終了
ロック済み

シングルサインオンの導入| VIP エンタープライズ版

アドビスタッフ ,
Nov 04, 2021 Nov 04, 2021

エンタープライズ版では、組織でご利用中の IdP を利用し、シングルサインオンをセットアップできます。
セットアップまでの手順は各 IdP によって異なります。

 Admin Console マニュアル

▶ ID の設定

 

この文書では以下手順についてご紹介します。

  • Azure AD をご利用の場合
  • Google 管理コンソール(旧 G suite)をご利用の場合
  • ADFS/Okta/Shibboleth/その他 IdP をご利用の場合
  • 製品プロファイルの割り当てについて *全 IdP 共通作業

 


● Azure AD をご利用の場合 

 

Azure AD をご利用の場合は、 Azure コネクタ (OIDC) と Azure Sync を利用することで以下 3 つの設定をシームレスに行うことができます。

  • Admin Console へのドメインクレーム (ドメインの追加)
  • Admin Console へのディレクトリの作成 ( Admin Console と Azure AD 間での SSO 構築)
  • Admin Console へのユーザー及びユーザーグループの追加

 

● Azure コネクタ (OIDC) を利用する場合
Azure AD をご利用の場合はこの手順を推奨します。最も作業工数が少なく設定が行えます。

 

  1. 下記文書をご参考に、Azure OIDC を利用し AdminConsole へドメインの追加及びディレクトリの作成を行います。
    Microsoft Azure でのユーザー認証

  2. 下記文書をご参考に、Azure Sync を利用し、ユーザーグループ及びユーザーを同期します。
    ユーザーグループの同期には Azure AD(P1/P2) もしくは Microsoft 365(E3/A3) のご契約が必要です。
    ▶ Microsoft Azure Sync のディレクトリへの追加

    下記マニュアル「ディレクトリとAzure ADの設定方法」に一連の作業が画像付きで記載がございます。
     Admin Console マニュアル

 

 

● Azure AD で SAML を利用する場合
組織の環境構築上、Azure OIDC ではなく SAML を利用する必要がある場合は、ドメインクレーム等の作業が必要となり、作業工数が多くなります。

 

  1. 下記文書をご参考に、ドメインクレームを行います。
    ID の設定
  2. 下記文書をご参考に、SAML 連携を行います。
    チュートリアル:Azure Active Directory シングル サインオン (SSO) と Adobe Creative Cloud の統合

  3. Azure Sync、CSV、User Sync Tool のいずれかでユーザーを追加します。
    - Azure Sync の場合
    Microsoft Azure Sync のディレクトリへの追加
    - CSV の場合
    ユーザー追加
    - User Sync Tool の場合
    User Sync ツールの設定

 


● Google 管理コンソール(旧 G suite) をご利用の場合

 

Google フェデレーションと Google Sync を利用することで以下 3 つの設定をシームレスに行うことができます。

  • Admin Console へのドメインクレーム (ドメインの追加)
  • Admin Console へのディレクトリの作成 ( Admin Console と Google 管理 Console 間での SSO 構築)
  • Admin Console へのユーザーの追加

 

● Google フェデレーションを利用する場合

Google 管理コンソールをご利用の場合はこの手順を推奨します。最も作業工数が少なく設定が行えます。

 

  1. 下記文書をご参考に、Google フェデレーションを利用し AdminConsole へドメインの追加及びディレクトリの作成を行います。
    Google フェデレーションを使用したユーザー認証

  2. 下記文書をご参考に、Google Sync を利用し、ユーザーを同期します。Google Sync はユーザーグループ同期は対応していません。
    フェデレーションディレクトリへの Google sync の追加

    下記マニュアル「ディレクトリとGoogleドメインの設定方法」に一連の作業が画像付きで記載がございます。
     Admin Console マニュアル



● Google 管理コンソールで手動で SAML を設定する場合
組織の環境構築上、Google フェデレーションの自動設定ではなく、手動で SAML を利用する必要がある場合は、ドメインクレーム等の作業が必要となり、作業工数が多くなります。

 

  1. 下記文書をご参考に、ドメインクレームを行います。
    ID の設定

  2. 下記文書をご参考に、SAML 連携を行います。
    ▶ Google の SAML ベース SSO の管理

  3. Google Sync、CSV、User Sync Tool のいずれかでユーザーを追加します。
    - Google Sync の場合
    ▶ Google フェデレーションを使用したユーザー認証
    - CSV の場合
    ユーザー追加
    - User Sync Tool の場合
    User Sync ツールの設定

 

 


● ADFS/Okta/Shibboleth IdP/その他 IdP をご利用の場合

 

  1.  下記文書をご参考に、ドメインクレームを行います。
    ID の設定

  2. 下記文書をご参考に、SAML 連携を行います。
  公開文書 備考
ADFS をご利用の場合 Adobe SSO で使用する Microsoft AD FS の構成  
Okta をご利用の場合 Adobe SSO で使用する Okta の構成

Admin Console 側の仕様変更により手順が⼀部異なり、7 番に記載のある .cer ファイル形式ではアップロ
ードできず、「xml ファイル形式」でメタデータをアップロードする必要があります。
7 番の「View Setup Instructions」クリック後、メタデータの記述が記載あるページへ遷移するので、⼿
動でメタデータの記述を XML 形式で保存するか、 もしくは下記ご参考に XML 形式でダウンロードをお
願いします。

How do we download the IDP.XML metadata file from a SAML Template App?

Shibboleth IdP をご利用の場合 Adobe SSO で使用する Shibboleth IdP の構成

Shibboleth IdP にはカスタマイズできる項⽬が多く、弊社ですべての動作を確認することができないものとなります。 そのため、ご参照いただき不明点がございましたら、IdP 側のサポートにもお問い合わせをご検討いただけます と幸いです。


3.  CSV、User Sync Tool のいずれかでユーザーを追加します。
- CSV の場合
ユーザー追加
- User Sync Tool の場合
User Sync ツールの設定

 

 


● 製品プロファイルの割り当てについて *全 IdP 共通作業

 

ユーザーを追加後、製品を利用するにはユーザーに製品プロファイルを割り当てが必要です。

Azure Sync/Google Sync を利用する場合も、ユーザーを自動で追加することはできますが、製品プロファイルは Admin Console 側で別途追加する必要があります。

 

● 手動で追加する場合

  1. Admin Console > ユーザー > ユーザー > 該当ユーザーを選択 > 製品 > 三点リーダー(…) > 編集 をクリックします。
    YUKI_A_0-1638962623637.png
  2. + マークもしくは鉛筆マークから任意の製品プロファイルにチェックを入れ、保存します。
YUKI_A_1-1638962929237.png

 

 

● CSV の場合
下記文書を参考に「ユーザーの詳細を一括編集」を利用し、ユーザーへ任意の製品を追加します。
ユーザーの詳細編集

 

また、CSV でユーザーを追加する際に、任意の製品を指定することでユーザーと製品追加を同時に行うことが可能です。
ユーザー追加

 

 

● User Sync Tool の場合
ユーザーの自動追加だけでなく製品プロファイルも自動追加することが可能です。
詳しくは以下の文書をご参考ください。

▶ User Sync ツールの設定

 

 


[目次]

キーワード
Admin console , ID および SSO , エンタープライズ , ユーザーとグループ , 手順
2.1K
翻訳
レポート
コミュニティガイドライン
他のユーザーへの思いやりを持ち、敬意を払いましょう。コンテンツの出典を明記し、投稿する前に内容が重複していないか検索してください。 さらに詳しく
community guidelines