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3台程度の4Kカムで撮影した動画ソースからFHD(1920x1080)サイズの作品を作っています。撮影時の各カメラは画角が固定されていますが、見せたい箇所を捉えた画を得るため、モーションエフェクトでスケール・位置・回転を調整したクリップを作り、それをシーケンス上に並べるという方法で編集しています。調整されたクリップの画面の広さは常にシーケンスの画面サイズ(FHD)をはみ出しているので、結果的にFHDサイズに切り取られたものが出力されることになります。
たとえば、10秒の4K動画ソースがあり、赤丸の位置Aに見える物体が青丸の位置Bまで移動する様子を捉えていたとします。
この動画ソースをFHDサイズのシーケンスのトラックにクリップとして割り当て、モーションの位置を調整し、
0秒では赤丸が中心に見えるよう(薄い赤の領域がシーケンスでの表示)に、
10秒では青丸が中心に見えるよう(薄い青の領域がシーケンスでの表示)にします。
このクリップをシーケンスの画面サイズFHDで書き出せば、0秒では1-00.png、10秒では1-10.pngとなるような動画が簡単に得られます。
しかし今回は、画面を3分割して他のカメラ2台の動画も同期して見せたいと思っています。他カメラのクリップがトラック1・2にあり、トラック3のクリップを幅狭く表示することで、2-00.png、2-10,pngのように背景に他カメラの映像(緑色の領域)が見えるようにする、ということを意図しています。
着手する前はビデオエフェクトのクロップでできるだろうと思っていました。
ところが、やってみるとこれはなかなか手間のかかる作業になってしまいます。
なぜかというとクロップは元の動画(またはマスク)の大きさに対する比率(%)で上下左右からどこまで隠すかという考え方なので、モーションの変化が入っているとそれに応じてクロップの数値も変化させなければならないからです。特にスケールの変化に対応するのはかなり厄介です。画面の分割サイズは決まっているわけでなく場面によって使い分けたいと思っており、画面分割サイズのシーケンスを作ってそれをまとめる、というようなやり方では場面に柔軟に対応できなくなるので避けたいです。
もしクロップのマスクをシーケンスの画面サイズに対して定義できれば解決するのですが、Premiereにはそうした機能はないのでしょうか? またはほかの方法でもモーションエフェクトを使いながら上記のような分割画面を手軽に実現する方法があるならご教示いただけないかと思います。
よろしくお願いします。
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お書きいただいた内容からは、「ネスト」を用いる方法が使えるように思います。
単純に1920×1080のネストシーケンスを使う方法が良い場合と、例示していただいた画面センターに配置するのにちょうど良い640×1080(あるいは演出上好ましいサイズ)のシーケンスでネストした方が使いやすい場合など、状況によって適切な方法を選んで頂くと良いのではないかと思います。
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Ckunさん、ご返信ありがとうございます。反応が遅くなってしまい申し訳ありません。
予め最適な分割サイズを決め打ちでき、そのサイズのバリエーションが少なければご提案のような方法が適切だと思います。ご意見に感謝します。
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こんばんは、日向温泉さん
下記方法では、マスクの内部でアニメーションさせることができますので大丈夫だと思いますが、試してみてください。
①V3トラックのクリップに長方形マスクをかけ、サイズを調整します。
②続いて「トランスフォーム」エフェクト(ディストーションに入っています。)をかけます。
③「トランスフォーム」エフェクトの「位置」と「スケール」にキーフレームを打ちます。
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150kwさん、ご返信ありがとうございます。
ご提案いただいた方法はわたしが期待していた操作性そのものです!
各トラックの関係性を見ながら場面ごとに画面分割のサイズを決めたいので、一つのシーケンス上で分割サイズの決定とその枠内のモーションの調整の両方ができる必要がありました。
不透明度マスクにトランスフォームを適用するという技は大発見でした。また、このマスクにモーションをつければ画面分割をダイナミックに変化させられるので今後この方法を積極的に使っていこうと思います。
重ねてありがとうございました。
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こんばんは
>ご提案いただいた方法はわたしが期待していた操作性そのものです!
お役に立てて良かったです。是非大いに活用してください。
>不透明度マスクにトランスフォームを適用するという技は大発見でした。
この方法は大変便利な方法ですよね。
私は、例えば下図のように文字を出現させる場合、以前はクロップエフェクトとモーションの位置を組み合わせて行っていました。それはそれは数値の計算が大変面倒くさかったです。ところが不透明度マスクにトランスフォームを適用する方法では簡単にできますよね。
それから、「正解」をクリックして頂き有り難うございます。
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Mukaidaさん、ご返信ありがとうございます。
一つのシーケンスにどこまでの作業を盛り込むかという考えによると思うのですが、今回の作業では画面の分割サイズを場面ごとに柔軟に変化させたいため、予めモーションを設定したシーケンスを作りそれをネストするというやり方では、分割サイズを変更したいという状況になった時に、両者のシーケンスの間の行き来が発生してしまうと思います。それは操作が煩雑になるので、できるだけ単一のシーケンス内にモーションとクロップの操作を織り込みたいと思ったのが質問のきっかけでした。
After EffectsでMochaを使ってモーショントラッキングを行う方法のご紹介、ありがとうございました。モーション編集の際に今後参考にしてみます。ご教示ありがとうございました。