映像編集でのストレージの管理は、人(仕事)によって適切な方法は変わってくると思いますが、私の場合を書いてみます。
まず、基本的にパソコンの中には編集に使うデータは保存しないようにしています。
Windowsデスクトップの環境では、CドライブにOSとアプリ、Dドライブにキャッシュを保存する設定にしています。
MacBook Proの方は、元々編集用に買ったものでは無く256GBしかないので、OSとアプリでいっぱいいっぱいになってしまっています……。
編集データについては、クライアント毎に外付けSSD(原則1TB)を用意し、作品ごとにフォルダを作成し、その中にプロジェクトファイルを保存しています。
(素材量が多い作品では、1作品で1個のSSDを使うこともあります。)
映像や音声などのメディアファイルは、それぞれフォルダ分けしてプロジェクトファイルと同じフォルダにすべて保存するようにしています。
効果音など使いまわしするものも、保存している場所から直接読み込むのではなく、それぞれの作品のフォルダにコピーしてからプロジェクトファイルに読み込みます。
そして、毎回作業完了後にNAS(編集室内LANの特定のパソコンのみからアクセスできる設定)に「差分コピー」でバックアップを取っています。
プロジェクトファイルは、ファイル名の末尾にその日の月日の数字を入れています。その日の作業を終えたらファイルを「読み取り専用」にしておきます。別の日に作業の続きをするためそのプロジェクトを開いたら、すぐに別名保存でその日の日付に書き換えて保存します。
文字で書くとややこしいですが、要は万が一プロジェクトファイルが破損したり自動保存が失敗しても、前回作業日のプロジェクトファイルは必ず残るという運用です。
以上のような方法ですと、作業完了後はそのままSSDを保存しておけば、後日改訂があってもすぐに対応できます。
また、何かしらの理由で編集データ一式を他者(他社)に渡す必要が出た場合も、作品のフォルダを丸ごとコピーするだけでOKです(素材の権利などは注意する必要があります)。
同じ期間に複数のクライアントの作業を慌ただしく交互に行うことになっても、クライアント毎にSSDを分けているので、うっかり別クライアントの作業フォルダにデータを入れてしまったというミスもありません(そもそもやってはいけないミスですが^^;)。
そして、万が一作業用のパソコンが壊れても、別のパソコンに外付けSSDを繋げばすぐに作業を再開できます。
外付けSSDが壊れた場合には、NASのデータを使って作業を再開できます。
以上は、比較的短い期間での保存についてでした。
もっと長いスパン、例えば5年、10年、あるいはそれより先まで保存となると、考え方が変わってきます。
ysnrnemoさんもお書きになられている通り、SSDをはじめ各種メモリーカードやHDDなどは、長期保存には向いていない記録メディアです。
業務でしたら、LTOというテープにアーカイブということも視野に入ってくるのですが、かなり高額なシステムになってしまうので小規模な制作現場では現実的ではないと思います。
私は、長期保存が必要なものはBlu-rayディスクに焼いておくという方法をとっています。しかしながら、光学メディアの市場は先細りしていて、今後は別の手段も考えなくてはならないのかなぁと漠然と考えております。
【追記】
すみません、1年前に以前全く同じ内容をRyo_125さんに返信していたことに気づきました。
解決済み: 編集データは外付けSSDに保存できないですか? - Adobe Community - 14274507
1年経った現在も、SSDやHDDの価格の上下はありますものの、大容量BD-Rの行末が不安なこと(SONYが生産終了予定)以外は、概ね状況は変わらないのではないかなと思います。