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元の素材はwavの音声ファイルで、モノラルの音声が4つあります。
その状態のまま映像をつけて書き出したいのですが、2つずつミックスされた音声になってしまいます。
使っているオーディオインターフェースなどの環境によってできなかったりするのでしょうか。
というのも、シーケンス作成時の出力割り当てに1-2や3-4という設定しか無かったり、オーディオトラックミキサーのトラック出力設定にミックスという選択肢しかなかったり、調べた方法通りに操作ができなかったりします。
4つの音声を書き出せても、最初に書いた通り2つずつミックスされてしまい、元の音声とは違うものになってしまいます。
premiere proや音声に関して知識が乏しく、拙い質問になっているかと思いますが
詳しい方いましたら教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
書き出し時の音声トラック(チャンネル)の数については、シーケンス設定に絡んできますので、最初の設定が肝心となります。
今回は4chの音声が必要とのことですので、必然的にシーケンス設定のオーディオチャンネル数は「4」にします(チャンネル形式は後から変更できないので、最初の設定が肝心です)。
また、モノラルの音声4つを貼り付けるだけのようですので、音声トラックはモノラルのトラックを4つ作り、「出力の割り当て」と「パン/バランス」を用いて、それぞれ1-2のL(1),1-2のR(2), 3-4のL(3), 3-4のR(4)に割り当てます。
あとは、指定順に4つのモノラル音声をA1からA4に並べ、書き出し設定で納品先の指定に合わせた適切な設定で書き出して頂く流れになります。
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>それぞれLとRに振り分けるということは最終的に書き出した動画はステレオ音声が2つという形になるのでしょうか。
いいえ、基本的にはモノラル×4になります。LとRのパンを用いていることが誤解の種になっているかと思うのですが、これはPremiere Pro固有のことではなく、一般的な音声ミキサーと同様に、仕組み上そのような表記になっているだけととらえていただいて大丈夫かと思います。
>モノラルを4つのまま動画にするというのはできないのでしょうか。
これは、書き出すファイル形式(コンテナ)によります。例えばMP4コンテナですと、モノラル・ステレオ・5.1chのいずれかにしか設定できません。
私の前回の返信では、MOVコンテナで「4チャンネル」の音声として書き出す例の画像を貼っておりました。
この状態で書き出すと「モノラルの音声4個が入った4chの音声が1ストリーム」として書き出され、少なくともPremiere Proで読み込んだ場合にはモノラル×4として認識されるので、特に支障はないのではないかなと思います。
納品先から「モノラル×4ストリーム(表現の仕方は異なるかもしれ
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書き出し時の音声トラック(チャンネル)の数については、シーケンス設定に絡んできますので、最初の設定が肝心となります。
今回は4chの音声が必要とのことですので、必然的にシーケンス設定のオーディオチャンネル数は「4」にします(チャンネル形式は後から変更できないので、最初の設定が肝心です)。
また、モノラルの音声4つを貼り付けるだけのようですので、音声トラックはモノラルのトラックを4つ作り、「出力の割り当て」と「パン/バランス」を用いて、それぞれ1-2のL(1),1-2のR(2), 3-4のL(3), 3-4のR(4)に割り当てます。
あとは、指定順に4つのモノラル音声をA1からA4に並べ、書き出し設定で納品先の指定に合わせた適切な設定で書き出して頂く流れになります。
※ご参考用に、「オーディオトラックミキサー」のスクリーンショットを追加します。各チャンネルへのアサインの状況は、こちらの画面の方が、感覚的にわかりやすいかもしれないです。
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画像までご用意いただき、丁寧に教えていただきありがとうございます。
それぞれLとRに振り分けるということは最終的に書き出した動画はステレオ音声が2つという形になるのでしょうか。
モノラルを4つのまま動画にするというのはできないのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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>それぞれLとRに振り分けるということは最終的に書き出した動画はステレオ音声が2つという形になるのでしょうか。
いいえ、基本的にはモノラル×4になります。LとRのパンを用いていることが誤解の種になっているかと思うのですが、これはPremiere Pro固有のことではなく、一般的な音声ミキサーと同様に、仕組み上そのような表記になっているだけととらえていただいて大丈夫かと思います。
>モノラルを4つのまま動画にするというのはできないのでしょうか。
これは、書き出すファイル形式(コンテナ)によります。例えばMP4コンテナですと、モノラル・ステレオ・5.1chのいずれかにしか設定できません。
私の前回の返信では、MOVコンテナで「4チャンネル」の音声として書き出す例の画像を貼っておりました。
この状態で書き出すと「モノラルの音声4個が入った4chの音声が1ストリーム」として書き出され、少なくともPremiere Proで読み込んだ場合にはモノラル×4として認識されるので、特に支障はないのではないかなと思います。
納品先から「モノラル×4ストリーム(表現の仕方は異なるかもしれません)のMOVで」といった厳密な指定があれば、それに沿って設定して書き出すことになるかと思います。
余談になりますが、ステレオ音声2つ(デュアルステレオ)で書き出す場合は、下記画像のようになります。
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ご返信ありがとうございます。
仰る通り、LとRの振り分けについて完全に誤解しておりました。
無事に書き出すことができました!
丁寧に教えていただいて本当にありがとうございます。
本題とは違うのですが、ご返信いただいた内容で気になった点があります。
もしご存じであればご返信いただけますと幸いです。
以前にmp4で音声が4つある動画ファイルを扱ったことがあります。
「例えばMP4コンテナですと、モノラル・ステレオ・5.1chのいずれかにしか設定できません。」
というのは、Premiere ProやMedia Encoderでは書き出しはできず、他のソフトなどを用いれば作成できるということなのでしょうか。
また、mp4の4chの動画ファイルというのはメジャーなものなのでしょうか。
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>「例えばMP4コンテナですと、モノラル・ステレオ・5.1chのいずれかにしか設定できません。」
>というのは、Premiere ProやMedia Encoderでは書き出しはできず、他のソフトなどを用いれば作成できるということなのでしょうか。
こちらはおっしゃる通りかと思います。
例えば一部のカメラではMP4収録でリニアPCM4チャンネルの音声を記録できる機種がありますし、ゲーム実況録画などで使われる画面キャプチャツールでステレオのゲーム音とは別トラックに実況の声を記録した4チャンネル音声のMP4ファイルを作成するといったこともあるかと思います。
Premiere Proなどの編集ソフトからのMP4書き出しは、編集用の中間素材の書き出しではなく「視聴向け」が主な用途と考えられますので、一般的な視聴・再生環境に合わせて「モノラル」「ステレオ」「5.1ch」が用意されているのだと思います。リニアPCMが選択できないことも、同様の理由かと思います。
>また、mp4の4chの動画ファイルというのはメジャーなものなのでしょうか。
一般視聴向けのMP4という視点では4ch音声のMP4は特殊でマイナーなものだと思います。しかし「収録素材」としては、メジャーとまでは言いにくいものの、特殊なものでは無いと思います。
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懇切丁寧に教えていただきありがとうございます。
とても勉強になりました。
繰り返しになりますが本当にありがとうございました!