私(20年以上映像編集を仕事にしているおじさんです)は、同ポジ(カメラと被写体の位置が同じポジション)の頻繁なジャンプカットは恐怖や気持ち悪さを感じるので見る側の立場として苦手なのですが、YouTubeではけっこうそのまま気にせず使っている方が少なくないような印象は持っております。
私自身が編集をする場合には、昔ながらの「同ポジジャンプカットは基本NG」という考え方なので、インサート用素材(話している内容に関係する場所・モノなどの映像)も別カメラの映像もない時には、苦肉の策として120〜150%くらいに拡大して、視線の方向の空間を少し開けるよう横方向に動かし、あたかも2カメ撮影のようにすることがあります。
しかしこれも、間をとことんカットする編集手法ではあまり使えないとは思います。
企業紹介などの編集では、お話しされている方(もしくは広報さん)の依頼でコメントの一部やフィラーワードや言葉の間を編集で切るような場合には、了承を得た上で「モーフカット」を使うことも稀にあります。モーフカットは、個人的には少し倫理的に抵抗を感じてしまう(ドキュメンタリーでは使いたくない)ほか、そういった問題がないケースでも不気味な映像になる可能性があるので、顔や手などの位置が違和感なく繋がるよう編集点の微調整をしたり、背景が引っ張られる時にはマスクを併用したり、とにかく「気持ち悪い印象」を視聴者に与えないよう細心の注意を払っています。
Premiere Pro でのモーフカットトランジションの適用