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皆様にイメージを持っていただきやすくするため、具体的な編集シーンを共有します。
横動画素材①(スマホを横にして撮影したサイズ)を使って、縦動画を仕上げることを想定してください。その際、横動画素材が全く見切れることなく、且つ最大の大きさにすると、横動画素材の上下に空白部分が生まれるかと思います。
その空白部分を横動画素材①の背面にもう1つ横動画素材①(①')を展開し埋めます。その際、空白部分が埋まるよう縦動画サイズまで①'を拡大します(当然この際素材の大半は切れます)。素材を拡大すると多少なりとも①'の画質は拡大前より粗くなるかと思います。
ここで質問なのですが、動画の画質を担保しながら上記のような編集を行う方法はありますでしょうか。編集アプリCanvaでは、背景の差し替えといったような機能があるようで、動画の画質を維持したまま背景にできる方法があるそうです。Premiere Proにおいてそういった形で編集する方法やエフェクトがあればご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
スマホでの撮影時の設定と、書き出し時のフレームサイズなどの前提条件が無いと論じにくい内容ではないかなと思いますが、仮に拡大が必要な場合において
>動画の画質を担保しながら上記のような編集を行う方法はありますでしょうか。
こちらについては、高画質に特化した特別な拡大方法は、現状のPremiere Proには搭載されていないということにはなると思います。
しかしながら、デフォルトのGPUレンダリングの場合には、リサイズのアルゴリズムとして「Lanczos 2 low-pass sampled with bicubic」が用いられているので、それなりに良好な結果が得られるかと思います。
横長動画を縦長動画で使うというシチュエーションではありませんが、見た目の画質劣化を目立たなくしたうえで拡大をしたいという場合(定点カメラ映像をズームしたい時など)に、私はAfter Efefctsの「アップスケール(After Effects での「詳細を維持しながらアップスケール」エフェクトの使用 )」を使うことはございます。
弊害が発生しないようディテールを最低に設定した場合でも、Premie
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スマホでの撮影時の設定と、書き出し時のフレームサイズなどの前提条件が無いと論じにくい内容ではないかなと思いますが、仮に拡大が必要な場合において
>動画の画質を担保しながら上記のような編集を行う方法はありますでしょうか。
こちらについては、高画質に特化した特別な拡大方法は、現状のPremiere Proには搭載されていないということにはなると思います。
しかしながら、デフォルトのGPUレンダリングの場合には、リサイズのアルゴリズムとして「Lanczos 2 low-pass sampled with bicubic」が用いられているので、それなりに良好な結果が得られるかと思います。
横長動画を縦長動画で使うというシチュエーションではありませんが、見た目の画質劣化を目立たなくしたうえで拡大をしたいという場合(定点カメラ映像をズームしたい時など)に、私はAfter Efefctsの「アップスケール(After Effects での「詳細を維持しながらアップスケール」エフェクトの使用 )」を使うことはございます。
弊害が発生しないようディテールを最低に設定した場合でも、Premiere Proの通常の拡大よりはややくっきりした画質になると感じています。
ただ、今回お書きいただいている方法は、4:3SD映像を16:9HD制作で用いる際に「上下を切って左右が満たされるよう拡大してブラーをかけた映像を背景に4:3の映像を配置する」という手法と同じ理屈を用いる方法のようにも思いますので、その場合にはたとえ拡大で画質が悪く見えるようになってもブラーでぼかすので関係ない、という考え方になるかと思います。
ちなみに、撮影時に4K(3840×2160)で撮影している場合で、1080×1920の縦長動画で仕上げる場合は、天地合わせをしても拡大にはならないので、拡大による劣化は無視できるかと思います。
(実質的に撮像素子が小さくなったことと同等なので、カメラのレンズの性能や、オーバーサンプリングの効果を享受できないもしくは薄くなるという点で、はじめからスマホで縦長で撮った際の画質よりは劣る可能性はあると思います。)