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Participant
June 10, 2024
Answered

ページをepsファイルにして貼り付けることのメリット

  • June 10, 2024
  • 3 replies
  • 933 views

先日InDesignを導入したばかりの初心者です。

 

Webで公開されているサンプルをダウンロードしたところ、全てのページにおいて

1ページ全体をepsファイルに変換したものが貼り付けられていました。

 

入力したテキストや貼り付けた素材をそのままにしておくのでなく、ページ全体をepsファイルに変換して貼り付けするメリットは何なのでしょうか?

また、この方法は出版業界の主流なのでしょうか?

 

ご意見いただけると幸いです。

    This topic has been closed for replies.
    Correct answer ajabon grinsmith

    少しつっけんどんに回答してしまったので、「メリット」についていくつか足しておきます。

     

    まず、「ページ全体をファイルに変換して貼り付けする」行為。

    これは大半がIllustratorで作られたデータだったりします。Illustratorで作るほうが有利な場合、Illustratorしかスキルがない場合、いろいろありますが、InDesignのページ機能だけを使いたい場合によく使われる手です。

    入稿先から「InDesignデータで入稿してください」と言われてこれをやられる場合もありますが、そのデータを受け取った入稿先がどんな顔をするやら、です。

    ここにはeps形式としてのメリットはありません。

     

    あえてeps形式を選ぶ理由に、

    ●入稿先の指定による

    ・知識が古いままだから

    ・明示的に透明オブジェクトをなくしたい

    ・明示的にオーバープリントを破棄したい

    などがあります。

     

    上記 ● についてはもう仕方がないところです。

    ほかでは、eps保存時にオーバープリントを破棄できるのは現在残された唯一メリットといえると思います。

     

    こんなデータを、

    保存時こうしておけば、

     

    配置先のプレビューはオーバープリントがかかって見えてしまいますが、

    オーバープリントプレビューではしっかりノックアウトされています。

    これはai形式の保存オプションにもぜひ欲しいですね。

    3 replies

    ajabon grinsmith
    Community Expert
    ajabon grinsmithCommunity ExpertCorrect answer
    Community Expert
    June 11, 2024

    少しつっけんどんに回答してしまったので、「メリット」についていくつか足しておきます。

     

    まず、「ページ全体をファイルに変換して貼り付けする」行為。

    これは大半がIllustratorで作られたデータだったりします。Illustratorで作るほうが有利な場合、Illustratorしかスキルがない場合、いろいろありますが、InDesignのページ機能だけを使いたい場合によく使われる手です。

    入稿先から「InDesignデータで入稿してください」と言われてこれをやられる場合もありますが、そのデータを受け取った入稿先がどんな顔をするやら、です。

    ここにはeps形式としてのメリットはありません。

     

    あえてeps形式を選ぶ理由に、

    ●入稿先の指定による

    ・知識が古いままだから

    ・明示的に透明オブジェクトをなくしたい

    ・明示的にオーバープリントを破棄したい

    などがあります。

     

    上記 ● についてはもう仕方がないところです。

    ほかでは、eps保存時にオーバープリントを破棄できるのは現在残された唯一メリットといえると思います。

     

    こんなデータを、

    保存時こうしておけば、

     

    配置先のプレビューはオーバープリントがかかって見えてしまいますが、

    オーバープリントプレビューではしっかりノックアウトされています。

    これはai形式の保存オプションにもぜひ欲しいですね。

    Participant
    June 11, 2024

    オーバープリントの破棄については初めて知りました。

    図解も入れてくださって非常にわかりやすいです。ありがとうございます。

     

    また、入稿先からするとページ全体をファイルに変換して貼り付けする」行為は嫌がられるものなんですね。

    「ページの一部にイラレ等で作成した素材(epsやpsd)を貼り付けする」ことは私もしていたため、全く意識していませんでした。

    入稿後の流れについて考える機会が少なかったため、勉強になります。

    assause
    Community Expert
    Community Expert
    June 10, 2024

    PDF/X-1aベースのワークフローを前提に不透明関連を一切使わずに運用するときに安牌になるようにするとか、Adobeアプリケーション以外でのPostScriptワークフローが混在するようなケースくらいでしょうか。

    今となってはそのような縛りがあるかどうかくらいしかないとは思います。

     

    こちらにPDF&出力の手引きという、印刷用データ作成のための公式文書があるのですが、EPSは「従来一般的であった EPS 形式は現在のワークフローには適していません。特別な場合を除き、EPS 以外のファイル形式をご利用ください。」との記載があるくらいです。

    PDF/X-4のワークフローが構築できる状況であることと同時に、不透明周りの処理を行う場合にその処理に対応しないことや組み合わせることで意図しない結果になりうることがあるので、逆にトラブルになりうることもありえます。

     

    ただしなんですが、個々の環境においては、このような情報のアップデートが行われていないことによって、EPSを未だに問題ないとしてしまっているケースもあります。

    そのような場合には現在でもEPSにしているなどもありますが、EPSにした時点で不透明関連の処理はラスタライズ処理されてますから、処理方法次第ではその時点でデータが意図しない劣化を起こしていることもあったりします。

     

    Participant
    June 11, 2024

    epsファイルはワークフローで縛りがあるときに使われるくらいの感覚なんですね。

    印刷データにまで目が向いていなかったため助かりました。

    また、参考資料の共有ありがとうございます!じっくり読んで勉強させていただきます。

    ajabon grinsmith
    Community Expert
    Community Expert
    June 10, 2024

    それがよくない見本であることはお察しの通りです。

    メリットは、無理に探せばないこともないのですが、今さらこの知識を身につけるメリットはほぼありませんです。