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使用ソフト:Premiere Pro 2023、After Effect2023
OS:MacOS Big Sur (バージョン11.7.3)
はじめまして、質問宜しくお願い致します。
普段は30分程度の4K動画をPremiere Pro 2023で編集し、最高画質で30時間位かけて書き出しています。今回、Premiere Pro 2023で編集した動画で空のグラデーションがトーンジャンプしていたので、更にAfter Effect2023で編集(8bpc→16bpc、ノイズを少し加える)し、いつも通りPremiere Pro 2023で書き出した所、書き出し時間が「250時間」かかると表示されました。。
After Effectで処理をしたので多少書き出しは長くなるかなと思っていましたが、これ程長くなるものなのでしょうか?また、書き出し時間を短くする方法はないものでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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お使いになられているエフェクトや、素材・書き出しのコーデックの種類などによって、書き出しにかかる時間は大きく異なってきます。
ですので、30時間や250時間というのが「おかしいか否か」は、なかなか一概には言いにくいところではあります。
一点気になりますのは、「トーンジャンプ」の部分でして、これは別の手法による対策をとった方が良い可能性もあるように思います。
トーンジャンプの原因は様々で、『8bitの収録コ-デックでLogを選んでしまった』、『10bit以上のコーデックを用いて収録したけれどもPremiere Proの設定の不備(最大深度のチェックの入れ忘れ)で8bitデコードされている』、『Apple siliconのProRes 8bitデコード問題が影響している』、『書き出したファイル自体にはトーンジャンプは発生していないものの、再生時の環境に依存してトーンジャンプが不発生する』、といったことや、その他にも考えられる要因はあると思います。
その要因毎に解決策は異なるので、ディザの域を超えるノイズを付加することは、配信・視聴フォーマットでの画質低下(Long GOPのコーデックにはノイズは重荷で画質劣化につながりやすいので……)必ずしもベストとは言いにくい面があります。
ノイズを追加するだけでしたらPremiere Proでも可能で、その方が処理速度が速いかもしれません。ノイズの種類にこだわりがある場合は、Aftere Effectsからノイズ素材だけを1分程度書き出して、Premiere Proのシーケンスの一番上に繰り返し貼って、合成してしまうのも手ではあると思います。(私自身も、演出的なフィルムグレインの追加でそういった手法を使ったことがあります。)
書き出しを早くするには、ざっくりとした一般論では「ハードウェアエンコード・デコード」を活用する、「高速なストレージを使う(※今回のケースではボトルネックは他にあると思うので効果は薄いと思います)」、「GPUレンダリングが可能なエフェクトに絞って使用する」、「パソコンが過熱しないよう気を付ける(サーマルスロットリング対策)」といったことが挙げられると思うのですが、内容によっては画質や作品の演出との兼ね合いで対応が難しいこともあるかと思いますので、悩ましいところではあります。
いずれにしましても、トーンジャンプの状況についてのもう少し詳しい情報をお書き添えいただけますと、少なくとも250時間かかるということに関しては解決につながるヒントが得られるかもしれません。
ちなみに、昨日(2023/3/2)お昼ごろにこちらのご投稿へ返信を書いていたのですが、スパム判定に引っかかってしまったのか、アクセス拒否されてしまい投稿できずにおりました。
もしかすると似た内容がメール通知されているかもしれません……。
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After Effectsで追加したエフェクトは何でしょうか。
使用しているMacの製品名とRAM容量の情報も教えて下さい。
また、After Effectsでレンダリングした方がトータルで処理時間が短縮されるかもしれません。
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Ae→Prを通すとPrで一度AeファイルをPrで解析するため負荷がかかります。
書き出しに250時間等は使用されるエフェクト、PCスペックによって変わりますが「あり得る挙動」だと思ってください。
渡しの場合ですが、Ae→Prを通す場合に明らかに書き出し時間がかかる場合(その場合Prでもプレビューにかなり時間かかるかと)にはAe側で該当のコンポジションだけ書き出しを行っています。
そうすることでいくらか時間の短縮に繋がりますし、書き出した映像or連番を使うことでプレビューの時間短縮にもなるので有効です。
また、読み込んでいる動画がMP4など高圧縮素材で書き出す形式もMP4の高圧縮の場合、読み込む際のデコード処理と書き出す際の圧縮処理で余計に時間がプラスされるので、
素材を中間コーデックにしておく、書き出しも中間コーデックにし、それをMP4に変換することで時間短縮も可能です。
(複数書き出しでの画質の低下は一旦度外視した記載です)