Skip to main content
Participating Frequently
April 1, 2022
Answered

編集コーデックについて

  • April 1, 2022
  • 2 replies
  • 1853 views

いつもこちらを拝見して色々と勉強させて頂いています。

 

現在、仕事でPremiereを使用させて頂いており、編集の都合上 多画面のマルチを組む必要があります。

なので、事前にカメラ素材のコーデックを選べる際にはIntra系のコーデックを、選べない場合にはエンコーダーでProress422やLTに変換して使用しております。

ただ、そうすると扱う素材の容量が大きくなってしまっているので、可能ならもっとビットレートが低いものでできないかと思案しているところです。

 

そこで皆さんにお伺いしたいのは、皆さんは大きな容量の素材を扱う場合、どのようなコーデックに変換して使用しているのかということです。

個人的にはProressLTより下げたいのであれば、XDCAM HD 50かなと思っているのですが、そうなるとLongGOPの処理で重くなりマルチに影響が出ないかと躊躇しています。

ちなみに、編集はver2020を使用しています。

 

皆さんの意見をお聞かせいただければと思います!

よろしくお願いします。

皆さんの

    This topic has been closed for replies.
    Correct answer Ckun

    >例えばAVC Long 50も考えられるのですが、編集における負荷という点ではどこを注視すればよいのでしょうか?

     

    AVC Long 50(類似するものとしてはXAVC HD L 50)は、その名の通りAVCコーデック、つまりH.264のLongで、4:2:2 10bitですので、「Long系のコーデックしか使えないカメラで収録した素材を、編集負荷の軽減目的で変換する」という今回の主題の用途には適さないと思います。

     

    編集における負荷という点では、映像のコーデックの複雑度(デコード負荷)が大きなポイントになると思います。単にデコード負荷だけで見ると非圧縮が一番軽いわけですが、そうするとストレージの速度がボトルネックになりますので、実用的なビットレートという点も無視できません。

     

    なお、「ハードウェアデコード」によりLong系でも比較的スムーズに再生されるコーデックもあるので(マルチカムでは厳しいかもしれませんが)、そういった点も考慮すべき部分かと思います。

    と、書きつつも、私自身はハードウェアデコード・エンコードはあまり信用していないので(過去にデコード・エンコードエラーの事例が複数あります)、環境設定にしてOFF(チェックなし)で使用しています。

     

    画質の点でXDCAM HD 50とAVC Long 50を比較すると、前者はMPEG2 8bpc 4:2:2、後者はH.264 10bpc 4:2:2ということで、MPEG2の2倍程度圧縮効率が良いと言われているH.264かつ10bitの後者の方が概ね優れていると思います。

    私の場合、色調整などでやりくりして書き出す際の「中間コーデック」として、XAVC HD L50をしばしば使用することがあります。

     

    ちなみに、AVC-I 100とAVC-L 50の違いはなかなか悩ましく、AVC-I 100の方が編集耐性が優れていると言われていますが、単純に素材としての画質だけ見るとAVC-L 50の方がキレイに見えることもあります。

    スイッチャーアウトの収録であったり編集後のカット変わりがある素材の中間書き出しとしては、AVC-I 100の方が安定した画質になるのかな、と、思います。

    2 replies

    150kw
    Community Expert
    Community Expert
    April 1, 2022

    こんばんは、defaultaa0vd9gjncl6さん

     

    >皆さんの意見をお聞かせいただければと思います!

    コーデックのことは分かりませんが、マルチ画面の各画面用に小さいフレームサイズのシーケンスを作成し、そのシーケンスに映像素材を入れれば、重くならないのではと思います。

     

    詳細は、愚作「9分割マルチ画面(下図)の作成マニュアル」を参考にして頂ければ幸いです。

    マニュアルはExcelで作成してあり、CC2018の頃に作成したもので内容的には少し古いです。下記リンクからダウンロードできます(ダウンロード期限;2022/04/08)。

    https://shared-assets.adobe.com/link/480a8346-c273-4230-7e95-5073214558c6 

     

    Participating Frequently
    April 4, 2022

    ご返信ありがとうございます!

     

    興味深いマニュアルですね。

    効率的に擬似マルチを組めそうでぜひ参考にさせて頂きます!

     

    それぞれの画面のシーケンスの画角を小さくすると、エフェクトで分割するよりアプリケーションに掛かる負荷も軽減できるということでしょうか?

    Ckun
    Community Expert
    Community Expert
    April 1, 2022

    要求される画質(用途)や、お使いのハードウェアの能力にもよるので、なかなか一概には言いにくいところです。

     

    地デジ放送でしたら、AVC-I 100やXDCAM HD 50程度でたいていの場合は十分だと思いますが、パッケージメディア(Blu-ray)や大スクリーン上映向けには、少し力不足かもしれません。

    (収録コーデックとしては許容範囲内だと思いますが、数度の再圧縮が行われる中間コーデックとしては少々力不足かもしれない、という意味です。)

     

    編集作業の快適さとストレージの節約に主眼を置いて、成果物に要求される映像品質を満たせなくなっては本末転倒なので、必要な品質を維持できるか否かという点も考慮していただいた方が良いのではないかと思います。

     

    Intra系のコーデックはビットレートが下がれば即画質の低下につながりますので、ProRes 422 LT未満のビットレートはプロキシ用途が主になってしまうようにも思います。

    HD60i(30p)でイントラ系で50Mbpsくらいがご希望、となりますと、非正方形ピクセルのAVC-I 50も選択肢に入ってくるかと思います。

     

    XDCAM HD 50はLong GOPですが、MPEG2 (8bit 4:2:2)ですのでH.264/AVCやH.265/HEVCよりは負荷は軽いです。動作の快適さがどの程度なのかについては、実際にお使いの環境でお試しいただくのが一番だと思います。

     

    画質の面では、ProRes 422 LTを使うくらいならばXDCAM HD 50の方が品質・ファイルサイズのバランスの点でメリットがあるように思います。

     

    >事前にカメラ素材のコーデックを選べる際にはIntra系のコーデックを、

    とのことですので、仮にそれがXAVC-I 100でしたら、非Intraコーデックの素材をXAVC-I 100に変換することで、コーデックを統一してしまうのもひとつの方法かと思います。

    Participating Frequently
    April 4, 2022

    ご返信ありがとうございます!

     

    なるほど、XDCAM HD 50は負荷が軽いのですね。

    例えばAVC Long 50も考えられるのですが、編集における負荷という点ではどこを注視すればよいのでしょうか?

    Ckun
    Community Expert
    CkunCommunity ExpertCorrect answer
    Community Expert
    April 4, 2022

    >例えばAVC Long 50も考えられるのですが、編集における負荷という点ではどこを注視すればよいのでしょうか?

     

    AVC Long 50(類似するものとしてはXAVC HD L 50)は、その名の通りAVCコーデック、つまりH.264のLongで、4:2:2 10bitですので、「Long系のコーデックしか使えないカメラで収録した素材を、編集負荷の軽減目的で変換する」という今回の主題の用途には適さないと思います。

     

    編集における負荷という点では、映像のコーデックの複雑度(デコード負荷)が大きなポイントになると思います。単にデコード負荷だけで見ると非圧縮が一番軽いわけですが、そうするとストレージの速度がボトルネックになりますので、実用的なビットレートという点も無視できません。

     

    なお、「ハードウェアデコード」によりLong系でも比較的スムーズに再生されるコーデックもあるので(マルチカムでは厳しいかもしれませんが)、そういった点も考慮すべき部分かと思います。

    と、書きつつも、私自身はハードウェアデコード・エンコードはあまり信用していないので(過去にデコード・エンコードエラーの事例が複数あります)、環境設定にしてOFF(チェックなし)で使用しています。

     

    画質の点でXDCAM HD 50とAVC Long 50を比較すると、前者はMPEG2 8bpc 4:2:2、後者はH.264 10bpc 4:2:2ということで、MPEG2の2倍程度圧縮効率が良いと言われているH.264かつ10bitの後者の方が概ね優れていると思います。

    私の場合、色調整などでやりくりして書き出す際の「中間コーデック」として、XAVC HD L50をしばしば使用することがあります。

     

    ちなみに、AVC-I 100とAVC-L 50の違いはなかなか悩ましく、AVC-I 100の方が編集耐性が優れていると言われていますが、単純に素材としての画質だけ見るとAVC-L 50の方がキレイに見えることもあります。

    スイッチャーアウトの収録であったり編集後のカット変わりがある素材の中間書き出しとしては、AVC-I 100の方が安定した画質になるのかな、と、思います。