Illustrator CCで線の塗りを多用したデータのパフォーマンスが低い

[ykamei]

環境

Illustrator CC 22.0.1

macOS 10.11.6 / Core i7-3740QM / GeForce GT 650M 1024MB

GPUパフォーマンス オン

お世話になります。

上記の環境で線に塗りを多用したデータを作成していたのですが

開いたり拡大縮小、銭の塗りの色を変更したりすると非常に遅い(手のひらツールでスクロールするだけで10秒以上かかる)ため

他の環境で再現するか、また設定などで改善する方法をご存じの方がいらっしゃればお伺いしてよろしいでしょうか。

https://app.box.com/s/vdln0mmkv375zv881illswx6ubcwmooa

(一応ウィルス対策ソフトでチェック済みですが念のためご自身でもチェック下さい)

もともとwindowsのCS6で作業していたのですがその時はほとんどストレスを感じること無く快適に操作できておりました。

今はその環境は手元にないのですが、 Radeon HD 7570 を積んでいたはずです。

お手数おかけしますが宜しくお願い致します。

[noellabo]

GPUプレビューを使わず、CPUプレビューで表示してみてください。

以前のディスカッションで同様の問題が発見されていますが、解決しておりません。

Re: 今更なんですが、Ai CC 2015になってから動作重くないですか？

[ykamei]

返信ありがとうございます。また、頂いたリンクは投稿前に拝見しておりまして、

添付されていたファイルは手元の環境では快適に操作できたため、

原因は別でディスカッションも分けたほうが適当なのではと判断しました。

CPUプレビューも試しましたが、GPUプレビューよりは速いものの

以前のwindows機のような軽快な操作性とはかなり差があります。

引き続きお心当たりなどありましたらお知らせ頂けると助かります。

宜しくお願い致します。

[assause]

少し確認しましたが、動作だけで言えば個人で利用しているメインマシン＋GPU ONが一番速かったです。

（Windows 10/Core i7-6700HQ/GeForce GTX 960M 2048MB）

同じマシンのCS6、他のIntel HD Graphics搭載のCS6やCC 2018などでも確認をしてみたのですが、

それらではまともに動かすのも無理がありました。

ただ上記メインマシンでもこのデータに限っては正常な動作をしないことがありました。

アウトライン表示に切り替えても表示が追随しないという状態になったためです。

グラフィックドライバー（最新の388.13）が原因かもしれません。

いずれにしてもこのデータだとCS6でも正常な動作は見込めなかったことを考えると、

状態も踏まえると少々極端なデータのような気もするのですがどうでしょうか。

[ykamei]

返信遅くなり申し訳ありません。

さまざまな環境でご確認頂いたきありがとうございます。大変参考になりました。

その後、昔のwindows機を再度試す機会があったため、動作を確認したところ

表示を25%以下にするとスムーズで、拡大するとCPU相応に遅くなりました。

考えてみればCS6はGPUによる支援はまだ行われていないはずで

動作スピードはCPUパワーに依存しておりました。

それでも表示が早いのは画面の解像度が 1600x1200と今よりずっと低く

25%まで縮小表示すると今回のファイルの市松模様部分(線の塗りを並べて表現)が潰れた表示になり、

結果的に処理が省略されているのではないかと思われます。

Macの方はRetinaディスプレイ(WindowsでいうHiDPIモード)を使っており、

CPUレンダリング 25%表示でも遅く、12.5%だとそれなりのスピードになりました。

試しにIllustrator CCを「低解像度で開く」オプションを使ってRetina表示をやめたところ、

CPUレンダリング 25%表示すると比較的スムーズに操作できるため、当面はこのどちらかの方法で対応したいと思います。

ご指摘の通り、少々極端なデータであることは間違いないのですが

市松模様の色を簡単に変えたいという要望がありこのような方法を取っております。

いずれにしましても、いろいろと試して頂きありがとうございました。

AdobeさんかGPUメーカーさんに線の塗りのレンダリングを高速化して頂くのがベストではあるので

このポストが目に留まるようなことがもしあれば幸いです。

よろしくお願いします。