リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
CPU:intel Core i7-12700F
GPU:GeForce RTX3070Ti
Premiere pro でエンコードを行う時、
どのバージョンでも、どのプロジェクトでも64%から先に進まないという現象が発生しております。
色々原因究明を試みまして、現時点で分かった事は以下の通りです。
・映像シーケンスを非表示にしてエンコードすると上手くいく。
・映像シーケンスを表示にしても、ソフトウェア処理にしてシーケンスをレンダリングしてエンコードすると上手くいく。
・Media Encoderを使用してエンコードしようとするととてつもなく遅い。
・Premiere pro やMedia Encoderをインストールしなおしても同様の現象が発生。
普段制作している動画は、BGMやテロップ、クロスディゾルブや押し出しなどのビデオトランジションを良く使用しています。
GPUアクセラレーション対応のビデオトランジションを使うことがあるので、できればGPU高速処理でエンコードしたいです。
何かわかる方いらっしゃいましたらご教授頂けると幸いです。よろしくお願いします。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
こんばんは
パッと思いつくところをサラッと端的に並べてみますと
▶書き出し先のドライブの問題
▶AEのダイナミックリンクを使用しているか
▶テロップデータ(PSDですか?や音源・映像データをひとつのドライブに入れているか
▶書き出し中に、他のアプリを使っているか
など、かなり簡素なところではありますが
お時間ございましたらご確認していただけますと幸いです
よろしくお願いいたします
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ご連絡ありがとうございます。
いただいた内容に関しては以下のとおりです。
▶︎書き出し先をHDDやSSDに変えてみても症状は変わりません
▶︎AEは使用していません
▶︎テロップデータはエッセンシャルグラフィックスを使用しています。映像データ、音源、SEは同じドライブですがそれぞれ違うフォルダに格納しています。
▶︎書き出し中にGoogle chrome等を使う事はあります。
以上になります。
よろしくお願いいたします。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ご返信ありがとうございます
事前に、キャッシュのクリア・デスクトップアプリからのいったんログアウトやアプリの再インストールなどは済まされているかと思いますが、原因の切り分け方法として
▶エッセンシャルグラフィックスをTLから消して書き出してみてはどうか
(いわゆるシロ書き出し的なものです)
▶別のPCでPrが使えるものがあればそちらで書き出しをしてみる
プロジェクト自体に、なにかエッセンシャルグラフィックスがよくない作用をもたらしている、のか...
とも思ってしまいました
新規のプロジェクトをつくって、そちらにシーケンスを読み込んでみるのも試してみる可能性あるかもしれません
ちなみにレンダリングはエラーやら途中でとまることなくすべて緑色になったうえで、TLでの再生が問題なくできるという認識でよろしいでしょうか
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ありがとうございます。
こちらに関してですが、
▶︎シロ書き出しは試してみましたがやはり64%で止まりました。
▶︎新規プロジェクトも試しましたが同様に止まりました。
現在別のPCが無いのでそちらで試すことはできないですが、おっしゃる通り、再ログイン、再インストール、キャッシュクリアは実施済みです。
レンダリングもおっしゃる通り、全て緑色でTLでの再生も問題なくできます。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ご検証ありがとうございます
新たに編集した簡易なシーケンスやカラーバーだけなどでも書き出しが止まってしまうのであれば
GPUまわりが怪しい感じがしますね
ドライバー更新時に初期化がうまくいかなかったとかの不具合が生じているのかもしれません
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
試しにGPUのドライバをすべて更新しなおしてみました。
すると、エンコードできる物とできない物が出てきました。
ひとまず原因追及のために今あるエッセンシャルグラフィックスを消して改めてインポートしてみようと思います。
あとMedia Encoderだとエンコードがとてつもなく遅い件ですが、Premiere proのエンコードも止まっているのではなくてとてつもなく遅い可能性があるのかなと...。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
Media Encoderを使用してエンコードしようとするととてつもなく遅いとのことですが、ログファイルは確認されましたでしょうか?
どのバージョンでも、どのプロジェクトでも発生する、ソフトウェア処理だとうまく行くとのことですので、なんとなくハード周りの不具合のような気もしますが、ログを見ると何か手がかりがあるかもしれません。
【参考】
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ご連絡ありがとうございます。
ログを確認してみましたが、以下のメッセージが出ているくらいでした。
(あとはソースファイルや出力ファイルのアドレスが表記されているくらいです)
- 使用されているプリセット :
- ビデオ : 1920x1080 (1.0), 60 fps, プログレッシブ, 203 (75% HLG, 58% PQ), ハードウェアエンコーディング, Nvidia Codec, 00:13:14:51
- オーディオ : AAC, 320 Kbps, 48 kHz, ステレオ
- ビットレート : VBR, 1 パス, ターゲット 15.00 Mbps
- エンコード時間 : 00:25:15
GPUのドライバはすべて更新しなおしてみると、
エンコードできる物とできない物が出てきました。
ハードウェアが原因なのはほぼ間違いないと思いますが、その他にも何か原因があるのかなと思っています。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
どのバージョン、どのプロジェクトも「64%」という全く同じ数字で先に進まなくなるという点からは、特定の組み合わせなどでしか発生しない未知のバグの可能性もあり得そうに思うのですが、皆さまおっしゃる通りGPU周りの問題である可能性が高いと私も思います。
少し異なる切り口で、GPUで行われる主な3つの処理「レンダリング」と「エンコード」、そして「デコード」を分けて考えてみるといかがでしょうか。
なお、NVIDIAのドライバは推奨されている「最新のSTUDIOドライバー」が入っているものとして進めてみます。
>・映像シーケンスを表示にしても、ソフトウェア処理にしてシーケンスをレンダリングしてエンコードすると上手くいく。
シーケンスのレンダリングは、デフォルトでは書き出しに影響しませんのでこの「上手くいったケース」は「CPUによるレンダリング」と「GPUによるエンコード」での書き出しかと思います。
この点からは、「GPUによるレンダリング」で問題が発生している(もしくは何らかの事情で速度がとても遅くなっている)ことが考えられます。
一方で、
>レンダリングもおっしゃる通り、全て緑色でTLでの再生も問題なくできます。
この「レンダリング」(正確にはプレビューレンダリング)の際、レンダラーとして「GPU高速処理 (CUDA)」を使用する設定になっていたとしますと、「GPUによるレンダリング」と「CPUによるエンコード(ビデオプレビューのコーデックでのエンコード)」でも問題が出ていないということになるかと思います。「GPUによるレンダリング」での問題ではないという、先ほどと矛盾する結果とも言えます。
そこから、「GPUにてレンダリングとエンコードを同時に行うと不具合が出ている」という仮説を立てまして、
・「プロジェクト設定」の「レンダラー」は「GPU高速処理(CUDA)」
・「書き出し設定」の「エンコード設定」の「パフォーマンス」は「ソフトウェアエンコーディング」
という組み合わせで書き出しをお試しいただくといかがでしょうか。
この場合、エンコードはCPUで行われるのでハードウェア処理より遅くなるかもしれませんが(どの処理がボトルネックになるかにより遅くなる率が変わります)、レンダリングはGPU処理なので、
>GPUアクセラレーション対応のビデオトランジションを使うことがあるので、できればGPU高速処理でエンコードしたいです。
というご要望には沿った状況になります。
※ちなみに、GPU高速処理で処理されるエフェクトの処理内容は、「エンコード」ではなく「レンダリング」です。少しややこしいかもしれませんが、ご参考URLはこちらです。→GPU アクセラレーションレンダリングとハードウェアエンコーディング
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ご連絡ありがとうございます。
おっしゃる通りStudioドライバーは最新のものが入っております。
>・「プロジェクト設定」の「レンダラー」は「GPU高速処理(CUDA)」
・「書き出し設定」の「エンコード設定」の「パフォーマンス」は「ソフトウェアエンコーディング」
こちら試してみましたが、変わらず64%で止まってしまいました。
一応あらためて
・レンダラーを「GPU高速処理(CUDA)」にして、シーケンスタブから「インからアウトをレンダリング」
・その上でエンコード設定のパフォーマンスを「ハードウェアエンコーディング」
このパターンでもやはり64%で止まりました。
こちらも改めて
・レンダラーを「ソフトウェア処理」
・エンコード設定を「ハードウェアエンコーディング」
にして書き出すと上手くいきました。
この点から「GPUのレンダラーに不具合が出ている線が濃厚」ということが分かりました。
この後も原因追及は行いますが現時点で分かった事は以上となります。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
状況のご返信、ありがとうございました。
おっしゃる通り、GPU(CUDA)によるレンダリング中に、何か問題が生じている可能性が高そうですね。
ちなみに、「どのプロジェクトでも問題が発生している」ということに関連して、もしお時間に余裕がございましたら、原因の切り分けのため、この投稿に添付したプロジェクトファイルにあるシーケンスを、レンダラーとして「GPU高速処理(CUDA)」を使用して書き出しをお試しいただいて、これでも64%で止まるか否かをご確認いただくといかがでしょうか。
このプロジェクトは、カラーバーとカラーマットが動くものに色調整を加えた3分のテストシーケンスで、私の手元の環境(i9-14900K, RTX4070 (ドライバ: 552.22), RAM 64.0 GB, Windows 11 Pro 23H2, Premiere Pro V24.6.1)にて、「Match Source - Adaptive High Bitreta」書き出しが13秒ほどで完了するものです。
このプロジェクトも正常に書き出しできないとなりますと、お手元で使われている素材などが原因である可能性が排除でき、ハードウェアの問題である可能性がさらに高まると思います。
逆に、このプロジェクトの書き出しがうまくできたとなりますと、依然としてハードウェアの問題の可能性はあるものの、特定のエフェクトや素材が引き金になっている可能性も出てくるかと思います。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
ありがとうございます。
こちら頂いたテストシーケンス、レンダラー「GPU高速処理(CUDA)」
エンコード「ハードウェアエンコーディング」にした所、書き出しが正常に終わりました。
こうなると手持ちの素材に原因があるかもしれないので、一度素材をすべて作り直してみようと思います。