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ロゴ制作をはじめたばかりのものです。
カラーコードを入れてオブジェクトに色をつけて保存、一旦終了し再度同じファイルを開くとカラーコードが変わってしまいます。
ドキュメントのカラー設定はCMYKでカラーの設定もCMYKで統一できております。
また入稿はCMYK予定です。
また、web上に記載されているカラーコードを使用する場合に
CMYK数値を入力すると違うカラーコードが表示されます。
改善方法教えていただければ幸いです。
また、入稿の際こちらでaiファイルを開いたときのカラーコードと相手方が同じファイルを開いた場合にカラーコードが違うのはなぜでしょうか?
こちらも教えていただけますと幸いです。
Illustrator v28.0
window 11
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>CMYK数値を入力すると違うカラーコードが表示されます
文中の「カラーコード」とは、CMYK値ではなく RGB値(#FF0000とか)など別のもののことでしょうか?
ドキュメントがCMYKモード、
カラーパネルがCMYKモード、
CMYKそれぞれの欄に 0~100% で入力
という条件で、保存して閉じてまた開いたら値が変わっていた、という話なら謎めいてきますが、
そうでなければ説明はつきます。
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ご回答ありがとうございます。
私が今回使いたいコードが
#e68d8dなのですが、、そのカラーコードをイラレのカラーパネルにCMYK値それぞれに打ち込んだ場合#de8888となります
webのカラーコードからCMYK値は探してきたので間違ってはいないと思うのですが、なぜでしょうか?
この問題を検索していると
RGB値でなければカラーコードは固定できずに自動で高い数値に変更されるとあるのですが、ロゴの入稿などでCMYKで入稿したい場合はどのようにすれば良いのでしょうか?
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#e68d8dなのですが、、そのカラーコードをイラレのカラーパネルにCMYK値それぞれに打ち込んだ場合#de8888となります
ああ、ここでWEBから拾ってきた(間違った)CMYK値を直接入れてるんですね…
正しい色をCMYKで出したいなら、まず
編集>カラー設定で、プリセットを「Web・インターネット用 - 日本」に変えてください。
RGB作業用スペースを、WEBで使うカラーコードが想定しているプロファイルのsRGBにします。
そのあと、カラーパネルのカラーコードを入れる欄に直接e68d8dと入れて、イラレにCMYK値を計算させてください。
カラー設定でRGBプロファイルをsRGBにしておかないと、先に書いたようにRGB→CMYKへのプロファイル変換が行われますから、出てくるCMYK値も変わってしまいます。
▼カラー設定がAdobe RGBの場合と、sRGBの場合。同じRGBでもプロファイルによって表現色が変わるので、その色からCMYK変換すると値も変わります。
で、このピンク色ですが…
先に書いたように、CMYKの色を担当するCMY全てに微妙な値が入っているため、おそらく印刷ではあまり思ったようには出ないと思います。くすみがちになるでしょう。
数値を整理して、少し鮮やかになるように…印刷でのブレに対応できるような色を改めてCMYK値で直接指定したほうが良いかと思います。
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カラーコードはRGBそのものだからです。
RGBのR、G、B各チャンネル0〜255の10進数の数字を、00〜FFの16進数で表現しているだけのものです。
ですので、CMYKしか扱えないCMYKドキュメントで、RGBカラーコード指定は行ってはいけません。
CMYKのドキュメント上で指定したRGB値は、
①カラー設定の作業用RGBプロファイル
から
②ドキュメントが持っているCMYKプロファイルか、CMYKプロファイルが埋め込まれていなければカラー設定の作業用CMYKプロファイル
に、色をできるだけ変えないように数値変換されます。CMYK値しか扱えないからです。RGBスライダ等が使えてしまうので勘違いしやすいんですが、CMYKドキュメントで固定されるのはCMYK値だけです。
カラーコード(RGB)で「発色」を指定すると、その色をできるだけ保つCMYK値にプロファイル変換されます(下図上)
別のオブジェクトを触ってから、元のオブジェクトを触ると、CMYK値は変わらず、カラーコード欄に出てくるのは「そのCMYK値の色をRGB値で出すための数値」に、CMYKから変換された数値です(下図下)
これは双方の環境を揃えたとしても変わりません。CMYKドキュメントでのRGB指定はこういうことが必ず行われます。これが原理原則だからです。
あと、RGB値で指定してプロファイル変換されたCMYK値そのままで印刷に回すのはお勧めできません。
例えばこの数値には、K(黒)が6.3%とごく少量入っていますが、このような少量の不要色は、色を濁す原因でもあります。印刷すると思っていたよりくすむ原因のひとつが、こういったRGB値での指定をして、不要色が入ることによるものです。
そうならないように、例えばこの茶色なら無彩色で明度を落とせるKを上手く使って、CMYKのうち色のMYの二色をK(黒)で暗くする……といったCMYK値指定を行えば、ロゴのようなものでも、どこで刷っても大きく印象が変わらないようにできます(下図)。
…まとめると、
・CMYKドキュメントでRGBカラーコード指定してもCMYK値に変換される
・CMYKドキュメントなので、RGBの数値やスライダの表示は、CMYKからその場で変換された見せかけの値である
・RGB指定で作ったCMYK値は、微妙な反対色が混ざるので(特にロゴ等では)適さない。CMYK値で直接色指定すべき
ですね。もちろん上記のリスクを踏まえた上であえてRGB(スライダ、HSB、カラーコード)を使うのもご自身の判断ではありますが、ロゴということですから……私はそのやり方は止めた方がいいだろうな、と思います。
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ちなみに……
>webのカラーコードからCMYK値は探してきたので間違ってはいないと思うのですが、
WEBで見ているCMYKの表示は、大抵間違ってますよ。
まずですね、RGB、といってもいろんなRGBがあり、「同じ数値でも色が変わります」
CMYKも同じです。同じCMYK値でも、プロファイルによって色が変わります。
逆もしかりで、同じ「見えている色」の指定をしても、プロファイルによって数値が変わります。
色を表現する値を決めるのはプロファイルなんですね。
その上で、WEBで見せているCMYK値、これはプロファイルを使わず、単純な計算式で出したものがほとんどです。これを使うと、RGBとCMYKはまるっきり違う色になります。
プロファイルを使っていない、いい加減なCMYK値なのかどうかを判断するには、
RGBの値に200、200、200と同じ値を入れてみて、CMYKが例えば 0、0、0、26 とKのみの数値になっていたら、全く使えないCMYK値です。信用してはいけません。
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ちなみに、
もしもよろしければなのですが...ご回答いただければ嬉しいのですが、
ネット上の原色大辞典(カラーコードと入れると最初に出てくる)というサイトのCMYK値もいい加減な仕様になっているのでしょうか?
みなさんがカラーを決める際におすすめのサイト等あれば教えください。
よろしくお願いします。
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そのサイトの数値確認しました。
単純計算でなくプロファイル変換された数値にはなっていますが、
「どの」CMYKプロファイルか、RGBプロファイルなのかは不明ですね。
国内の印刷のJapan Color 2001 CoatedやJapan Color 2011 Coatedに適合した数値には見えませんでした。
WEB使用するロゴの色を印刷でも使いたいのでしたら、カラー設定を先のものにした上で、イラレに計算して出させ→さらに自分で調整する、のが無難でしょう。
または、印刷されたCMYKカラーチャートも「参考に」(決してそのままではなく、ヒント、参考として)使い、色を決めるとよいと思います。
※印刷されたチャートも参考にしかなりませんが、まだAmazonでも買えますから、持っていると安心でしょうね。DIC セルリング型カラーチャート / ポケットカラーチャート、でまだ買えます。
※「カラーガイド」はCMYKではない、特色のサンプルで別物です。
少なくとも、プロファイル、つまり印刷や画面色のターゲットを指定する大事なもの……が分からないものでは、色変換された値は参考程度にしかならないと思います。先のサイトもそうですね。
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Yamonov様
すーごくわかりやすい回答をありがとうございます。
まず勉強不足なのは承知の上で調べに調べていましたがどこにもわかりやすい解答がなく、Adobeカスタマーに問い合わせをしても思う解答が得られずで困っているところでした。
本当にありがとうございます。