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動画を挿入した時、音声の方は自由な開始位置に移動できますが、動画の方は最小単位みたいなものがあるようで例えば1:00に合わせても勝手に1:13くらいにズレます。スナップを外しても付けても同様でスナップを無視して移動します。
どうすれば直りますか?
premiere proのバージョンは最新
Windows 10も最新です
よろしくお願いします。
>これは毎秒の位置でもずれてしまうものですか?
>あまり詳しくなくて恐縮ですが29.97fpsや59.94fpsとはそういうものということでしょうか。
はい、その通りです。29.97や59.94という数字は、それぞれ30と60を1.001で割った値、つまり30fpsや60fpsに対して0.1%遅いとも言えます。(これは、昔白黒テレビ放送がカラー化した際に信号干渉の問題を目立たなくするために行われた変更です。)
そのため、例えば29.97fpsでタイムコードにて30秒(900フレーム)の映像は、実際には30.030秒になります。
このわずか0.1%の速度低下も、1時間では約3.6秒となり放送など正確な時間で進行する場面では問題が生じるため、タイムコードのカウントの仕方の方でこの差を吸収しており、それが「ドロップフレーム」と呼ばれる方法です。
ちなみに、時々「ドロップフレーム」を「映像を定期的にドロップさせる(間引く)」という誤った解釈をされることもあるのですが、映像をドロップするのではなくタイムコードのカウントを毎分00秒で2フレームスキップする(ただし、00分、10分、20分…
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シーケンスの様子を見てみないとはっきりとしたことは申しにくいのですが、類似するご質問のケースでありがちなのは、「オーディオユニット時間」で時間表示をしていて、映像の最小移動単位の(1/フレームレート)秒未満の移動を使用としている状況です。
しかしながら、その場合は時間表示がとても細かくなっているので、今回のケースとは異なるかもしれないです。
クリップをマウス操作で移動する場合、移動先の時間は「1:00」に合わせようとしても正確に合わせることはもともとできなかったように思います。差し支えございませんでしたら、もう少し詳しく操作の流れをお教えいただけますでしょうか。
シーケンスの様子が分かるスクリーンショットもありますと、状況がより伝わりやすくなると思います。
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ご回答ありがとうございます。
>「オーディオユニット時間」で時間表示をしていて、映像の最小移動単位の(1/フレームレート)秒未満の移動を使用としている状況です
まさにこの状況だと思いますが、14:00000にちょうど効果を適用したいのであえてその表示にしています。
一番近くてもここで、再生ヘッドへスナップしても勝手にずれてここになります。
使用しているのはAfter Effectsで作成したmovファイルです。
ということは動画はフレーム単位でしか移動できないということでしょうか?
この後も音楽に合わせて細かいサブリミナルを入れたかったのですが、、、
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状況と画像のご返信、ありがとうございました。
オーディオユニット時間での表示の場合でも、映像は1フレーム単位でしか動かせませんので、これは正常な動作です。
>ということは動画はフレーム単位でしか移動できないということでしょうか?
その通りでございます。
たとえば29.97fps(プログレッシブ)の動画の場合、30枚の画像で約1秒の動画を構成しています。つまり、各画像(フレーム)は約0.033秒の長さが必要ですので、それ以上短い時間で編集することは不可能なわけです。仮に、「約0.015秒で映像を切り替えたい!」となった場合には、「1/0.015 = 約66.6」ですから、計算上は一番近い一般的なフレームレートでは60fpsの動画でなくてはならないことになります。
また、オーディオユニット時間のキリの良い数字と、映像のフレームのつなぎ目の時間は必ずしも一致しませんので、おっしゃる通りの挙動となります。
オーディオユニット時間表示での編集は、あくまでもオーディオトラックの微調整(Premiere Proでやるのがベストか否かはさておき、ガンマイクとピンマイクの距離差の修正など)のための機能とお考えいただくのが良いのではないかなと思います。
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なるほど。回答ありがとうございます。
>また、オーディオユニット時間のキリの良い数字と、映像のフレームのつなぎ目の時間は必ずしも一致しませんので、おっしゃる通りの挙動となります。
これは毎秒の位置でもずれてしまうものですか?
あまり詳しくなくて恐縮ですが29.97fpsや59.94fpsとはそういうものということでしょうか。
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>これは毎秒の位置でもずれてしまうものですか?
>あまり詳しくなくて恐縮ですが29.97fpsや59.94fpsとはそういうものということでしょうか。
はい、その通りです。29.97や59.94という数字は、それぞれ30と60を1.001で割った値、つまり30fpsや60fpsに対して0.1%遅いとも言えます。(これは、昔白黒テレビ放送がカラー化した際に信号干渉の問題を目立たなくするために行われた変更です。)
そのため、例えば29.97fpsでタイムコードにて30秒(900フレーム)の映像は、実際には30.030秒になります。
このわずか0.1%の速度低下も、1時間では約3.6秒となり放送など正確な時間で進行する場面では問題が生じるため、タイムコードのカウントの仕方の方でこの差を吸収しており、それが「ドロップフレーム」と呼ばれる方法です。
ちなみに、時々「ドロップフレーム」を「映像を定期的にドロップさせる(間引く)」という誤った解釈をされることもあるのですが、映像をドロップするのではなくタイムコードのカウントを毎分00秒で2フレームスキップする(ただし、00分、10分、20分…と、毎10分はスキップしない)という手法です。
余談ですが、シーケンスのタイムベースを30.00fpsなどキリの良い値になっている場合には、フレーム頭の時間もキリの良い値になります。
※29.97fpsや59.94fpsの映像素材を扱う場合にタイムベースを30.00や60.00にすることは、お勧めできません。
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よくわかりました。設定や動画の出力も確認してみます。
詳しくありがとうございました!