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Inspiring
October 22, 2018
Answered

新機能「モニターのカラーマネジメント」について

  • October 22, 2018
  • 1 reply
  • 5819 views

PremiereProCC2019(13.0)の新機能を調べています。

「モニターのカラーマネジメント」に関して「モニターのカラーマネジメント」を有効にするに

チェックを入れるとプログラムモニターの映像の色が変化するのですが、この機能に関して

不明な点があるので教えて下さい。

質問 1.この機能の概要としてはOSのICCプロファイル設定に関わらずプログラムモニター等の表示を

    REC.709のカラースペースに統一して表示する機能という理解で良いでしょうか?

質問 2.「モニターのカラースペース(Rec. 709、Rec. 2020 および P3 を含む)に合わせてカラーを自動変換

    との記載がございますがRec. 2020やP3のカラースペースの表示に切り替えるにはどこを操作すれば

    良いのでしょうか?

参照URL

新機能と強化機能 | Premiere Pro CC の最新リリース

Premiere Pro の環境設定の構成

    This topic has been closed for replies.
    Correct answer Ckun

    >この機能に関しては、Rec.709表示に対応したモニターを使っている人には関係無く、

    >sRGB対応モニターでOSのICCプロファイルを「sRGB」で使用している場合に

    >Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    こちらにつきましては、概ねそのような理解で良いのではないかと思います。

    この機能の恩恵を受けられるのはsRGB対応のディスプレイに限りませんので、多くのユーザーに関係してくると思います。

    ちなみに、ICCが提供しているプロファイル「ITU-R BT.709 Reference Display」を使って、ITU-R BT.709に設定したSONY製ビデオモニター(グラボのHDMI出力に接続)に表示させてみますと、この機能のON/OFFによる差はありませんでした。

    sRGBは比較的Rec.709に近いので、sRGBディスプレイをお使いの方はあまり恩恵を感じないかもしれません。むしろ、P3ディスプレイを搭載するMacBook ProやiMac、Adobe RGBなど広色域ディスプレイをお使いの方で、AJAやBlackMagicのビデオインターフェース接続による放送規格のビデオモニターを使用していないユーザーには朗報かと思います。

    >「モニターのカラースペース(Rec. 709、Rec. 2020 および P3 を含む)に合わせてカラーを自動変換」

    >の機能はモニターの表示できる色域に関わらず、例えばRec.2020対応モニターで、ICCプロファイルを

    >Rec.2020にしている場合であっても、Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    こちらに関しましても、だいたいそのような認識で大丈夫かと思います。

    例に挙げられています通り、ICCが提供している「ITU-R BT.2020 Reference Display」を使って、ITU-R BT.2020に設定したSONY製ビデオモニター通してみますと、目視で確認する限り、タイムライン上のRec.709素材の色が正しくRec.2020ディスプレイ向けに変換されて、正しい色調で表示されているようです。

    カラーマネージメントについては、どの程度厳密に考えるかによっても見方が変わってきますので、突き詰めると難しいものだと思います。

    今回のアップデートについては、「Macで標準になりつつあるP3ディスプレイや、写真家御用達Adobe RGBディスプレイを使っている環境でも、Premiere Proのソース・プログラムモニターの表示が『普通の色』で見られるようになりました」という程度の認識で良いのではないかと、個人的に思っています。

    印刷や写真に関係するお仕事をしている方からみると、今までPremiere Proの動画表示がカラーマネージメントされていなかったことに驚かれるかもしれませんね。

    1 reply

    Ckun
    Community Expert
    Community Expert
    October 22, 2018

    私も一ユーザですので、公開されている情報とソフトの挙動からうかがい知る程度の内容の返信になりますが、以前のバージョンではOSで設定したカラープロファイルが反映されず素通りでソース・プログラムモニターの内容がディスプレイに表示されていましたが(Windowsのディスプレイ調整の結果は反映されるようです)、今回の新機能によってOSで設定したカラープロファイルが反映された状態で表示させることができるようになったのだと理解しています。

    これまでですと、例えばP3色域のiMacやRec.2020設定のディスプレイを使用した環境にてPremiere Proを使用してRec709のHDビデオ編集をしている最中、ソース・プログラムモニターの表示が本来より鮮やかに見えてしまうといった現象が起きていたと思います。新しい「モニターのカラーマネージメントを有効にする」機能を使うことで、OSで設定したICCプロファイルに沿って適切に変換されて表示されるようになるようです。

    例えば、広く使われているsRGBとHDビデオ標準のRec709は若干暗部の特性が異なり、Rec709の方が少し暗部が寝ています。sRGBのディスプレイでカラーマネージメントなしでRec.709の映像を見ると暗部が少し明るめに見えます。

    sRGBを使用した環境にて「モニターのカラーマネージメントを有効にする」にチェックを入れると、本来の見え方になるよう少し暗部が暗くなるようです。

    そのようなわけで、ご質問1については「ICCプロファイル設定に関わらず」という部分が「違う」ということになるかと思います。

    ご使用中のディスプレイに合った適切なICCプロファイルがOSで設定されている場合、Rec.709以外のディスプレイを使用している場合でも、ICCプロファイルに沿って適切にカラーマネージメントを行い、(ディスプレイの性能の範囲内で)Rec.709の色を正しく表示するということかと思います。

    ご質問2については、OS側で使用するディスプレイ(モニター)の色域に合ったカラープロファイルを設定するということになろうかと思います。

    しかしながら、ご質問文から察するに、ご質問の意図はモニターのカラースペース変換ではなく、タイムラインの色域の設定をRec709から別の色域に変更なさりたいということでしょうか?(たとえば、Rec.2020 SDRの素材を編集するなどなど)

    残念ながら私の知る限りでは、タイムラインのカラースペースを変更するといった項目はないようです(SD解像度の場合は601になっていると思います)。

    茶田郎Author
    Inspiring
    October 22, 2018

    回答ありがとうございます。

    下記のような理解で良いのでしょうか?

    質問1.に関して

    この機能に関しては、Rec.709表示に対応したモニターを使っている人には関係無く、

    sRGB対応モニターでOSのICCプロファイルを「sRGB」で使用している場合に

    Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    質問2.に関して

    >タイムラインの色域の設定をRec709から別の色域に変更なさりたいということでしょうか?

    Rec.709のカラースペースのまま編集をしたいので変更したいという事はございません。

    また、モニターの表示上だけの変更である事は承知しています。

    「モニターのカラースペース(Rec. 709、Rec. 2020 および P3 を含む)に合わせてカラーを自動変換」

    の機能はモニターの表示できる色域に関わらず、例えばRec.2020対応モニターで、ICCプロファイルを

    Rec.2020にしている場合であっても、Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    よろしくお願い致します。

    Ckun
    Community Expert
    CkunCommunity ExpertCorrect answer
    Community Expert
    October 22, 2018

    >この機能に関しては、Rec.709表示に対応したモニターを使っている人には関係無く、

    >sRGB対応モニターでOSのICCプロファイルを「sRGB」で使用している場合に

    >Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    こちらにつきましては、概ねそのような理解で良いのではないかと思います。

    この機能の恩恵を受けられるのはsRGB対応のディスプレイに限りませんので、多くのユーザーに関係してくると思います。

    ちなみに、ICCが提供しているプロファイル「ITU-R BT.709 Reference Display」を使って、ITU-R BT.709に設定したSONY製ビデオモニター(グラボのHDMI出力に接続)に表示させてみますと、この機能のON/OFFによる差はありませんでした。

    sRGBは比較的Rec.709に近いので、sRGBディスプレイをお使いの方はあまり恩恵を感じないかもしれません。むしろ、P3ディスプレイを搭載するMacBook ProやiMac、Adobe RGBなど広色域ディスプレイをお使いの方で、AJAやBlackMagicのビデオインターフェース接続による放送規格のビデオモニターを使用していないユーザーには朗報かと思います。

    >「モニターのカラースペース(Rec. 709、Rec. 2020 および P3 を含む)に合わせてカラーを自動変換」

    >の機能はモニターの表示できる色域に関わらず、例えばRec.2020対応モニターで、ICCプロファイルを

    >Rec.2020にしている場合であっても、Rec.709の表示に近づけて表示してくれる機能である。

    こちらに関しましても、だいたいそのような認識で大丈夫かと思います。

    例に挙げられています通り、ICCが提供している「ITU-R BT.2020 Reference Display」を使って、ITU-R BT.2020に設定したSONY製ビデオモニター通してみますと、目視で確認する限り、タイムライン上のRec.709素材の色が正しくRec.2020ディスプレイ向けに変換されて、正しい色調で表示されているようです。

    カラーマネージメントについては、どの程度厳密に考えるかによっても見方が変わってきますので、突き詰めると難しいものだと思います。

    今回のアップデートについては、「Macで標準になりつつあるP3ディスプレイや、写真家御用達Adobe RGBディスプレイを使っている環境でも、Premiere Proのソース・プログラムモニターの表示が『普通の色』で見られるようになりました」という程度の認識で良いのではないかと、個人的に思っています。

    印刷や写真に関係するお仕事をしている方からみると、今までPremiere Proの動画表示がカラーマネージメントされていなかったことに驚かれるかもしれませんね。