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動画読み込み時に動画の輝度と彩度が自動的に落ちて暗くなる

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Nov 08, 2021 Nov 08, 2021

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Adobe Premire Proの不具合について質問です。

 

現在、Mac Book ProでPremire Proを使用しているのですが、

Premire Pro内に撮影した動画データを読み込むと、

輝度や彩度が自動的に落ち、暗い映像データで反映されてしまいます。

 

※添付画像に実際の元データと読み込み後の動画を載せています。

 (左:元データ 右:読み込み後のデータ)

 

動画データだけでなくレガシータイトルも同様に輝度と彩度が落ちてしまい、

シーケンス内のすべての要素にフィルタがかかったような現象が起きています。

 

昨年からPremire Proを使い続けているのですが、

このような現象は初めてでして、特にプロジェクト設定の変更もしていません。

 

念のためMacとPremire Proのバージョンも記載します。

 

■Mac OS 10.15.7

■Premire Pro V22.0

 

「Adobe Premiere Pro Prefs」ファイルの削除、

Premire Proをアンインストールしてもこの状態は治りません。

 

どうすればこの状態を治せるか教えていただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします

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Nov 08, 2021 Nov 08, 2021

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おそらくVer.22にアップデートしてからの状況かと思います。

 

このバージョンからHDRへの対応が強化(機能改善)されたため、ユーザー側でHDRかSDRか意識して作業する必要が出てまいりました。

 

実際に設定を見てみないと何とも言えませんが、可能性としては「カラーマネージメントが無効」の設定で「Rec.2100」のシーケンスを扱っているといったことが考えられます。

 

「環境設定」の「一般」のやや下方にある「ディスプレイのカラーマネージメント」にチェックが入っているか否かと、「シーケンス設定」の「作業カラースペース」がどのような設定になっているかと、症状が出ている素材のプロパティ(プロジェクトパネルで右クリックして開けます)でカラースペースがどのように表示されているかをお書き添えいただけますと、原因がつかめると思います。

 

また、最終的な使用用途や主に使用している素材もお書き添えいただくと、適切な設定も導き出せるかもしれません。

 

とにかく急いで解決なさりたい場合で、シーケンスの作業カラースペースがRec.2100になっている場合には、Rec.709にすると直る可能性があると思います。

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Nov 30, 2021 Nov 30, 2021

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ご質問させていただきたいのですが、自分のプレミアも同じ事になっており、動画の色、テロップの色も暗くなっており

書き出しの際のプレビューで見ると全然違ってました。

ご返信に書かれた通り環境設定のカラーマネジメントにチェックを入れ、シーケンス設定のRec.709に変更するとテロップは書き出しプレビューと同じになりました。しかし、シーケンス内の動画は元動画より光の具合が強くなっており、

元動画:人物の顔の輪郭がわかる

シーケンスに入れた動画:明るくなって輪郭が見えない

以上の様な状態になってます。

やはり、ここはエフェクトで色調補正するしかないでしょうか?

長々すみません。

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Nov 30, 2021 Nov 30, 2021

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この現象(不具合ではなく正しい現象です)についてきちんと説明するととても長くなってしまうのですが、端的に申しますとHDRの映像は従来のSDRでは表現できない明るさを記録・表示できる点がメリットなので、当然のことながらSDR変換すると「表現できない明るさ」は白飛びするという理屈です。

 

とはいえ、今までのSDRのカメラも被写体の明るい部分まで撮像することができていたわけで(放送用カメラで600%くらい)、その部分はカット(クリップ)して白飛びさせるのではなく、圧縮して100%以内に収めていました。

 

HDRからSDRに変換する際にもそういった高輝度部の諧調圧縮処理をしてやることで、HDR本来の明るさでは表示できないものの何が写っているかはわかるようにする必要が出てきます。

 

ですので、今回のようなケースではエフェクトの「ビデオ」フォルダにある「SDR最適化」というエフェクトを用いることでその調整ができます。

 

ちなみに、Pemiere Pro2021まではHDRへの対応が不完全で、iPhoneなどのHDR素材はSDRと誤認識されて不適切な方法で表示されていました。その結果、微妙に色が浅くコントラストが浅い「変な映像」になっていたのですが、クリエイターさんの間ではこの「変な状態」が良い雰囲気の効果としてとらえられていたりすることもあって、本来の正しい映像で表示されるようになったことが「不具合」ととらえられ、ややこしいことになってしまったようです。

 

その、「誤った状態」として扱うには、素材のカラースペースをRec.709で上書きしてやります。

 

私個人的には、Rec.2020をRec709で扱うと肌色が緑がかって気持ち悪いと思うわけですが、そう思う人は少なからずいらっしゃるようです。

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Nov 30, 2021 Nov 30, 2021

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比較用としてはあまり良い被写体ではないのですが(権利的にOKの素材がこれしかなく……)、Rec.2100(HLG)の素材をRec.709(SDR)のシーケンスで扱う場合の3つのケースの画像を添付してみます。

HDR.jpg

一番上は、Rec.2100(HLG)の素材を、Rec.709(SDR)として誤認識させた状態です。高色域(Rec.2020)から狭色域(Rec.709)への変換がなされていないので、色が薄くやや緑がかります。また、HLGの名前の由来(ハイブリッド ログガンマ)の通り、中間調より暗い部分はビデオガンマに近いカーブでレベルが落ちた状態で、明るい部分はログカーブで圧縮された諧調になります。

 

実際の映像はもっと夕焼けの色がキレイで輝きのある太陽でしたが、あっさりとした印象になってしまっています。

 

次に中段は、Rec.2100(HLG)の映像をそのまま正しく扱うことで、Rec.709(SDR)に自動的に変換されている状況(まさに今問題になっている状況)です。

広色域(Rec.2020)から狭色域(Rec.709)に正しく変換されているので、色は正確な表現になります。

太陽付近の明るい部分は、SDRでは表現できないので白飛びしています。

 

最後に下段です。中段の状態の映像に「SDR最適化エフェクト」をかけたものですが、エフェクト名の通り、SDRで良い感じに見えるよう諧調が調整できます。

正しい色で表示され、かつ高輝度部分も白飛びを防いでなたらかなカーブの諧調で表現されます。

 

SDR最適化のパラメーターを変えることでトーンをお好みに調整できます。例えば、ソフトニー(ニー:Knee, 膝の曲がりが由来。ソフトニーは曲がり部分を滑らかにした状態)の数値を低めにし、明度を下げてゆくと、撮影時に露出を絞ったようなイメージで高輝度の諧調を損なうことなく全体的に暗くするといったこともできます。

 

HDR2.jpg

元々SDRで録画した素材ですと、明るさを下げても白飛びした部分は戻ってきませんが、HDR素材をSDRで使用する場合には、こういった使い方もできます。

 

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