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AfterEffects(CC2017.2)で1分30秒の動画をレンダリングしたところ、予想時間が10時間と表示されました。
この長いレンダリング時間をどうにか短縮できませんでしょうか。
タスクマネージャからパフォーマンスを確認すると、CPU使用率が10%程度しか使われておらず16スレッドあるうちの1スレッドのみが100%使用されており、残りはほとんど働いていないようです。
また、同じようにMedia EncoderにてH264で書き出す際にもCPUは10%程度しか使用されず、メモリも20%程度です。
・書き出し形式
1920x1080 30fps QuickTIme ドラフト画質、解像度はフル。形式オプション:アニメーション。RGBチャンネル数百万色、カラーは合成チャンネル(マットあり)
・レンダラー CUDA
・PCスペック
OS:Windows10
CPU:Corei7 6900K 3.20GHz
RAM:64GB
GPU:QuadroM4000 4GB ドライバWDDM2.1
レンダリングに時間がかかり大変困っています。
ご教示いただけると幸いです。
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CPUの稼働率が悪いのは、マルチコアに対応してないためです。
CC2015(13.5)以前は「複数のフレームを同時にレンダリング」により、複数のコアと大量のRAMがあれば、CPUの稼働率は上がっていましたが、現在は1フレームづつでも効率がいい方法に変わっているようです。
After Effects CC 2015 (13.5)で使用できなくなった機能
Quadroの場合、After Effectsには当てはまりませんが、NVIDIA調べでQuadroをマルチにするとPremiere proの最終レンダリングが早くなっています。
Adobe Premiere Pro CC – さらにスピーディーなビデオ編集 | NVIDIA
After Effectsのレンダリングに時間がかかるのは、どのようなエフェクトや機能を使っているかによるので、その辺りを書き出してもらうと、良い回答も得られるかもしれません。
例えば、レイトレース3Dや3Dプラグインを使っていると時間はかかると思います。
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よくありますね。そういうこと。
AfterEffects 含め、アドビ製品はちょっとおバカなんでリソースをフルに使ってくれません。
マルチスレッドやCUDAに対応していない機能が混在しているため、何がボトルネックになっているかを見つけることが難しいです。
マルチスレッドやCUDAに対応したエフェクトだけを使ったシンプルなプロジェクトならともかく、通常のプロジェクトだとマシンスペックを上げたところで、宝の持ち腐れになることが多いです。
仕様だと思って諦めた方が良いです。
(重いエフェクトは極力使わないようにするなど、工夫するしかありません)
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CPUのマルチスレッドで複数フレーム同時にレンダリングするスクリプトが販売されています。
よかったら、デモ版で動作を確認してください。
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Adobe製品向けに最適化したパソコンの販売をやっておりますので回答させていただきます。
レンダリング時に、CPUの負荷が低い理由は、必ずしもCPUでレンダリングしないからです。
GPU(グラフィックスカード)でレンダリングする場合にはCPUの使用率は低くなります。
ただ、今回の場合のように1分30秒の動画をレンダリングで予想時間が10時間となるのは異常です。
Adobeソフト側の問題では無いと思われます。
編集でお使いになっているエフェクトのプラグインで、サードパティ製のプラグイン使ってませんか?
それが、マルチコアやGPU処理に対応していない古いバージョンの場合は、レンダリングが遅くなります。
一度確認した方がよろしいですよ。
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これ、同じ現象の経験あります。メモリが足りないのが原因です。
上記のように64GBメモリ搭載の場合、9割である57.6GBまでしか割り当てる事が出来ませんが、上記タスクマネージャーを見ると、ほぼメモリをそれだけ使い切ってます。メモリ上に占めるデータ量が多過ぎる為、演算の為のワーキングメモリが取れず、CPUもGPUも作業が出来ないのです。
実際のメモリ使用量が6~7割程度となる規模でメモリ増設すれば、途端にCPUが働き出します。CPUがほぼ100%と成る場合は、逆にCPUがボトルネックになっていますので、CPUのグレードを上げて下さい。
メモリ使用量にもCPU使用量にも2割以上の余裕が出てきて初めて、GPUかHDDがボトルネックになります。そしてその場合は恐らくHDDが先にボトルネックになると思います。
上記の様に、タスクマネージャーの情報を元に、ボトルネックと成る項目を増強していった結果、Ryzen5 3500/RAM16GB → Ryzen9 3900X/RAM64GBと成り、エンコード速度が9時間 → 20分となりました。
Ryzen5 3500/16GB(メモリがボトルネック)
Ryzen5 3500/32GB(まだメモリがボトルネック)
Ryzen5 3500/64GB(今度はCPUがボトルネック)
Ryzen9 3900X/64GB(次はHDDがボトルネック)
Ryzen5 3500/16GB(約9時間)
Ryzen9 3900X/64GB(約20分)