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Uccho
Participant
November 12, 2021
Answered

Zoom映像の黒がマイナスになる

  • November 12, 2021
  • 1 reply
  • 929 views

Zoomの録画映像をPremiereに取り込みマスクして明るさを調整したところ、

Zoom映像の周囲の黒の部分とタイムライン上に敷いた黒背景で色が異なるようになってしまいました。

Lumetriスコープで輝度を確認すると、Zoomのデータの黒はマイナスの部分に存在しカラーマットの黒は0に位置するようでした。

 

また、明るさ調整をなしにして、これをh264で書き出してテレビで再生したところ、カラーマットの黒が少し浮きZoomの黒部分がより黒い(明るさ調整をした場合と同様)の状態になりました。

Mediainfoで確認したところColor rangeはLimitedとなっていました。

 

このファイルをDavinciに読み込んだところビデオレンジでは0以下にデータが存在し、フルレンジにするとカラーマットの黒は64付近にあるようでした。

↓クリップ属性をビデオレンジにした場合

 

↓クリップ属性をフルレンジにした場合

その後Davinciでクリップ属性をビデオレンジにした状態でビデオレンジで書き出ししたところZoomの黒背景とカラーマットの黒が同じレベルになりました。

 

これらを踏まえてお聞きしたいのですが、

① これはデータレンジの問題という認識でいいのでしょうか?

② データレンジの問題の場合Premiereでのデータレンジの扱いはどのようになっているのでしょうか?

③ 今回のような場合の解決策はあるのでしょうか?

④ レンジ外のデータについては切り落とされるという認識だったのですがそうではないのでしょうか?

 

よろしくお願いいたします。

 

    This topic has been closed for replies.
    Correct answer Ckun

    >① これはデータレンジの問題という認識でいいのでしょうか?

     

    はい、その通りだと思います。zoomはフルレンジ収録されているようなのですが、ファイルにレンジに関する情報が埋め込まれていないので、Premiere Proはビデオレンジで読んでいるものと思います。

     

    >② データレンジの問題の場合Premiereでのデータレンジの扱いはどのようになっているのでしょうか?

     

    タグが埋め込まれていないYUVのデータなので、ビデオレンジで読んでいるのだと思います。

    (公式にこの辺の仕様について書かれた情報があるか否かはわかりません)

     

    >③ 今回のような場合の解決策はあるのでしょうか?

     

    Lumetriエフェクトで黒レベルと白レベルを上げ下げで対応できると思います。

    (zoom録画では厳密な色再現は求められないと思いますので……)

     

    ④ レンジ外のデータについては切り落とされるという認識だったのですがそうではないのでしょうか?

     

    お手元の環境でご覧になられている通り、そうではありません。レンジ外の信号も扱うことができ、必要に応じて調整でレンジ内に取り戻せるようになっています。切りたい場合はリミッターを併用します。

     

    ビデオレンジの映像も、日本の放送では0%以下の黒は認められないものの(とはいえアナログ放送のように黒が潜って電波が歪んで事故になることはありませんが)100%以上の信号は普通に放送していますので、切り落とされると放送用カメラで収録した映像で空の雲のトーンが消えるなど問題が生じてしまいます。

    (8bit処理しかできないエフェクトを併用してもレンジ外の信号は消えてしまいます。)

    1 reply

    Ckun
    Community Expert
    CkunCommunity ExpertCorrect answer
    Community Expert
    November 12, 2021

    >① これはデータレンジの問題という認識でいいのでしょうか?

     

    はい、その通りだと思います。zoomはフルレンジ収録されているようなのですが、ファイルにレンジに関する情報が埋め込まれていないので、Premiere Proはビデオレンジで読んでいるものと思います。

     

    >② データレンジの問題の場合Premiereでのデータレンジの扱いはどのようになっているのでしょうか?

     

    タグが埋め込まれていないYUVのデータなので、ビデオレンジで読んでいるのだと思います。

    (公式にこの辺の仕様について書かれた情報があるか否かはわかりません)

     

    >③ 今回のような場合の解決策はあるのでしょうか?

     

    Lumetriエフェクトで黒レベルと白レベルを上げ下げで対応できると思います。

    (zoom録画では厳密な色再現は求められないと思いますので……)

     

    ④ レンジ外のデータについては切り落とされるという認識だったのですがそうではないのでしょうか?

     

    お手元の環境でご覧になられている通り、そうではありません。レンジ外の信号も扱うことができ、必要に応じて調整でレンジ内に取り戻せるようになっています。切りたい場合はリミッターを併用します。

     

    ビデオレンジの映像も、日本の放送では0%以下の黒は認められないものの(とはいえアナログ放送のように黒が潜って電波が歪んで事故になることはありませんが)100%以上の信号は普通に放送していますので、切り落とされると放送用カメラで収録した映像で空の雲のトーンが消えるなど問題が生じてしまいます。

    (8bit処理しかできないエフェクトを併用してもレンジ外の信号は消えてしまいます。)

    Ckun
    Community Expert
    Community Expert
    November 12, 2021

    さきほどzoom収録素材の白飛び・黒つぶれに関して注目して返信いたしましたが、ご質問文の中に少し気になる部分がありましたので、ビデオ規格全体のことも含めて補足いたします。

     

    >また、明るさ調整をなしにして、これをh264で書き出してテレビで再生したところ、カラーマットの黒が少し浮きZoomの黒部分がより黒い(明るさ調整をした場合と同様)の状態になりました。

    Mediainfoで確認したところColor rangeはLimitedとなっていました。

     

    こちらのご質問文からは、お使いのテレビの黒レベルの調整が不正確であることが読み取れます。と、申しますのも、ビデオ信号を再生する際、8bitの値(コードバリュー:CV)でいうところの16が0%の黒(真っ黒)で235が白、254が最大の白(255は伝送上では使用できません)という扱いなので、カラーマットの黒(8bit CV16)が真っ黒になっていない時点で調整不良ということになります。

     

    mp4ファイルの再生方法による部分もあるので、もしかするとリミテッドレンジ(ビデオレンジと同義です)を無視してフルレンジで再生してしまっている可能性はあるかもしれません。

     

    Premiere Proが通常のビデオ映像をリミテッドレンジ(ビデオレンジ)で出力するのは正常な動作で、例えば書き出したMP4をYouTubeにアップした場合、カラーマットの黒(0%黒, 8bit CV 16)が各ご家庭のパソコンやスマホ、テレビなどで真っ黒として表示されるはずです。

    (但し、YouTubeも0%以下の黒・100%以上の白を保持していますので、表示側の調整次第では0%未満の黒も確認できます。)

     

    このへんの事情は、zoomの黒つぶれなどとは全く関係のない、ビデオ信号標準の考え方ということになります。

    Uccho
    UcchoAuthor
    Participant
    November 12, 2021

    ありがとうございます。

    とてもわかりやすく理解できました。

     

    テレビの方の設定も見直してみます。