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Adobe Premiere Pro のマスタートラックでDawの標準であるようなモノラルスイッチみたいな、モノラル出力とステレオ出力でバイパスして確認するような方法はありませんか?
単純にモノラルで聞いた時の互換性を確認したいだけなので、簡単に聴き比べたいのですが。
何か外部のプラグインが必要ですか?ステレオを縮めてモノラル化するようなプラグインを使用すると、モノラルで音声を書き出した時との結果とは異なるものになってしまうのですかね?
何か良い方法はありますか?
オーディオトラックミキサーのマスターを見てもモノラルで聞ける様な項目は見つかりませんでした。
Premiereのステレオエクスパンサー?の様なエフェクトでモノラル化してしまうと意味ないのかな…と思っています。
おそらく、モニターコントローラを使用してそちら側で「MONO」でモニターするような状況をPremiere Pro単体で行いたい、という事かなと思うのですが、私が知る限りではPremiere Proにはそのために特化した機能はありません。
(マルチチャンネル素材をソースモニターでモノラル再生する設定はあるのですが……)
そのため、書き出し時に無効にすることを忘れないよう注意する必要がありますが、モノラル化するエフェクトをミックスにインサートして対応することになるのではないかなと思います。
一点気になりますのは、
>Premiereのステレオエクスパンサー?の様なエフェクトでモノラル化してしまうと意味ないのかな…と思っています。
ステレオエクスパンダーで幅をゼロにしますとSIDE成分がゼロになってモノミックスになりますが、これでは意味が無いというのはどういったご事情でしょうか。
もし聴感上のモノラル互換の確認だけではなく外部のレベルメーターでレベル管理もなさるといった場合には、「チャンネルミキサー」でご希望の係数でダウンミックスするのも一つの方法かと思います。
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おそらく、モニターコントローラを使用してそちら側で「MONO」でモニターするような状況をPremiere Pro単体で行いたい、という事かなと思うのですが、私が知る限りではPremiere Proにはそのために特化した機能はありません。
(マルチチャンネル素材をソースモニターでモノラル再生する設定はあるのですが……)
そのため、書き出し時に無効にすることを忘れないよう注意する必要がありますが、モノラル化するエフェクトをミックスにインサートして対応することになるのではないかなと思います。
一点気になりますのは、
>Premiereのステレオエクスパンサー?の様なエフェクトでモノラル化してしまうと意味ないのかな…と思っています。
ステレオエクスパンダーで幅をゼロにしますとSIDE成分がゼロになってモノミックスになりますが、これでは意味が無いというのはどういったご事情でしょうか。
もし聴感上のモノラル互換の確認だけではなく外部のレベルメーターでレベル管理もなさるといった場合には、「チャンネルミキサー」でご希望の係数でダウンミックスするのも一つの方法かと思います。
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BGMに外部のエフェクトをかけているのですが、数値を高くしすぎるとBGMをモノラル環境で聴いた時に互換性が低くなり音が破綻してしまいます。
一応破綻しない程度に抑えてあるのですが、確認の為にモノラル出力で確認したいのです。
手取り早いのはモノラル出力で一度書き出して確認することだと思いますが、エフェクトの調整をしながら確認したいのでこの方法はとれず、一般的なDawソフトならマスタートラックをモノラルで確認できるスイッチがあるのですが、Premiereではないので悩んでおりました。
具体的にはIzotopeのImagerでステレオ感覚を調整しているのですが、一度広げたステレオ範囲をステレオエクスパンダーで縮めてしまうと、何もせず書き出したステレオ音声をモノラル環境で聴くのと、ステレオエクスパンダーで縮めたモノラル音声は異なるかが分かりません。
ステレオエクスパンダーで幅をゼロにしますとSIDE成分がゼロになってモノミックスになりますが
→この説明を見るとSIDEの音量が調整されるだけの処理ならモノラルで書き出した時と同じになるのでしょうか。
また、ステレオエクスパンダー でモノラルにダウンミックスした時と、チャンネルミキサー でモノラルにダウンミックスにした時の音像は全く同じものになるのでしょうか。
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Imagerなどでステレオイメージを調整した状態での「モノラル互換」を確認、ということでしたら、『ステレオエクスパンダーで幅をゼロ』でも『チャンネルミキサー でモノラルにダウンミックス』でもどちらでも大丈夫です。
もっと申しますと、『ステレオエクスパンダーで幅をゼロ』は『チャンネルミキサー で左右それぞれ50%でモノラルにダウンミックス』とまったく同じ結果になります。
もし、このことに疑問をお感じになられる場合には、実際にお聞きいただいて差が無いことをご確認いただくとよいのではないかなと思います。
それでもまだ疑問をお感じになられましたら、『ステレオエクスパンダーで幅をゼロ』で書き出したWAVと『チャンネルミキサー で左右それぞれ50%でモノラルにダウンミックス』で書き出したWAVを同じ時間軸で別のトラックにのせて、片側の位相を反転させて再生して無音になる(両者まったく同じ音なので、反転して加算で打ち消しあってゼロになります)ことからもご確認いただけるかと思います。
IzotopeのImagerでの調整ですと、モノラル互換がとれるはずなので、Premiere Proのミックストラックに「ステレオエクスパンダー」を「0」で入れてモノラルでモニターしながらImagerでステレオ幅を調整しても、音は変化しないかと思います。
>一度広げたステレオ範囲をステレオエクスパンダーで縮めてしまうと、何もせず書き出したステレオ音声をモノラル環境で聴くのと、ステレオエクスパンダーで縮めたモノラル音声は異なるかが分かりません。
こちらの部分につきましては、お分かりにならない点を私がきちんと理解できているか否か自信がないのですが、
>何もせず書き出したステレオ音声をモノラル環境で聴くのと、
この「モノラル環境」がLとRを加算して再生する環境なのか、R(もしくはL)を捨ててて片チャンネルのみをモノラル再生する環境なのかによって変わってくるかと思います。
LとRを加算してモノラル再生する環境でしたら、『何もせず書き出したステレオ音声をモノラル環境で聴くのと、ステレオエクスパンダーで縮めた(※0にした)モノラル音声は同じ』になります。
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的確なご回答ありがとうございます!!
ご回答頂く前にこちらで色々Imagerの仕様を調べてみたのですが、どうやら+1〜−1の右側にある棒グラフの変動が+1〜0の範囲に収まれば通常問題ないようです。
左右のチャネル間の類似性、左右がまったく同じである場合は+1に 左右のチャンネルが正確に位相がずれている場合は-1になるらしいです。
この方法でもある程度目安として分かりそうです。
IzotopeのImagerでの調整ですと、モノラル互換がとれるはずなので、
→M/S処理は通常、位相ずれが起こりますが、Imagerではこれが起こらないと言うことですか?
位相ずれとモノラル互換は別の問題なのでしょうか。
他にもステレオイメージャー系のプラグインを持っていますが、基本的にすべてモノラル互換はある物です。
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>→M/S処理は通常、位相ずれが起こりますが、Imagerではこれが起こらないと言うことですか?
M/S処理で位相がずれる、というのは処理のことを指すかによってニュアンスが変わってくるように思います。M/S処理の過程で、SIDE(差信号)側に加工を加えMid(和信号)側には加工を加えないタイプのものでしたら、出力をL+Rでモノラル化することでSIDEが無効になりますので、モノラル化した際にそのエフェクトの効果が無くなります(=モノラル互換がある)。
実際に、モノラルでモニターしながらパラメーターを変えてお試しいただくとわかりやすいかと思います(MIDにも加工を施す、あるいはMIDに影響が出てくるタイプのプラグインでしたら、モノラル化した後にも効果が残るものもあるかと思います)。
「モノラル互換」という言葉も少し曖昧ですが、出力をモノラル化した際にコム(櫛形)フィルターがかかったり元々なかった不自然な音が発生したりしないものという意味合いで使われているかと思います。
音質に変化があっても音量感が変わりにくいというものも、モノラル互換重視といった表現がされるかもしれません。
厳密には、モノラル素材→ステレオ化プラグインでステレオ化→L+Rでモノラル化した際に、元のモノラル素材と全く同じ音になるのが理想ですね。
そういった諸々を確認するためにも、モニターコントローラーなどで「MONOで聴く」ということが重要になってきます。今回のご質問の意図も、そこにあるのではないかなと思っておりました。
いずれにしましても、プラグインの仕様にもよりますので、実際にご自身でお聞きいただいて確認するのが一番手っ取り早いのではないかなと思います。
ちなみに、コリレーションメーターで常に-1になるようなケースは、技術的なミスで片チャンネルの位相が反転している以外ではほとんど見かけないですね。
電子楽器などでは0を中心に+-両方向に揺らぐ(リサージュでは輪が不規則に変形するような表示など)ことも結構ありまして、-方向に振れているから即NGというわけでもなく、聞いた感じで問題なければOKと考えて頂いて良いのではないかなと思います。