。
理屈は理解できました。
今回は00:00:05:00をスタートとする変則的な使い方ですが、
本来ならマスターのタイムコードをプレビュー時に渡すといった使い方をしています。
では、マスターにTCを焼き付けてクライアントに渡す場合、
編集した全てのクリップをネストするのでしょうか?
まだまだ修正が入るプレビュー時点で、それはちょっとしたくないなというのが本音です。
みなさんはどうなさっているのでしょうか?よろしくお願いします。
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>では、マスターにTCを焼き付けてクライアントに渡す場合、
>編集した全てのクリップをネストするのでしょうか?
それは大変危険な(放送事故や納品トラブルという意味で)方法なので、絶対に避けた方が良いと思います。
そういった用途でTCを焼きこむ場合は、「書き出し設定」の画面にて「エフェクト」タブにある「タイムコードオーバーレイ」にチェックを入れるて書き出す方法が安全だと思います。
(クライアント試写用のプリセットを作っておくと便利だと思います。)
Premiere Proは様々な業務に使用されていますので、一般的な映像制作の過程で「こういうことができるはず」と思われる機能は概ね搭載してると思いますので、マニュアルなどもご参照いただきつつ便利にご活用いただくとよいのではないかと思います。
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Ckunさん ありがとうございます。
マニュアルのPDFがあるといいのですが、無いとのことなので残念です。
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確かに私も、機能を探しやすいマニュアルがあると便利だと思うのですが、機能追加のたびに各国語のマニュアルを作り直すのは大変なのかもしれず、作る側の事情を考えると現状のWebブラウザで見られるマニュアルが効率的なのかもしれませんね(私個人の感想です)。
書き出しについては、タイムコードの焼きこみを含めてこちらに詳しく記載があります。
この書き出し設定のリファレンスは結構役立つと思いますので、もしまだご覧になられていませんでしたら、お時間に余裕のある時にお読みいただく価値はあると思います。