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Mac FinderのサムネイルでAIデータを見ると、色が大幅にくすんで表示されてしまいます。
作業環境
illustratorCC2017
mac high sierra バージョン10.13.5
普段、仕事で印刷会社にをAIデータを入稿しています。
Mac Finderのサムネイルでカラープロファイル(japan color coated 2001) を埋め込んだAIデータを見ると、
illustrator上で見た時と同じ色で表示されていると思うのですが、プロファイル を埋め込んでいないAIデータを
見ると、illustrator上で見た時より色が大幅にくすんで表示されてしまいます。
だからといって、CMYKプロファイル を埋め込んだAIデータを印刷会社に入稿すると、
色をCMYK→CMYK変換することになってしまい良くないと聞いたので、
プロファイル を埋め込んでいないAIデータを入稿したいです。
しかし、プレビューでのサムネイルがくすんでいるのでそのままプロファイル を埋め込まずにAI入稿するのが心配です。
プロファイル を埋め込んでいないAIデータをプレビューのサムネイルで見た時に、
illustrator上で見た時と同じ色で表示させたいです。
そもそもfinderでのサムネイル画像の色の仕組みがどうなっているのかを知りたいです。
解決方法があればご教授よろしくお願いいたします。
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印刷される色はプレビューのサムネール通りではありません。
データで指定されたCMYK値とそのカラー値で印刷する印刷機により決まります(かなり端折ってます)。
また、そういった「見た目の色の違い」をデータの色に近づけるためにカラープロファイルが使用されています。
ですので、Illustratorのドキュメントにはプロファイルを埋め込むことをお勧めします。
大抵の印刷会社であれば、ドキュメントに埋め込んでいるプロファイルを適切に処理します。もしプロファイルが異なっていても、カラー値だけを使用するのが(CMYKデータでは)一般的です。
そこでカラー値を変化させてしまうような印刷会社であれば、たとえ安価であっても会社を変えた方が良いと思います。
また、プレビューを確認するのであれば、FInderのサムネール(クイックプレビューを含む)ではなくBridgeなどを使用して確認することも併せてお勧めします。
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macOSのサムネイル表示は、Quick Lookも同じですし、プレビュー.appで開くのも同じです。これらはmacOSのAPIを利用して表示しています。このAPIで「カラーモードCMYKのaiファイル(の中のPDF)」を表示するときは、以下のようにしています。
一方で、Illustraorがaiファイルを開いて表示するときは、
macOSのAPIで、カラープロファイルが埋め込まれていないaiファイル(の中のPDF)の表示で色がくすむのは、利用しているCMYKプロファイルが異なる(間違っている)からです。
印刷会社では通常、カラープロファイルが埋め込まれていないDTPのファイルはJapan Color 2001 Coatedであることを前提にします。「一般 CMYK プロファイル」で印刷することはありえないと言ってよいでしょう。
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皆さんの回答の補足ですが、プロファイルを埋め込んでいるデータであっても、MacOSの処理とAdobe製品の処理ではモニタプロファイルの扱いからして違うので、環境によってはかなり違う表示になることがあります。ですのでプレビュー含むOSでの表示はあくまで確認用と考えてください。
また、FinderなどでAiが見られるのはAiにPDFが埋め込まれているためで、Macはそれを表示しているのですが、PDFの表示方法もOSのものとAdobe製品のものとでは大きな隔たりがあります。変わるのは色だけではありません。
印刷用途のデータでしたら、Adobe製品で表示しなければきちんとした確認ができないことになります。