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会社で複数人でillustratorを使用し仕事しています。
「昔のデータを開けなくなるため」という理由で、皆バージョンをillustrator2020(24.2)でそろえています。
【実際、開けなくなるんでしょうか?】このまま24.2を使い続けていては機能も新しいものが使えなくなるし、クラッシュなどして入れなおす際に以前のバージョン選択の項目からも選択できなくなっています。
どなたか、ご存知であれば【昔のバージョンで使う事のデメリット】を教えてください。
最新版にするのも何か不具合が起きそうで嫌なので、せめて少し前くらいのバージョンに更新したほうが良い気がするのですが、ただ、昔のデータを引っ張ってきてデータ作成することもあるので、開けなくなるのは困るのですが。。
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
古いデータを全く開けなくなるということはありません。ただ、組版体裁が変わったりすることはあるので、どこか変更されていないかという確認は必要です。
昔のバージョンを使うデメリットとしては3つあると思います。
1つは「新しいバージョンで作成されたデータを正しく開くことができない」ということです。ですから社内で完結し、外部からデータを受け入れるということがなければ問題はありません。
2つ目は「使用しているバージョンのバグ回避のため、効率の悪い作業設計をしている可能性がある」ということです。新しいバージョンでそのバグが解消されていたとしたら、無駄な作業をしていたことになります。
3つ目は「いつまでも使い続けることはできない」という問題ですね。既に2020はインストールできませんので、完全に復元できるバックアップを取っておかないといけません。キーワードに「Win」とあるのでWindows環境だと思います。Macに比べてOSの寿命は長いのですがそれでも、OSのアップデートによって問題が発生することが全くないとは言い切れませんので。
移行先の候補としては26.3.1、26.5.3、27.6.
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古いデータを全く開けなくなるということはありません。ただ、組版体裁が変わったりすることはあるので、どこか変更されていないかという確認は必要です。
昔のバージョンを使うデメリットとしては3つあると思います。
1つは「新しいバージョンで作成されたデータを正しく開くことができない」ということです。ですから社内で完結し、外部からデータを受け入れるということがなければ問題はありません。
2つ目は「使用しているバージョンのバグ回避のため、効率の悪い作業設計をしている可能性がある」ということです。新しいバージョンでそのバグが解消されていたとしたら、無駄な作業をしていたことになります。
3つ目は「いつまでも使い続けることはできない」という問題ですね。既に2020はインストールできませんので、完全に復元できるバックアップを取っておかないといけません。キーワードに「Win」とあるのでWindows環境だと思います。Macに比べてOSの寿命は長いのですがそれでも、OSのアップデートによって問題が発生することが全くないとは言い切れませんので。
移行先の候補としては26.3.1、26.5.3、27.6.1が有力だと思いますが、個人版の場合バージョン26がインストールできるのは2023年10月9日(Adobe MAX 2023の開始直前)までと予想していますので、早めに結論を出さないといけません。
いちおう資料として次のページを提示しておきます。
PDF&出力の手引き2023
この中にある「Illustrator 互換性ガイドブック2023」で新機能を確認してください。使いたい機能がなければアップデートする必要はないかもしれません。
もうIllustratorの在版修正はありえない?
私のブログですみません。バージョンアップに伴うバグ情報をまとめたものになりますが、事実だけを捉えてください(個人の感想にだいぶ偏見が入っているので)。
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Omachiさんの件に若干の補足でしかないのですが、Ver.24で動作保証している、かつ、セキュリティサポートされるとしたOSでいえば、Windows 10しかありません。
それも2025年10月でサポート終了すると考えると、どう引っ張ってもそこが最終になってしまうと思います。
あとかなり厳格なことをいえば、Ver.24としてもセキュリティサポートが終わっているので、脆弱性に関する対応はなされない、という点は挙げられます。
プラットフォームであるOSよりは問題の影響は少ないかもしれませんが、思いついたデメリットの一つとして付け加えておきます。
インストーラーのことでいえば、グループ版ならAdmin Consoleで提供されるバージョンであれば入手できるので、特定バージョンの維持を当面行うとした場合は、インストーラーの入手は欠かせないと思います。
(もっとも、Ver.24はすでに提供は終わっていますので、今からだとVer.27か26、エンタープライズ版ならさらにVer.25まで入手はできます)
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>皆バージョンをillustrator2020(24.2)でそろえています。
複数バージョンをインストールできるのに、旧バージョンひとつだけインストールしているのは不適切でしょう。
>実際、開けなくなるんでしょうか?
2023(27)以降、Type1フォントを認識しなくなりました。開けなくなるというか、Type1フォントを使っているとファイル保存時の状態を維持して開くことができなくなるということです。
なお、異なるバージョンで開いても、どこかが変化してしまい、ファイル保存時の状態を維持できなくななる可能性があります。とくに文字組周りで変化が起きやすい傾向があります。変化しないこともあるので、これはファイルを開いてみないと分かりません。
>昔のバージョンで使う事のデメリット
在版データを「作った当時と同じ昔のバージョン」で開くのにデメリットはありません。
新規データ作成で昔のバージョンを使うのは、時代に取り残されてしまいますね。近いバージョンならまだしも、かなり昔の古いバージョンのままだと、時代遅れの古い作法のままスキルをアップデートできなくなってしまいます。例えば、CS2やCS3のまま止まっている人は、CS4で根本的に変わったアートボードの仕様を知らないままです。いざ新しいバージョンを使うときに対応できないでしょう。
在版データをいじるような仕事で、なるべくトラブルを抑えたいのでしたら、以下が落とし所ではないでしょうか。
・古いバージョンは可能な限りインストールしておく
・新規作成で使うメインのバージョンは、ひとつ下のバージョンにする(今なら2022(26)にする)。そしてメインのバージョンを1年ごとに繰り上げる
・最新バージョン(今なら2023(27))は、インストールしておいても良いが、新規作成の仕事で絶対に使わない
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皆さまありがとうございました!
皆様の意見を参考にバージョンをアップさせていこうと思います。