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Windows 10 でIllustrator で頁物も制作しています。
ver.はCCv28.6です。
Ilustratorに貼りこむデータはphothopで作成し、形式は.epsにしてイラレに貼りこんでいます。
.psd形式でIllustratorにリンク画像として貼りこむと、ファイル自体の容量が重くなってしまうのは必須です。
それを避けたいので、.psdにはしていません。
ファイル容量が重くなるのは仕方がない事だと思っていらっしゃいますか?
.eps形式は古く(私自身epsで貼りこむのが主流の時代です)、Adobeもepsの使用は非推奨なのは理解しています。
.eps形式時代から仕事をしているので、古いものだと今一理解できずにいます。
今は.psdで保存してから画像配置をするのが常なのでしょうか。
ご意見頂けますと幸いです。
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製版オペレーター経験ありの制作・組版業です。
以下、100%の私見です。
大きくは透明効果の有無ですが、使われる場合、出力時にEPSは非対応なためたいへん不利となります。
制作まではいいとしても、出力工程が無用な苦労をさせられる場面がとても多いです。
データなりにファイル容量が増えたほうが遥かに安全です。
Illustratorオブジェクトに限らず、画像の切り抜きに関してもクリッピングパスだけに頼る時代は終わりました(私見です私見)。
ハードな輪郭でできた商品画像などはパスで切ったほうが画像解像度の影響もなくいいこともありますが、
とくに人物の髪の毛などは透明ピクセルのほうが断然自然ですし、何よりラクですね。
仮に透明効果とは無縁の制作物ばかりだとして、
出力側にはEPS全盛の時代が過ぎてから業界入りしてきた人材もおり、
その特性を把握できていない可能性もあります。
この手のことに端を発するトラブルは最終工程が責任を追わされるケースが多いです。
デザイナーが提出した不完全データの出力見本ではきれいに出ている場合、クライアントは製版・印刷工程の腕が悪いという判断をしがちなためです。
ひとえに、自己の環境や作業の重さをとるか、成果物の安全性をとるか、かと思います。
これはmacOSの話ですが、現行バージョンSonomaの1つ前、Venturaから、PSとEPSがサポート外となりました。
Mac で .ps ファイルや .eps ファイルを表示する
EPSを使い続ける人はもうMac使うな、ぐらいの勢いがあるニュースでした。
出力業界隈がこれでMacをやめてWindowsにこぞって移行するようなことには、すぐにはならないと思いますが(旧環境の保持がマストなので)
少なくとも、入稿データがEPS満載だったら悲鳴か舌打ちのどちらかでしょうか…
ファイル容量の話でいえば、EPS形式がおしなべて軽いわけではなく、
保存オプションのエンコーディングにJPEG/最高画質を採用しているためではないでしょうか。
現状、それならJPEG形式の画像を使ったほうが風通しがよいように思います。
CMYKカラーにも対応してる点、iccカラープロファイル埋め込み可能な点、Illustratorならクリッピングパスにも対応している点(すごくすみません、ここだけ大嘘でした!)。とくに問題ないかと思いますが(ここはTen Aさんの言うとおり角版でのみ使用、が落としどころですね…)
利点・難点をしっかり把握した上で、後工程にも面倒をかけない確信がある状況であれば、まだEPSで運用していてもいいんじゃないのとは思います。
いずれはRIPがEPSをサポートしなくなる未来もあるかもしれません(私見です)が。
以上、どうもお目汚しでした。
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ご返信ありがとうございます。
製版オペレーター経験ありの制作・組版業
をされていたという事ですが、大変詳しくわかりやすいご返答に感謝します。
・ファイル容量
のお話ですが、確かにeps保存時に下記オプションを採用しています
【保存オプションのエンコーディングにJPEG/最高画質を採用している】
epsのファイル容量の件は理解できました。
また、頂いたご回答に関しましてもpsd形式の方が良いという事も把握できました。
ありがとうございます。
一点今回の案件とは別になり大変失礼なのですが、頂いたご回答の中にありました
・JPEG形式の画像を使ったほうが風通しがよい理由として
CMYKカラーにも対応してる点、iccカラープロファイル埋め込み可能な点
を上げておりますが、JPEG形式はRGB対応だと思っていましたが、CMYKカラーにも対応しているとういう事は、photoshopでRGBからCMYKへの変換が可能ということでしょうか。
別件のご質問になり申し訳が、ご教授頂けますと幸いです。
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>JPEG形式はRGB対応だと思っていましたが、CMYKカラーにも対応しているとういう事は、photoshopでRGBからCMYKへの変換が可能ということでしょうか
これについては是非、お手元で実際にご確認ください!
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さきほどのなっがい返信に訂正を入れましたorz 本当に非常にすみません。
JPEGのクリッピングパスが生きるのはInDesignのほうでした。
InDesignいいですよ(苦しい勧めかた)
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わざわざ訂正のご連絡ありがとうございます。
InDesign 昔~ 使用していたのですが、当時から苦手意識が強かったので、今えも便利だと理解しつつも使用するのに足が遠くのが本音です。
便利ですよね。。。特に頁物には
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わたしはPSDとJPGで運用しています。オブジェクトを抜く場合はPSD、角版で取り扱うものはJPGという選択です。クリッピングパスで抜くよりレイヤーマスクで処理するほうが融通がきくし品質も高いです。
容量増加はPDFワークフロー上の流れで必要なものです。様々なリスクの事を考えるとPDF互換はONでの運用が基本になります。そこではEPSの優位性は存在しません。幸いなことに最近のストレージの入出力は高速です。その恩恵がファイル容量の増大という部分を補ってくれます。
元々EPSは他の形式に比べてオーバーヘッドの大きいファイル形式で透明サポートもありません。また、各アプリケーションやOSも徐々にサポートを外している状況です。そろそろワークフローを刷新する頃合いですね。
と、まあ、頁物はInDesiginを使ったほうが良いのではないかと思います。
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ご返答頂きありがとうございます。
PSDとJPGを使い分けていらっしゃるとのこと。
そういった方法もありますね。
確かに、最近ではクリッピングマスクよりレイヤーマスクで処理することが多いです。
容量増加の件も致し方ないことですね。納得しました。
また、頁物も数ページの事がほとんどでInDesigin の使用も検討していますが、今のところイラレでコト足りている感じです。
ご教示頂きありがとうございます。
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良いテーマの投稿だと思いました。旧来のワークフローでガチガチに固めた工程であれば現在もEPSは現役です。
EPSのJPG圧縮はJPGファイルにEPSのヘッダをくっつけた構造になっています。なので、容量的にはJPGの方が少し有利です。もちろんajabonさんの投稿にもあるようにCMYKモード、ICCプロファイルをサポートしますまた、クリッピングパスも保存できるのですが、IllustratorはJPGファイルのクリッピングパスをサポートしません。(InDesignはサポートしますが…)
ということなんで、JPG運用は切抜きが無い場合はEPSとほぼ同様の扱いが可能です。
PSDのレイヤーマスク処理はIllustrator上の透明処理やアピアランス等のフィルター処理と親和性が高いものです。そういった点も容量という部分に目を瞑ってでも利用する意味があったりします。
ワークフローを無理に切り替えてしまう必要はありませんが、OSやアプリケーションがサポートしている現状のうちに、先を見据えて色々試されると良いのではないでしょうか。
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eps形式にお世話になっている時代からの今です。
ですのでpsd形式が主流になっている事への理解が不足しています。
ですが、今回コチラに投稿して頂いた回答を読み、理解ができました。
Ten Aさんが JGPとPSDを使い分けいる理由も詳しく教えて頂き、より納得度があがりました。
自分の知識が追い付いていないのが良く分かりました・・・
おっしゃる通り、先を見据えて色々試してみます!
ありがとうございました。
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今回ご質問した内容からまたまた外れてしまい申し訳ありません。
ご回答頂いた中で、JPG形式も使われているという事ですが、保存時のオプションについてお尋ねしたく投稿しました。
印刷用として使用する画像を作成する場合、オプションで画質を選択できます。
当然、画質を落とすとJPGの場合画像劣化するので、最高を選択するかと思いますが(劣化しないギリギリの画質を選択する場合もあるかと思いますが) そのようにしておられますでしょうか?
また、別のコミュニティでも見かけたのですが
phothopでの【ICCプロファイルの埋め込み】はどのように処理しておられますか?
別スレッドを立ち上げずに、こちらに書き込んでしまい失礼致しますが
ご教授頂けますと幸いです。
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CMYKの画像でしたらJapanColor2001が基本になると思いますが、カラマネが同期された状態で運用しているのであれば必ずしもプロファイルを埋め込む必要はありません。
JPGの品質は最高品質をお勧めします。これを選んでも生データの1/10程度に圧縮されますし、2〜3回の開いて保存を繰り返したとしてもノイズの影響は小さいです。JPGデータは繰り返し編集を行うとブロックノイズが増大しますので複数回の編集処理が必要な場合はTIFFやPSD等の可逆圧縮されるファイルフォーマットを利用してください。
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カラマネは同期しているので、その場合はプロファイルを埋め込む必要がないのですね。
ご教授頂きありがとうございます。
また、JPG品質の件も私が認識している事と相違ありませんでした。
ご丁寧にありがとうございました。
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一応ですけど「PDF&出力の手引き」は見ておいた方がいいとは思います。
また現状では出力環境がAdobe PDF Print Engineが標準と考えると、CPSIベースの運用をどこまで引っ張るのか、という課題がどうしても出てきます。
配置するソフトによってはレガシーとしてeps基準になることがあるとしても、Adobeアプリケーション内で完結となると、PostScriptベースの処理をどこまで利用するのかという点は出てくるところなので、関係者含めて認識をアップデートすることも必要になるかと思います。
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ご回答ありがとうございます。ご返信が遅くなりすみません。
「PDF&出力の手引き」は目をとおしました。
恥ずかしながら、そのような手引きがあったことも知らなったです…
おっしゃる通り、CPSIベースの運用をどこまで引っ張るかの課題があるなと、ご回答頂いた後に調べてそう感じました。
実際、今私が印刷を出しているところは.epsも対応しています。
ですが、今回皆さんのご回答やAdobeサイドの対応を改めて理解し、Adobe PDF Print Engineが標準…
コチラに移行した方が良さそうだと感じました。
おっしゃる通り、認識をアップデートすることも必要ですね。
ありがとうございました。
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頂いたご回答、またこちらが質問した内容とずれてしまう内容になってマタマタ申し訳ありません。
PDFの話がでたのもあり、もう一点質問させて頂けましたら幸いです。
Illustrator にpsd形式の画像を配置し、PDFを書出し。
その際、.psdをリンク画像として配置していた時下記の様な現象になると、別のサイトでみまけました。
こういった事は、やはりおこりえるのでしょうか。
また、リンク画像をpsd形式ではく、jpgをリンク画像として配置していたらこの事象は起こらないのでしょうか。
私がずっとepsを扱っていましたし、暫くレーザープリンターからの出力をしていない為、実際に試すことが出来ずのご質問になり申し訳ありません。
ご教授いただければ幸いです。
・別サイトで見かけた事象
【AiをPDFで書き出してレーザープリンタで出力したときに、EPSはリンクでもいいけどPSDは埋め込まないと階調が反転してしまうことがあるので、出来るだけEPSを使うように】
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それは過去の例外で、今そういうことは聞きません。
過去にバグとしてあったり、出力設定がおかしかったりしたものがそのまま言い伝えられていたりすることがありますが…epsでも、epsを貼り込んでPDF出力するとPDF上で階調反転する…というような「例外」が起きますよ。どんなデータでも不具合は何かしら起きますが、業界はpsdでの知見を既にたくさん溜めています。数十年前のepsの頃と同じように、です。
・epsを使い続ける理由が、「CPSI使用の印刷会社に入稿する場合であっても」ほぼない
という前提で動いてください。新しいアプリケーションでepsサポートが縮小・削除されている中で、印刷会社も古い出力機を使っていてもアプリは新しいものだったりします(相当に古いアプリを使い続けている所ももちろんありますが)。
psdでの運用に関してですが、リンク、埋め込みどっちでもいいんですが、psdファイルには「互換性を優先」設定で統合画像を埋め込むようにしてください。Photoshop環境設定>ファイル管理>互換性を優先を「常にオン」です。
そうしないと、aiやidがpsdファイルを独自に解析して表示しなければならなくなります。重くなるし、バージョンが隔たりすぎていると↑のような現象も起きたかもしれません。
で、この互換性を優先には問題もあります。通常は大丈夫なんですが、透明付きのPSDファイルを「Mac版のIllustratorに配置してPDF/x-4にする」と透明部分の周辺に色が付く、というバグがあります。その際にのみ、互換性をオフにします。これはWindows版では発生しません。
………といったPSD運用の知見を、eps運用のときと同様に溜めていく必要がある訳ですね。
ただ、普通は問題にはなりません。特殊な「例外」がある、というだけです。なのでそのレーザープリンタの埋め込みが云々は現状無視していいと思いますよ。
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早速のご回答ありがとうございます。
過去の例外として認識しておきます。
・psdでの運用→psdファイルには「互換性を優先」設定で統合画像を埋め込む(Photoshop環境設定>ファイル管理>互換性を優先を「常にオン」)
ご教示頂きありがとうございます。
通常は、【保存時に確認】にしていました。
・透明付きのPSDファイルを「Mac版のIllustratorに配置してPDF/x-4にする」と透明部分の周辺に色が付く
こちらの事象を聞くと【透明処理】を扱うのは簡単ではないように感じます。
私にとっては、今後 必要な知識なので大変助かりました。
まだまだ知識不足なので、今回こちらに投稿して良かったと感じます。
本題とズレた質問をしてしまい、皆様のお時間を頂戴しましてすみませんでした。
ありがとうございます!
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実際、今私が印刷を出しているところは.epsも対応しています。
出力環境が最新でも、認識と運用が古いまま止まっているようなところもあったりはします。
PDF/X-4の正式リリースが2008年ころ、一般的なCTP用RIPのAPPE対応が2010年以降から普及期に、ここ数年来リリースされている業務用オンデマンドプリンターでもAPPEはほぼ標準で搭載されているので、CPSIのみ、ということ自体が相当稀になっています。
(古い出力機所有としても、逆に相当の年数経過してる、ということになるので、むしろリスクのほうが高い可能性もあったりします)
レガシーから運用変更するメリットがないと思い込んでいたり、運用変更の手間を嫌がる、実は細かいトラブルが起きているけど気づいていない、などもあるかもしれません。
改めて状況の確認、関係者での認識合わせを再度行うきっかけにしてはどうでしょう。
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ご返信が遅くなり申し訳ありません。
印刷に出す際もPDF入稿をすることも多くなってきました。
その場合は、今回コチラに投稿した内容も含め.eps形式ではない方法での、データ作成をする方が良いと感じました。
assauseさんがおっしゃる通り、状況確認をする良いタイミングだと思いました。
何度もご教授頂きありがとうございます!