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Illustrator2024v28.71(Windows10)を使用しています。
ラスタライズ効果の設定について質問です。
印刷会社の印刷時のトラブル回避のため、不透明度を多用したデータ、ドロップシャドウ等の効果を使用されている場合、ラスタライズを行いデータ作成する必要があります。
入稿用データはPDFです。
データ作成する際に、上記効果がかかった箇所(文字・オブジェクト)のみを選択して、ラスタライズをしたら不透明箇所がベタ塗りに変換されてしまいました。
次に、不透明オブジェクトの下に画像があるので、それらを含めた全てを選択しラスタライズを行ったら、透明オブジェクトはそのままの形でPDFに吐き出すことができました。
ラスタライズの効果設定
カラーモード:CMYK
解像度:350ppi
背景:透明
特色のチェックはなし
アンチエイリアス:アートに最適
です。
この様になる原因をご教授頂けましたら幸いです。
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28.7.1自体が複数の不具合があるので、28.7.2にしてからの確認でどうでしょうか。
また、今回の場合、PDF/X-4での入稿で済むような気がしますが、どうでしょうか。
それであれば不透明関連は保持してそのまま入稿できます。
(PDF/X-1a指定の可能性もありますが、入稿仕様が古いだけということも結構あります)
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ご回答ありがとうございます。
書き込み忘れていましたが、PDFのプリセットは「PDF/X-1a指定」です
調べましたら、おっしゃる通りPDF/X-1a は透明効果には対応していないとありました。
ご教授頂きました、ヴァージョンアップの件ですが、アップデートしみたのち再度試したいと思います。
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現状で運用している出力機のRIPはほぼAPPEのはずなので、PDF/X-4での入稿はできると思います。
一度出力側(の、できれば実際に出力されてる方)に確認してみてはどうでしょう。
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「オブジェクト > ラスタライズ」の実行時に、設定の「背景」が「ホワイト」になっていたのではないでしょうか。 背景を「透明」にする必要があります。
余談ですが、28.5~28.7.1はバグが頻発していたので、28.7.2(または28.4.1)をおすすめします。
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ご回答ありがとうございます。
>「オブジェクト > ラスタライズ」の実行時に、設定の「背景」が「ホワイト」になっていたのではないでしょうか。 背景を「透明」にする必要があります。
こちらの設定ですが、背景は「透明」に設定していました。
ですが、投稿時に画像添付したとおり、不透明箇所のオブジェクトはベタ塗りになってしまいます。
ヴァージョンアップをする必要がありそうですね。
ありがとうございます。
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う〜ん、不透明度を持ったオブジェクトを背景透明でラスタライズかけると各ピクセルのアルファマスク情報が保持されるんですけど他のドキュメントでも同様になりますか?
基本的に不透明度の問題を回避したい場合というのは不透明度を設定したオブジェクトと下にあるオブジェクトの関係も考えて処理しなくてはいけません。上のオブジェクトだけをラスタライズしてもオブジェクトが画像に落ちるだけで、不透明度の情報はコントロールできる状態でなくなりますが、依然として残ったままの状態になり、別のリスクに差し替えたままの状態になります。
現在主流のワークフローでは不透明度に対応するにはPDF-X4による入稿を基本としますが、正しく設定しておけばトラブルが生じることはありません。下版時のラスタライズ処理は不透明度に起因する問題とはまた別のリスクを生じさせることにも繋がりますのでデータ入稿時のファイルフォーマットの問題と合わせて印刷業者と再度すり合わせを行うべきかと思います。
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ご回答ありがとうございます。
>不透明度を持ったオブジェクトを背景透明でラスタライズかけると各ピクセルのアルファマスク情報が保持されるんですけど他のドキュメントでも同様になりますか?
他のドキュメントでも試してみましたが、同様の結果になりました。
ただ、透明効果を使用したオブジェクトのみを選択したので、下にあるオブジェクトも選択しラスタライズをかければ、透明効果は維持されました。
>不透明度に対応するにはPDF-X4による入稿を基本としますが、正しく設定しておけばトラブルが生じることはありません。下版時のラスタライズ処理は不透明度に起因する問題とはまた別のリスクを生じさせることにも繋がります
上記ご意見を頂戴しましたが「下版時のラスタライズ処理は不透明度に起因する問題とはまた別のリスクを生じさせることにも繋がります」
とは例えばどういったリスクが生じますか。
別のご質問で大変恐縮ではございますが、ご回答頂けますと幸いです。
また、データ入稿時のフォーマットは一度業者に確認してみます。
宜しくお願い致します。
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ご回答頂きありがとうございます。
おしゃる通り、ラスタライズしたことにより、フォントはビットマップ化され画像となるので、シャギーのように、ギザギザになります。ダウンサンプルしているのですね。納得しました。
ありがとうございます。
また、今回の質問内容と若干る質問になりますが、下記の内容もご教授頂けましたら幸いです。
ラスタライズ後の文字の劣化を避けるという事で、ドロップシャドウをかけた箇所に「アピアランスを分割」を使う事もあります。
ラスタライズとの使い分けも若干あやふやです。
度々申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
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目的から考えると,透明効果の及ぶすべてのオブジェクトを一括でラスタライズしないとダメなので,その結果でよいのではないでしょうか。ラスタライズ後にベタ塗りになるのは,たぶんオブジェクトの描画モードが乗算から通常になったからだと思います。不透明度は100のままなんじゃないかしら…?
(ちなみにお題の場合は白抜き文字をラスタライズする必要ないですね)
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ご回答ありがとうございます。
>透明効果の及ぶすべてのオブジェクトを一括でラスタライズしないとダメ
やはりその様に処理しないといけないのですね。
他の皆様のご意見を元に、試してみましたが一括処理してみたらきちんとできました。
不透明度は、乗算100 で設定してあります。
頂いたご回答の中に「白抜き文字をラスタライズする必要ないですね」とありましたが、白抜き文字にはドロップシャドウや透明効果は使用していないです。ですのでこのようにご指摘頂いたのでしょうか。
ラスタライズ設定を行うものは、ドロップシャドウや透明効果を使用しているオブジェクト等に行えばよいという認識でしょうか。
度々申し訳ございませんが、ご返答頂けますと幸いです。
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「不透明度は、乗算100 で設定してあります」と書かれていますが,正しくは「不透明度は100,描画モードは乗算」です。
Illustratorではラスタライズ対象の不透明度は維持されますけど,描画モードは「通常」に変更されてしまいます。乗算自体が立派な透明効果(下の色と上の色の合成色を表示する効果)ですが,これが破棄されるためベタ塗りになる理屈です。ドロップシャドウは不透明度で表現されているのでその効果は残ります。残ってしまうので透明効果はなくなりません。上側のオブジェクトのみラスタライズしても意味がないことになり,そういう意味でも一括処理が必要だとわかります。
白抜き文字の件は,それ自体にもその上側にも透明効果が使われておらず,影響を受けないためラスタライズする必要がないということです。お題はシンプルな構造なのですぐにわかりますし,取捨選択を間違うことも少ないですが,もっと複雑なレイヤー構造だったりすると,Ten Aさんがおっしゃるように「不必要な部分の選択であったり必要なものを取りこぼしていた為に上下関係が入れ替わるといった事が起きる可能性」にもつながりますから,私もラスタライズは基本的に避けたほうがよいと思います。特に下版時にそれを行うのはなかなかに怖いです。分割線対策でラスタライズさせられてるんですかね。PDF-X4入稿可となるといいですねぇ。
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詳しくご説明頂きありがとうございます。
充分理解出来ました。透明効果を使用しているのに、ラスタライズやアピアランスの分割など十分に理解できずにいました。
ご指摘頂きました「白抜き文字」の件もご返答ありがとうございます。
皆さんにご指摘頂いたように、一度印刷会社に問い合わせは必須ですね。
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(takase さん宛のご質問ですが,さっき,なんちゃって画像をこしらえてしまったのでもったいないから貼ります(猫自慢))
考えてらっしゃるとおりです。X-1a書き出しではデータを適宜分割してから当該部分を「合成色(そういう色)」に変換してマスク等(透明を使用せずに再現する最適な処理)が行われています。PDFを超拡大表示すると,分割された境目に白い線が見えることがあります。
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ご丁寧に検証してくださりありがとうございます!(可愛いニャンコです!我が家にも少し前にニャンコいました・・・)
>X-1a書き出しではデータを適宜分割してから当該部分を「合成色(そういう色)」に変換してマスク等(透明を使用せずに再現する最適な処理)が行われています。PDFを超拡大表示すると,分割された境目に白い線が見えることがあります。
理解できました。
沢山ご教授頂いたのに、大変失礼なのですがk_takase さんへの返信にも書かせて頂いた件です。
添付しましたデータ(PDF/X-1a)は、書き出す前のラスタライズ設定等の処理は行わずPDF/X-1a のPDFへ書き出しました結果、透明効果は維持できています。こちらがそう見えるのは自身のPC環境だからでしょうか?
k_takase さんにご教授頂いたように、出力プレビューで確認したところ、「ページに透明効果が含まれる:いいえ」になっているので、透明効果はない認識です。
度重なるご質問で大変恐縮ですが、ご教授頂けますと幸いです。
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すでに他の方から回答が出ていますので補足となりますが、透明効果に対して透明を使用せずに再現する場合は透明オブジェクトと影響するオブジェクトをセットにして処理しなければなりません。
背景のグラデーションの上に白のオブジェクトを差の絶対値で配置。
分割・統合プレビュー
透明オブジェクトのみをラスタライズ
透明オブジェクトと影響されるオブジェクトをラスタライズ
疑問に思うのは、
印刷会社の印刷時のトラブル回避のため、不透明度を多用したデータ、ドロップシャドウ等の効果を使用されている場合、ラスタライズを行いデータ作成する必要があります。
入稿用データはPDFです。
PDFのプリセットは「PDF/X-1a指定」
という部分です。
本来、PDF/X-1aであれば書き出した時点で透明効果に対して透明を使用せずに再現する最適な処理が行われます。ラスタライズのみによる、このようなイレギュラーな処理がドキュメントに対して必要というのは利用する印刷会社からの指示なのでしょうか?
印刷会社に確認された方が良いと思います。
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k_takase さん
ご返答頂きありがとうございます。
また、ご丁寧に検証結果の添付もしていただきありがとうございます。
自分でも試しました。ご教授通りの結果になり納得しました。
印刷会社にPDF/X-1a のPDF書出しの件も、確認しようと思います。
また、ご回答頂いた内容に関してもご教授願えたら幸いです。
>「PDF/X-1aであれば書き出した時点で透明効果に対して透明を使用せずに再現する最適な処理が行われます」とう内容ですが、
透明箇所は書き出される際に最適な処理をされるので、透明にはならないという認識で間違ってないでしょうか?
添付しましたPDFですが、書き出す前のラスタライズ設定等の処理は行わずに書き出しましたが、PDF/X-1a のPDFも 透明効果は維持できいます。
こうなるのは、自身のPCでの表示だから透明効果が維持できている様に見えるのでしょうか
(別のPCで表示した場合は、透明効果維持のまま表示できない?)
※もう一方はPDF/X-4a PDFです
(PDF/X-4a PDFは透明効果は維持するのでこの書出し結果に問題はないかと思います)
何度も大変恐縮ですが、宜しくお願い致します。
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X1-Aは、規約として透明効果を持てません。したがって、透明効果の結果を一つのものとして合成して再現します。
X4は透明効果を持てるので、透明属性をもつ上のものと、下のものの二つで表現されます(元のデータ通り)。一見見た目は似ていますが、全く異なるものになっています。
X1-Aのように透明属性を持たないと、データが多数のパーツに分割され、境界線が発生してしまうこともあります。
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ご回答頂きありがとうございます。返信が遅くなりすみません。
X1-A とX4 の特質も理解出来ました。
X1-A でPDF を作成しなくてはいけない場合は、特に注意が必要ですね。
一度印刷会社にも確認をしてみようと思います。
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Acrobatの出力プレビューでページに透明効果が含まれるかどうかを確認してください。
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ご返信が遅れましてすみません。
出力プレビューで確認したところ、「ページに透明効果が含まれる:いいえ」になっているので、透明効果の箇所はないと思います。
色々とご教授頂きありがとうございます。