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お世話になります。
(1)4KのムービーにH.264形式でプロキシを作成し、プロキシに接続。
(2)(1)のプロキシ接続されたムービーからシーケンスを作成。
(3)(2)で作成したシーケンスの任意の位置に再生ヘッドを移動。
(4)プログラムモニタにボタンエディタで「プロキシの切り替え」ボタンを追加しておき、「プロキシの切り替え」をON/OFFする。
この手順(4)の「プロキシの切り替え」をON/OFFの際に、プロキシをONにすると再生ヘッド位置の映像が1フレーム前にズレてしまいます。
その為、プロキシがONの状態で作成した編集点はプロキシをオフにしたり、動画として書き出した際もすべて1フレームズレてしまうという状態になっています。
これが仕様なのか私の環境だけなのか教えて頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
【動作環境】
Win10 HOME 21H2
premiere pro v22.5
私は不正確なフレームレートで起きる不具合についても検証していないのでこういった状況には詳しくないのですが、一般的ではないフレームレートが原因とみてよさそうですね。
>23.98fpsの動画素材からプロキシを作成すると23.976fpsになってしまうものなのでしょうか?
いわゆる「24p」動画は、映画では24.00fpsが用いられますが、従来のNTSCに由来する「1/1.001」のレートで扱う場合24÷1.001=23.976023976……という循環小数になります。そのため、一般的に23.976fpsと言われますが、表記の桁数の都合で四捨五入して23.98fpsと表記する場合があります。
これが誤解を生んでしまい、23.98fpsちょうどの正しくないフレームレートの動画ファイルを書き出してしまう方がいらっしゃるようです。
23.98fpsという一般的ではないフレームレートの素材に対してPremiere Proでプロキシを作成する場合は、そのレートに近い23.976fpsになるのだと思います。
(その際の変換アルゴリズムについては調べたことがないのでわかりません……。)
...>フレームレートを指定で「23.976」と入力しても「23.98」になってしまいます
先ほどの返信にもちらりと書きましたが、表示の桁数の都合で四捨五入されて表記される場合がありまして、まさにその状況ということですね。
23.976と入力してOKを押下してから、プロジェクトパネル上でフレームレートをご確認いただくと23.976になっていると思います。
あいにく、23.9800fpsのテスト用素材を用意できず、その昔After Effectsで23.98fpsにしてしまう事故があった記憶があったのですが(もしかすると他社の別のソフトだったかもしれません……)、現行バージョンでは書き出し時に警告が出て23.976fpsになってしまいましたため、30.00fpsの素材で試した結果の画像を貼ってみます。
なお、プロキシワークフローを前提にしますと、フッテージを変換でフレームレートを修正した元のファイルをそのまま使うとトラブルの元なので(プロキシワークフローでは「フッテージを変換」をサポートしていないので)、一旦中間コーデックを用いて23.976fpsの素材として書き出して頂
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念のための確認なのですが、オリジナルの「4Kムービー」の素材は、スマホなどで収録された「VFR(可変フレームレート)」の素材であったりフレームレートが一般的な値ではないということはないでしょうか。
差し支えございませんでしたら、素材を収録した機器の名称や記録モードなどもお書き添えいただけますと、より的確な返信が付きやすくなると思います。
私自身はVFRの素材にプロキシを作成して意図的に不具合を見つけるといった検証をしていないので公式マニュアルの受け売りなのですが、プロキシワークフローではVFRの素材はCFRに変換してから行うことがお勧めされています。
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ご返信を頂きありがとうございます!
「4Kムービー」の素材は動画サイトからダウンロードした動画なので、機材や記録モード等は不明ですがその動画素材のプロパティを確認してみたところ、「VFR(可変フレームレート)」ではありませんでした。
ただ、フレームレートが23.98fpsでした。
その素材からプロキシを作成すると、作成されたプロキシ動画のフレームレートが23.976fpsになってしまっていてどうやらそれがズレの原因のようでした。
23.98fpsの動画素材からプロキシを作成すると23.976fpsになってしまうものなのでしょうか?
試しに23.98fpsの動画素材を24fpsに変換して、プロキシを作成したら24fpsのままでズレがなくなりました。
【4Kムービー素材のプロパティ】
種類 :MPEG ムービー
ファイルサイズ :642.86 MB
画像のサイズ : 3840 x 2160
フレームレート : 23.98
ソースのオーディオ形式 : 48000 Hz - 圧縮 - ステレオ
プロジェクトのオーディオ形式 : 48000 Hz - 32 ビット浮動小数 - ステレオ
トータルデュレーション : 00:02:44:16
ピクセル縦横比 : 1.0
アルファ : なし
カラースペース:Rec. 709
カラースペースを上書き :オフ
LUT を入力 :なし
ビデオコーデックタイプ : MP4/MOV H.264 4:2:0
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私は不正確なフレームレートで起きる不具合についても検証していないのでこういった状況には詳しくないのですが、一般的ではないフレームレートが原因とみてよさそうですね。
>23.98fpsの動画素材からプロキシを作成すると23.976fpsになってしまうものなのでしょうか?
いわゆる「24p」動画は、映画では24.00fpsが用いられますが、従来のNTSCに由来する「1/1.001」のレートで扱う場合24÷1.001=23.976023976……という循環小数になります。そのため、一般的に23.976fpsと言われますが、表記の桁数の都合で四捨五入して23.98fpsと表記する場合があります。
これが誤解を生んでしまい、23.98fpsちょうどの正しくないフレームレートの動画ファイルを書き出してしまう方がいらっしゃるようです。
23.98fpsという一般的ではないフレームレートの素材に対してPremiere Proでプロキシを作成する場合は、そのレートに近い23.976fpsになるのだと思います。
(その際の変換アルゴリズムについては調べたことがないのでわかりません……。)
素材の内容にもよるのですが、撮影者が23.976fpsのカメラで撮影して誤って23.98で書き出して素材サイトにアップしている場合には、その時点で既にフレームの欠落フレームの重複が生じている可能性もゼロではないと思います。
23.98fpsになってしまった素材を23.976fpsで扱う場合には、既に欠落したフレームは取り戻せませんが更なる問題(フレームの欠落)を避けるために、単純な変換ではなく「フッテージを変換」で23.976fpsにしたうえで中間コーデック(ProResなど)に変換する方法が無難かと思います。
もちろん24.00fpsに「フッテージを変換」しても良いのですが、作品の最終用途やそのほかの素材のフレームレートも加味して決めていただくとよいと思います。
【追記】
スミマセン。文中に真逆のことを書いてしまっていたので取り消し線を入れて修正しました。
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ご回答頂きありがとうございます!
23.98fpsというフレームレートは一般的ではなかったのですね。
知りませんでした!
>単純な変換ではなく「フッテージを変換」で23.976fpsにしたうえで
「フッテージを変換」機能を使ったことがなかったのですが、
フレームレートを指定で「23.976」と入力しても「23.98」になってしまいます。
23.976fpsを指定する方法はありますでしょうか?
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>フレームレートを指定で「23.976」と入力しても「23.98」になってしまいます
先ほどの返信にもちらりと書きましたが、表示の桁数の都合で四捨五入されて表記される場合がありまして、まさにその状況ということですね。
23.976と入力してOKを押下してから、プロジェクトパネル上でフレームレートをご確認いただくと23.976になっていると思います。
あいにく、23.9800fpsのテスト用素材を用意できず、その昔After Effectsで23.98fpsにしてしまう事故があった記憶があったのですが(もしかすると他社の別のソフトだったかもしれません……)、現行バージョンでは書き出し時に警告が出て23.976fpsになってしまいましたため、30.00fpsの素材で試した結果の画像を貼ってみます。
なお、プロキシワークフローを前提にしますと、フッテージを変換でフレームレートを修正した元のファイルをそのまま使うとトラブルの元なので(プロキシワークフローでは「フッテージを変換」をサポートしていないので)、一旦中間コーデックを用いて23.976fpsの素材として書き出して頂くと良いと思います。
その場合、Adobe Media Encoderをお使いいただくのが自然な流れになると思うのですが、こちらの方はフッテージの変換の画面でも23.976と表示されるようです。
【追記】
当初「フッテージを変換でフレームレートを修正した元のファイルをそのまま使うとトラブルの元なので」と書いたのですが、正確には「サポートしていない」という状況ですので、該当部分に取り消し線を入れて修正いたしました。
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ご回答頂きありがとうございます!
>23.976と入力してOKを押下してから、プロジェクトパネル上でフレームレートをご確認いただくと23.976になっていると思います。
確かにそうなりました。確認不足でした。
Adobe Media Encoderを使用した方が良いと言うことですね。
ご丁寧に教えて頂き有り難うございました!