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Premiere Pro を14.5以降だと、動画の書き出し中にハードウェアエンコードを選択すると、
エラーでよく止まります。
ソフトウェアエンコードでは1度も失敗はありませんが、時間がかかってしまいます。
Premiere Pro14.4で止めていたのですが、先日アップデートされてしまいました。
サポートに問い合わせても、14.5と14.0のインストーラーしか頂けず困っております。
解決方法ご存じの方教えてほしいです。
【私の環境】
OS:win10 64ビット
CPU:i7-8700k
GPU:1070ti (ドライバは最新)
Premiere Proのバージョン:15.0(14.5以降はすべてエラーで止まっていました)
【編集内容】
ソニーのカメラで撮影した4K30fpsの動画を、色編集して書き出しています。
ソニーのカメラでプロキシを作成しておき、プロキシを追加して編集しています。
少しテロップを入れたりしていますが、そんなにエフェクトはほとんど使っていません。
H264かH265で4K30fpsで書き出しており、編集後の長さは30~60分程度です。
【エラーが起きる頻度】
毎回、同じ場所で止まるわけでは有りません。
短い動画ではエラーが起きる前に書き出し成功することもあります。
ただ、60分程度の動画では、書き出し途中のどこかでエラーで止まります。
【今まで試して対策】
①ファイルパスをすべて半角英数字にする
②プロキシを切る
③ドライバの切替え(Studio → Game Ready)
④同様のエラーの記事の対策
https://newstella.co.jp/2018/10/29/1605
⑤Media Encoder
⑥書き出し先のドライブの変更
①~⑥試しましたが、どれも駄目でした。
④に関しては、私の環境では設定項目がなく、試すことも出来ていません。
【エラーメッセージについて】
毎回、セクター:9 エラーコード:3で書き出しエラーになります。
また、パスの文字も少しおかしくなっています。
\\?\D:\movie~
となっていますが、正しくは
D:\movie
です。
なお、Premiere Pro14.4 Media Encoder14.4ではこのようなエラーは全く起きていませんでした。
お手数おかけいたしますが、何か解決方法ご存じの方、教えて下さい。
よろしくおねがいします。
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Premiere Pro 14.5からNVIDIAのエンコーダーに対応したので、それ以前はIntelのQSV(i7-8700Kの内蔵GPU)でエンコードされていたのではないかと思います。
私の手元の環境がCPU内蔵GPUが無いタイプのCPU(i9 10980XE)なので確認できず自信がないのですが、「環境設定」-「メディア」のハードウェアによるエンコード・デコードの設定の部分か、書き出し設定のあたりにNVIDIAとIntelのどちらを使うか選ぶような設定項目が出てきていませんでしょうか?
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ご回答ありがとうございます。
「環境設定」-「メディア」の方にはそれらしい設定が有りましたが、Nvidiaが選択されているようです。
書き出しの設定にはそれらしい設定を見つけられませんでしたが、
ビデオ-エンコード設定あたりにあるのでしょうか?
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いま私の手元にQSVが使える環境が無く検証できないのですが、公式のヘルプなど見てみますとハードウェアエンコーディングにIntelとNvidiaのどちらを使うか設定する部分は無いのかもしれません。
エンコード中、タスクマネージャーのパフォーマンスタブにてGPU0とGPU1(IntelとNVIDIA)が表示されていると思うのですが、それぞれの「Video Encode」のグラフをご覧いただくことでどちらのエンコーダーが稼働しているかわかるかと思います。
NVIDIAのエンコーダーが稼働している場合、最初のご投稿で
>③ドライバの切替え(Studio → Game Ready)
と書かれていますが、こちらはStudioドライバに戻されていますでしょうか?
もし戻されていませんでしたら、最新のStudioドライバを「クリーンインストール」していただくといかがでしょうか。最新版で問題が起こることも過去にありましたので、一つ前など古いバージョンで試すのも一つの方法かと思います。
また、あまり関係ないかもしれないのですが、環境設定-メディアにて、ハードウエアによる高速デコーディング(エンコーディングではありません)のチェックを外していただくと、症状に変化はありませんでしょうか。
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ハードウェアエンコードをしているとGPUは大体75%程度使われています。
①GPUのドライバを Game Ready → Studio に変更
これにしてもエラーで止まってしまいました。
②ハードウエアによる高速デコーディングのチェックを外す
これにしたところエラーが出なくなりました。
少しこのまま試してみます。
ご回答ありがとうございました。
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完全に解決したかどうかは判断しにくい状況かと思いますが、改善が見られたようで何よりです。
私も、IntelのCPU内蔵GPU(iGPU)とNvidiaのGPU(dGPU)を使用した環境(i7 7700K, GTX1070, Windows10 2004, Premiere Pro 15.0)でテストしてみました。
残念ながら同様のエラーは発生せず原因についてはわかりませんが、こちらの環境ではiGPUも有効にしているので、デコーダーはIntelとNvidiaを選択することができました。
上記のようにIntelのみ有効にしますと(レンダラーはCUDAを選択)、H.265/HEVC素材を使用したタイムラインで加工を加えてH.265/HEVCに書き出すと、iGPUのQSVで「デコード」が行われ、dGPUの「CUDA」でレンダリングが行われ、dGPUの「エンコーダー」でエンコーディングされました。
うまく動作している環境に余計な手を加えると別の不具合が発生するかもしれないのでお勧めは致しませんが、このようにiGPUとdGPUに対して役割分担をして動作させることもできます。
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本当にありがとうございました。
しばらく様子見て、問題なさそうなら、iGPU有効にしてそちらも試して見たいと思います。