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プロジェクト設定のHDR グラフィックホワイト(ニッツ)の機能についてRec.709のクリップをHDRのシーケンスに読み込む際に輝度レベルを変更する目的と認識していたのですが、SDRのシーケンスにRec.2100 HLGのクリップを読み込んだ時にも機能している事が分かりました。
この設定に関してHDRのシーケンスにSDRのクリップを読み込んだ時とSDRのシーケンスにHDRのクリップを読み込んだ際の両方で機能すると考えて良いでしょうか?
◇質問
最適な設定に関してですが以下の通りで良いのでしょうか?
SDRのシーケンスでSDRのクリップを編集 >100(63% HLG,51% PQ)、203(75% HLG,58% PQ)のどちらでも良い。(どちらの設定でも影響は無い)
SDRのシーケンスでHDRのクリップを編集 >203(75% HLG,58% PQ)を選択
HDRのシーケンスでSDRのクリップを編集 >203(75% HLG,58% PQ)を選択
HDRのシーケンスでHDRのクリップを編集 >100(63% HLG,51% PQ)、203(75% HLG,58% PQ)のどちらでも良い。(どちらの設定でも影響は無い)
宜しくお願い致します。
>この設定に関してHDRのシーケンスにSDRのクリップを読み込んだ時とSDRのシーケンスにHDRのクリップを読み込んだ際の両方で機能すると考えて良いでしょうか?
その通りです。
例えば、HDRの番組の一部にSDRで制作した過去のシーンを入れたとします。そのようにして制作したHDRの番組をSDRで放送する場合、SDRの過去シーンの映像は元々のSDRの映像と同じにならなくてはならないですよね?
そのためには、SDR→HDR変換の際に基準白を設定したのと同様、HDR→SDR変換にも基準白の設定が必要です。
もちろん、SDR素材使用の有無にかかわらず、HDR制作したものの「基準の白レベル」は、テロップの文字の輝度であったり、SDRでの使用を考慮して互換性のある調整をする際の基準にもなるものですから、必然的に「必要な設定」ということになると思います。
ご質問の内容については、用途に合わせて設定するということが答えになるかと思うので一概には言えないところですが、日本国内の放送が絡むHDR(HLG)の考え方から見ますと最後の項目以外はそういった認識で良いのではないかと思います。
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>この設定に関してHDRのシーケンスにSDRのクリップを読み込んだ時とSDRのシーケンスにHDRのクリップを読み込んだ際の両方で機能すると考えて良いでしょうか?
その通りです。
例えば、HDRの番組の一部にSDRで制作した過去のシーンを入れたとします。そのようにして制作したHDRの番組をSDRで放送する場合、SDRの過去シーンの映像は元々のSDRの映像と同じにならなくてはならないですよね?
そのためには、SDR→HDR変換の際に基準白を設定したのと同様、HDR→SDR変換にも基準白の設定が必要です。
もちろん、SDR素材使用の有無にかかわらず、HDR制作したものの「基準の白レベル」は、テロップの文字の輝度であったり、SDRでの使用を考慮して互換性のある調整をする際の基準にもなるものですから、必然的に「必要な設定」ということになると思います。
ご質問の内容については、用途に合わせて設定するということが答えになるかと思うので一概には言えないところですが、日本国内の放送が絡むHDR(HLG)の考え方から見ますと最後の項目以外はそういった認識で良いのではないかと思います。
最後の
>HDRのシーケンスでHDRのクリップを編集
の場合には、きちんと制作対象に合ったレベルを設定していただく必要があると思います。そもそもこの設定の名称「グラフィックホワイト」にある通り、グラフィック素材の白レベルに影響するかと思います。
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Ckun様
回答頂きましてありがとうございました。
HDRのシーケンスにてHDRのクリップを編集する際に203(75% HLG,58% PQ)に設定しなければならない旨理解出来ました。