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Premiere Proで編集している動画にホワイトノイズが入っていたため、カット編集を行う前にAuditionで音声を編集しました。
その後、カット作業をしている間に、他にも気になるホワイトノイズがあることに気付き、適宜カットした部分毎にAuditionにて音声編集。Auditionで保存したwavデータが9つPrプロジェクト内にあります。
約8分ほどの動画カット作業が終わった後に通しで見ていたところ、なんだか動画音声が籠もっているような感じがしており、一度元の動画音声に戻し、その後Auditionにて再度ホワイトノイズの編集ができたらと思っています。
どのようにやれば良いのか分からず、ご享受いただきたいですmm
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こんにちは、wksx3a さん
まず、OSとそのバージョン、Premiere ProとAuditionの各バージョン(v24.5、v25.2等)を教えていただけますか。
Auditionで編集したファイルは、「プロジェクト」パネルに下図のように追加されます。
元の動画音声ファイルは「エクスプローラー(Windowsの場合)」から読み込んだらいかがでしょうか。カットする前のファイルに戻せると思います。
カットした単位で戻す場合、
①対象のクリップの上に再生ヘッドを移動し、「X(クリップをマーク)」キーを押します。するとそのクリップの範囲にインポイントとアウトポイントが設定されます。
②「F(マッチフレーム)」キーを押すか、または「プログラムモニター」で対象の動画音声ファイルをダブルクリックすると、「ソ-スモニター」に対象の素材がインポイントとアウトポイントが設定された状態で表示されます。
③シーケンスを選択し、「↑(前の編集点へ移動)」キーを押します。すると、再生ヘッドがクリップのインポイント(左端)へ移動します。これは、⑤で「ソースモニター」から上書きを行う際上書き開始ポイントを指定するためです。
④「挿入や上書きを行うソースのパッチ」の「A1」ボタンをオンにします。これは、⑤で「ソースモニター」から上書き先トラックを「A1」に指定するためです。
⑤「.(上書き)」キーを押すか、「ソースモニター」の「上書き」アイコンをクリックします。
⑥音声ファイルが元のものに置き換わります。
*手順を修正しました。
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追記です。
ホワイトノイズと言えば、Auditionの「ノイズリダクション(プロセス)」が定番のような気がしますが、Premiere Pro v24.2.1から「スピーチを強調」機能が追加され、ホワイトノイズを簡単な操作で軽減することができるようになりました。
音声クリップを選択し、「エッセンシャルサウンド」パネルで「スピーチを強調」を「オン」にして、「拡張」ボタンをクリックし、「ミックス量」を徐々に上げていき、丁度良いところを見つけます。
下図はエアコンの音で試したものです。
是非お試しください。
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カット編集を行う前の音声(1本の音声だと推測しています)をAuditionでノイズ除去したうえで、カット編集中にさらにAuditionで編集なさっている状況のようですね。
シーケンス上でAuditionで編集済みのクリップを右クリックして「レンダリング前に戻す」を実行すると、Auditionでの処理の実行前の状態に戻ります。しかし、「Auditionでノイズ除去済みのクリップをカット後に更にAuditionでノイズ除去した部分」については、1回目のAuditionの処理後の状態までしか戻せません。
お書きいただいた内容を拝読する限り、3回以上繰り返しノイズ除去をしたクリップは無さそうですので、ひとまず上記の操作で「2回処理したクリップ」を1回目の処理の状態に戻せるかと思います。
(今回は数か少ないので手動で選べば大丈夫だと思いますが、数が多い場合には2回目以降の「オーディオ抽出」クリップのラベルカラーを変えておくと、まとめて選択しやすいです。)
次に、1回目の処理をどうするかということになるのですが、もし「カット編集前のシーケンスが残っている」ですとか、「素材のクリップの冒頭からラストまでを処理した」という状況ですと、それをAuditionに送信して、その際にできた中間ファイル(WAV)で置き換えてやる方法が使えると思います。
ノイズ除去はカット編集後よりもカット編集前に行った方が都合が良いと思いますので、今回のようなケースに備えてノイズ除去前のWAVを別名保存で温存しておきつつ、改めてノイズ除去そしていただいたもので置き換えていただくとうまくゆくと思います。
ただし、「置き換え」という操作からわかります通り、失敗したり手順を間違えるとタイミングがめちゃくちゃになるといった危険がありますので、慎重に行う必要がございます。
また、3回以上繰り返してAuditionで加工した部分は、手作業で入れ替える必要が出てくるかと思います。
作業をお試しいただく前には、失敗した時に備えてバックアップを取っていただくことを強くお勧めいたします。
なお、私が状況を正確に把握していないことで、誤った手順をご紹介している可能性もあります。お手元の状況と照らし合わせて、もし使えそうでしたら(しつこいですがバックアップをお取りいただいたうえで)お試しいただければと思います。