表示ガンマは表示デバイス側に依存しますので、目的次第で対応策が変わってくるのではないかなと思います。
SDR放送で用いられるBT.709は、実は表示ガンマの規定はありませんので、これ自体ガンマ2.4であるとは言いにくいものではあります。実際、家庭用テレビでリビングなどの視聴に適した設定では、ガンマ2.2程度で表示されているかと思います。
(放送関連でガンマ2.4で表示させるのは、暗くしっかり管理された編集スタジオなどでBT.1886に沿った環境という位置づけかと思います。)
もう一点注意が必要なのは、「ガンマ1.96で表示される」のはMacなどアップル製品での現象(仕様)なので、YouTubeにアップしたものをWindowsやYouTube対応テレビで見る際にはガンマ1.96ではなくガンマ2.2程度で表示されることになります。
そのため、残念ながら表示環境に依らず常にまったく同じに表示するということは、現実的には不可能ということになりまして(YouTubeアップ時に、アップル製品向けとその他向けに2種類アップする手はありますが、そこまでする必要があるかどうか……)、どの点を重視するかによって対応は変わるのではないかなと思います。
あくまでも私個人の考えですが、色温度のことや視聴者が見ているモニターの性能のばらつきなどもあるので、放送向けに制作したものはそのまま(i/p変換は必須ですが)ガンマなど変えずにYouTubeにアップして大きな問題にはならないのではないかなと思ってはおります。