ブラー マスクパス修正でクラッシュ

[へっぽこライター]

モーショントラッキングを使っても勝手に不要な回転をしたり明後日の方向に行ってしまうので、コマ送りのトラッキングをさせてやっているのですが、誤ってマスクパスのアンカーポイントを増やしてしまった場合にそのアンカーポイントを消去するとほぼ必ず応答なしとなり、フリーズします。
テンポよく進めていると思わぬところでデータが飛ぶのでとても悩まされています。
他にも同じ症状が発生している方はいらっしゃいますか？
単なるハードウエアのスペック不足でしょうか。
使用環境はWIN10
Dell XPS8900
Intel(R) Core(TM) i7-6700 CPU @ 3.40GHz 3.41 GHz
メモリRAM16GB　ビデオカード NVIDIA GT-Foce1030
プレミアプロ バージョン23.20

宜しくお願い致します。

[へっぽこライター]

150kwさん
ご回答ありがとうございます。
①基本的に四角形マスクでかけていましたが誤って増えたものを消した際に起こるものです。
②仕上がりシーケンスで作業しておかないと書き出し時に影響するのではないかと考えていましたが、書き出しサイズさえ指定してしまえば、決して画質が下がるという訳はないのでしょうか？

③申し訳ございませんがプロキシ編集というものを理解しておりません。プレビューでの解像度サイズという事でしょうか？

[150kw]

こんにちは

②シーケンスサイズを落とした場合は、映像品質は低下します。書き出しも映像品質は低下したままです。

③プロキシ編集は、フレームサイズの小さいプロキシファイル（代理ファイル）を作成し、編集はプロキシファイルを使用してPCへの負荷を軽減して行い、書き出しは元のファイルを使用して映像品質低下をさせずに書きだすというものです。

下記リンクのDENNPO-ZIさんのYouTube動画をご覧ください。ちょっと古いですがプロキシ編集の概要はお分かりになると思います。

(43) Premiere Pro実践講座（プロキシの設定と活用） - YouTube

また、私の愚策マニュアルがあります。マニュアルはExcelで作成してあり、下記リンクからダウンロードできます（ダウンロード期限；2023/4/30）。ご覧頂ければ幸いです。

https://shared-assets.adobe.com/link/9fc27c69-f6a2-4adb-71a9-775eb3130f71 

[へっぽこライター]

初歩的な質問で申し訳ございません。詳しくご教授頂きありがとうございます。プロキシファイルの作成についてなんとなくですが理解致しました。
②については編集が進んでいて劣化させたくないこともあり、シーケンス設定変更については断念致します。
③について件のプロジェクトの設定を変更してみましたが、既にインポートされている影響なのかプロキシファイルが生成されなかったので再現は難しいようです。

ただ、シーケンスのソースには1080ｐと2160ｐが混在するシーケンスとなっており、クラッシュする際のソース元も2160ｐであることがわかりました。他のクラッシュ箇所のソースについては未検証です。
条件が変わってしまいますが、新たにプロジェクトを作成してプロキシを適用してクラッシュするソースをインポートさせ同様の操作をした限りではコマ送りでのトラッキングの読み込みが軽くなり、アンカーポイントを削除、追加を繰り返してもエラーになることはありませんでした。
条件が違うと思われるため今後の制作にプロキシを用いて様子を見ていくしかなさそうです。
ありがとうございます。

[150kw]

こんばんは

＞新たにプロジェクトを作成してプロキシを適用して・・・・・アンカーポイントを削除、追加を繰り返してもエラーになることはありませんでした。

何とかうまくいきそうでしょうか。

以下は、PCへの負荷を軽減するため方策です。参考にしてください。

＞1080ｐと2160ｐが混在するシーケンスとなっており・・・

もしかしたら、シーケンス設定のフレームサイズが3840×2160になっていませんか（下図赤枠部）。ついでに、タイムベースは59.94fpsになっていませんか。

その場合は、PCへの負荷が大変大きくなりますので、負荷を軽減するため、フレームサイズは1920×1080、タイムベースは29.97fpsに変更します。

また、マスクのトラッキングは自動で行っているのではと思います。その場合、1フレーム毎にキーフレームが作成されており、これもPCへの負荷が高くなる原因ではと思います。

で、マスクのトラッキングを手動で行ってみたらいかがでしょうか。マスクの動きの緩急が分かりませんが、その状況に応じてキーフレームを10フレーム、または15フレーム、または30フレーム間隔で打ってみます。

[へっぽこライター]

プロキシについて大変勉強になりました。ありがとうございます。
そもそも私の経験と知識が著しく乏しく、もっと根本的な設定を間違えている事があるのかもしれませんが、シーケンス設定を確認しましたところ1080ｐ30fpsとなってました。

マスクのトラッキングについてはマスクしたい対象物だけにかけたかったため自動トラッキングのコマ送りをしつつ、ずれたら手動で修正するというような、仰る通りの1フレーム毎にキーフレームを作成していました。

画像にて補足です：スロー再生マーク？のトラッキングボタンを使用してコマ送りしていました。

[150kw]

こんばんは

＞シーケンス設定を確認しましたところ1080ｐ30fpsとなってました。

フレームサイズが1440×1080で、ピクセル縦横比がHDアナモルフィックになっていますね。今時珍しい設定のように思いますが。

1080pのクリップのフレームサイズが1440×1080の場合は問題ないと思いますが、1920×1080の場合、このシーケンスですと、1440×1080に変換するため、PCへの負荷がよりかかっているように思います。

1080pと2160pが混在するとのことですので、シーケンス設定が正しいかを確認するため、それぞれのクリップの上で右クリックし開いたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択して開いた「プロパティ」ウィンドウのスクリーンショットを提示頂けないでしょうか。下図のようなものです。

＞仰る通りの1フレーム毎にキーフレームを作成していました。

プロキシ編集でもうまくいかなかったら、前にも記載しましたが、マスクの動きの緩急の状況に応じてキーフレームを手動で10フレーム、または15フレーム、または30フレーム間隔で打ってみたらいかがででしょうか。PCへの負荷が軽減するのではと思います。

＞画像にて補足です：スロー再生マーク？のトラッキングボタンを使用してコマ送りしていました。

自動トラッキングは「A」ボタン、1コマずつの修正は「B」ボタンを使用ということですね。これは、合っていると思います。

マスク（1）、マスク（2）、マスク（3）は今どうなっていますか。マスクを削除したのでしょうか。

[へっぽこライター]

ありがとうございます。
お恥ずかしながら、0から手探り状態でやってきたのでシーケンス設定の知識が無いままとりあえずなんとなくHDVを選んでやってきたのがアナモルフィックになっているのだと思います。ご指摘頂き恐縮でございます。
クラッシュする箇所のクリップのプロパティは以下になります。


＞マスク（1）、マスク（2）、マスク（3）は今どうなっていますか。マスクを削除したのでしょうか。

他のマスクは消しておらず機能させています。
マスクのキーフレームはやはりぴったり追従して欲しいことがあるので、飛ばし飛ばしで打つのは対象物の動く状況を見ながらしかないと考えています。

[150kw]

こんばんは

シーケンス設定は下図のようにすると良いと思います。ビデオとオーディオ項は下図と同じにしましょう。

このシーケンス設定ですと、4K映像クリップの映像が拡大されて表示される場合は、4K映像クリップをすべて選択し、その上で右クリックして開いたコンテキストメニューから「フレームサイズに合わせる」を選択します。するとフレーム枠にぴったり合います。

シーケンス設定は、現在のHD アナモルフィックシーケンスから変更することができます。「編集モード」を「カスタム」にして行います。

＞他のマスクは消しておらず機能させています。

マスクは4個をかけているのですね。これもフリーズする原因に寄与しているのではと思います。マスクの個数を少なくするような工夫は出来ませんか。

＞マスクのキーフレームはやはりぴったり追従して欲しいことがあるので、飛ばし飛ばしで打つのは対象物の動く状況を見ながらしかないと考えています。

そうしたいのは分かりますが、フリーズしてしまっては元も子もありませんので、どこかで落としどころを見つけるのが良いと思います。おっしゃるように動く状況をみながら、極力飛ばしながらにすると良いと思います。

[へっぽこライター]

ありがとうございます。
はっきりとした原因はわかりませんが、プロキシを用いて様子みてみようと思います。