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Known Participant
November 12, 2025
Question

(音量)コンプレッサーとリミッターについて

  • November 12, 2025
  • 1 reply
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MacBook
macOS:Sequoia 15.3
プレミアプロはバージョン25.5.0(ビルド13)

 

こんにちは。いつもお世話になっております。オーディオメーターを-6dBにしたいというときの、コンプレッサーとリミッターについて5個ほど質問があります。

 

①コンプレッサーとリミッターは、そのクリップの元々の音量が-6dBに届いていないとそもそも反映はされませんか、?

 

②オーディオメーター-6dBを超えるところもあります。そのときにコンプレッサーとリミッターの数値を変えるとしたら、しきい値と比率はそれぞれどれぐらいに設定したらいいでしょうか、?(初歩的な質問すぎたらごめんなさい、)

 

③例えばオーディオメーターが-12dB〜-18dBの間のとき、-6dBにしたい場合はコンプレッサーとリミッターのしきい値と比率の数値はそれぞれどれぐらいに設定したらいいでしょうか、?

 

④ちなみに、ダイナミックを使って音量を調整するのと、オーディオトラックミキサーで調整するのとではどんな違いがありますか?

 

⑤オーディオトラックミキサーを使う場合と、    ダイナミックオーディオでコンプレッサーやリミッターを使う場合の例を教えていただけますか、?

1 reply

Ckun
Community Expert
Community Expert
November 12, 2025

コンプレッサーの動作については、さきほどもう一つのご質問の方にグラフ入りで書いてみました。

少し数学っぽい内容なので分かりにくいかもしれないのですが、ご一読いただければ幸いです。

Re: 音量について - Adobe Product Community - 15587832  

 

さて、そのうえで今回のご質問についてですが……、

 

>①コンプレッサーとリミッターは、そのクリップの元々の音量が-6dBに届いていないとそもそも反映はされませんか、?

 

はい、コンプレッサーやリミッターには音量を大きくする効果はありませんので、しきい値以下の音量のものには効果は何も出ません。

 

ただし、上記リンク先の後半で説明しました通り、「ゲインを調整」する設定である「補正」でレベルを上げる設定にしていますと、コンプレッサーとは無関係に音量は大きくなります。

 

②オーディオメーター-6dBを超えるところもあります。そのときにコンプレッサーとリミッターの数値を変えるとしたら、しきい値と比率はそれぞれどれぐらいに設定したらいいでしょうか、?(初歩的な質問すぎたらごめんなさい、)

 

単純に、-6dBを超えないようにということでしたら、リミッターのしきい値を-6にします。コンプレッサーだけで-6dBぴったりを超えないようにするのは、上記リンク先でも触れたようにアタックタイムの関係などで難しいので、計算上-6dBに収まる設定を上限として、あとはリミッターに任せる方法が良いのかなと思います。

 

コンプレッサーの設定で申しますと、ちょっと大げさですが「しきい値」と「比率」の設定の組み合わせは無限にあります。ですので、これは単純に数字の組み合わせで選ぶのではなく、音源の種類によって調整する必要がございます。

 

パッと暗算で計算できるキリの良い数字ですと、しきい値-12dBFS・比率2やしきい値-8dBFS・比率4といった感じです。ただし、実際に音声の調整をするときは、単純な数値の計算ではなく、耳で聞きながらしきい値と比率を合わせこんで、あとは「補正」とリミッターを併用という感じになるかと思います。

 

実はかなり難しく、音声の専門家がやることでもあったりしますので、基本的にはプリセットを適当にいじる感じでよいのではないかな、と、思います。

 

③例えばオーディオメーターが-12dB〜-18dBの間のとき、-6dBにしたい場合はコンプレッサーとリミッターのしきい値と比率の数値はそれぞれどれぐらいに設定したらいいでしょうか、?

 

こちらも、無限に組み合わせがあるので何とも申しにくいところなのですが、全体を通して-12dBを絶対に超えていないのであれば、あらかじめ12dB音量を上げてからコンプレッサーを通す手もあります。また、あらかじめ計算して、例えば-12dBFSの音声が-20dBFSに収まるしきい値・比率にしたうえで、「補正」で14dB上げる手もあるかと思います。

くどいようですが、計算で求めた値をただ入れても、耳で聞いた時の音は全然聞きやすくないかもしれないので、あくまでも耳で聞いて最良であることが重要です。

 

④ちなみに、ダイナミックを使って音量を調整するのと、オーディオトラックミキサーで調整するのとではどんな違いがありますか?

 

ダイナミックエフェクトを適切に設定している場合、音量の大小の幅が狭くなるので、ざっくり申しますと楽におおむね安定して小音量でも聞きやすくなります。

 

オーディオトラックミキサーだけで細かく調整するのは面倒な点と、きめ細かく調整しないとばらつきが出てしまうと思います(口述しますが、両者は併用するのが一般的かと思います)。

しかし、意図通りの調整ができますので、ちょっと活舌が悪いところを聞き取りやすくするために少し大きめにしたいといったことなど、自分の意志で調整できます。

 

>⑤オーディオトラックミキサーを使う場合と、    ダイナミックオーディオでコンプレッサーやリミッターを使う場合の例を教えていただけますか、

 

こちらについては、かなり幅が広いご質問なので、お答えするのはなかなか難しいです。と申しますのも、一般的な音声を整える業務では、「ミキサーかダイナミクス系エフェクトのどちらかを使う」のではなく、両方使って行うからです。

 

また、ダイナミクスエフェクトをクリップに入れるかオーディオトラックミキサー上で使うかで、がらりと様相が変わってきます。

 

しいて申しますと、ダイナミクスエフェクトの効果をオーディオトラックミキサーだけで手動で行おうとすると、細かくキーフレームを打って調整することになるので、結構大変ということは言えるかと思います。

 

 

ダイナミックエフェクトは便利に使えるものですが、プロの音声制作現場ではミキサーのフェーダー操作も併用して行われるかと思います。

 

ただ、大きな声では言いにくいですが、平凡で長時間の記録ビデオの整音では、「コンプ(リミッター)に預けてしまおう」といった感じで全部コンプに任せてしまうことも、あるにはありますね。

(もちろん、聞きながら咳払いですとかノイズの個所は手動で調整しますが……。)

Known Participant
November 12, 2025

絶対にダイナミックから入って音量を調節しないといけないっていう固定概念を変に抱いてしまっていました…

たくさんの質問にたいしていつも丁寧な回答をありがとうございます、!

動画編集という初めてのチャレンジで心が折れそうな時もありますがいつもAdobeの皆さんに助けていただいています。本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。(また同じような質問をしてしまっていたらすみません、)