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僅かな角度で回転させたりトリミングしたり、少しだけ変形させた場合に、直線がギザギザと醜くなりますが解消方法が分かりません。
まず、補間処理については、環境設定・一般の「画像補間方式」の設定によって決まります。
そこが異なれば結果はすべて変わってきます。
次に影響するのが角度ですが、同時に「実際のピクセル状態」が関わってきますから、
より良い方法はケースバイケースとしか言いようがありません。
そして結果に対する判断基準も個々の感覚に委ねられるものでしかありませんから、
複数人がいて全員がNGを出す場合もあれば、大半がOKとなる場合もありえます。
なので、唯一の正解というのは存在しない、ということになってきます。
画像解像度(解像密度としてのpixel per inchなど)が高い場合については、
最終表現を踏まえると荒く感じない可能性が高いだろうと思います。
低い場合は前回記載したように、どうしても影響が出やすいことになるので、
そこは個別にピクセル単位で修正したり、回転をできるだけかけないようにするなどで
措置を行うしかないと思いますがどうでしょうか。
このあたりも「写真のような自然画を扱う」のか「イラストを扱うのか」でも変わってきます。
前者のほうが解像度やダストノイズなども相まって目立ちにくいと思いますが、
後者の場合はどうしても
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解消方法はないと思います。
ピクセルとしての特性と回転したときのピクセル補間処理による影響だからです。
簡単な解説図を作成しました。
ピクセルを20度回転した場合に、どういう状態になりうるか、の少々極端な例です。
左がオリジナル、中央が20度回転したもの、右が「わずかでもかかっているピクセルを塗った場合」です。
ピクセルは斜めには表現できないですし、存在するピクセルを塗る・塗らないの判断をしたうえで
処理が行われるわけなので、状態によってはギザギザに見える結果になります。
もちろんアンチエイリアスで濃淡が変わって塗られたりする場合もありますが、これもピクセル領域に対して
どの程度割合影響を及ぼすかや、全体のピクセル数などによっても影響します。
ギザギザになりやすい場合は、やはり全体のピクセル数が少ない場合です。
どうしても表現できるピクセル数としての影響は避けられません。
使用用途にもよりますが、可能な範囲で高い解像度などで処理する、くらいしか考えにくいところです。
あと質問される場合はOSバージョン、アプリケーション名+バージョンを書きましょう。
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OSのバージョン等を書き忘れたことは誠に申し訳ありません。アプリケーションについてはPhotoshopのフォーラムという認識でしたので省略しています。バージョンについては当方のミスでした。
MacOS10.11 PhotoshopCC 2018 です
トリミングで角度をもっと小さく変化させた場合、デフォルトの補間処理設定によってギザギザの度合いが大きく違って現れると思います。たとえば1°前後では顕著に結果が表れますが、どの補間処理が僅かな角度でもよりよい結果が得られるかご存じでしたらお教えください。
アルゴリズムの特徴等アプリ内の説明では分かりかね、実際に使用した場合の優劣が判断出来ないことが多いためのご質問です。
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まず、補間処理については、環境設定・一般の「画像補間方式」の設定によって決まります。
そこが異なれば結果はすべて変わってきます。
次に影響するのが角度ですが、同時に「実際のピクセル状態」が関わってきますから、
より良い方法はケースバイケースとしか言いようがありません。
そして結果に対する判断基準も個々の感覚に委ねられるものでしかありませんから、
複数人がいて全員がNGを出す場合もあれば、大半がOKとなる場合もありえます。
なので、唯一の正解というのは存在しない、ということになってきます。
画像解像度(解像密度としてのpixel per inchなど)が高い場合については、
最終表現を踏まえると荒く感じない可能性が高いだろうと思います。
低い場合は前回記載したように、どうしても影響が出やすいことになるので、
そこは個別にピクセル単位で修正したり、回転をできるだけかけないようにするなどで
措置を行うしかないと思いますがどうでしょうか。
このあたりも「写真のような自然画を扱う」のか「イラストを扱うのか」でも変わってきます。
前者のほうが解像度やダストノイズなども相まって目立ちにくいと思いますが、
後者の場合はどうしても目立ちやすい点を考慮しなければならないだろうと思います。
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有り難うございました
自分の目で作品ごとの判断をするようにいたします
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2度回転変形のオプションバーでリサンプルアルゴリズム変えて並べてみました。参考にどうぞ。
※バイキュービック(自動)は単にシャープと滑らかを切り替えているだけですから、含みません。
それぞれボケ足の長さやガンマが多少違うのが分かるかと思います。
私自身は、拡大・縮小・変形の際にはバイキュービック(最下部)とCC2018のUpscale2.0しか使いません。
バイキュービックの派生ふたつは後処理に影響が大きすぎると感じるからです。特に、シャープ(またはバイキュービック自動)で縮小すると自動的にUSMかかりますが、品質が酷くて使い物になりません。
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非常に分かりやすい説明を頂き有り難うございました。
ニアレストネイバーが階調もビットダウンさせている事が、とても明確に理解出来ました。
高画素化が進むデジタルカメラにあって、リサイズや変形は高品質画像制作において非常に重要なファクターですので、また1つアップ出来た気持ちでおります。
これで私の「なぜ?」は解決出来たと思っています。
有り難うございました。